- なんで少年法ってあるんだよ
143 :少年法により名無し[]:2012/08/11(土) 06:35:57.81 ID:zr4wDXTa0 - >>142
お前まさかどんな凶悪犯罪でも少年院送致ぐらいで済まされると思ってるのか? 凶悪犯罪については、原則逆送致されて成人同様の手続きで裁かれることになっている。 その場合、少年院送致などの保護処分では済まない。 (法律上、”再送致”の可能性がないわけではないが) お前の言うように、凶悪犯罪の再犯率に限っては成人と同じぐらいだ。 上記のように、凶悪犯は成人同様に裁かれるが、そうなると更生が難しくなる。 同じ期間収容するなら刑務所より少年院のほうが教育効果が上がって絶対いい。 期間が短くても少年院のほうが絶対いい。 ハッキリ言って、刑務所なんか入っても全く何の教育効果もない。 むしろ、悪い知りあいが出来るだけで何にもならない。 特に若い奴は組関係者など裏社会の連中に影響されやすい。 結果、そういう方向に引き込まれてしまう可能性が非常に高くなる。 それに、刑務所と少年院では社会復帰後の扱いが全く違ってくる。 懲役刑だと前科になるが、少年院送致などの保護処分なら前科にならない。 前科がついてしまうと、公務員になれないなど様々な障害が発生するが、 保護処分ではそういった傷害が一切ない。 このハンディーは非常に大きいんだよ。 その辺の事情が再犯率に大きく影響しているはずだ。 ※ ”厳罰化で犯罪が減らない”ことを見事に証明したのがアメリカで、 少年犯罪の再犯率が厳罰化によって上がった。
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145 :少年法により名無し[]:2012/08/11(土) 12:56:44.54 ID:zr4wDXTa0 - >>144
少年でも無期懲役刑になる場合がある (判例もある) ドイツの少年法を例に挙げると、 14歳以上18歳未満だとどんな凶悪犯でも最高で10年だ。 18歳以上21歳未満でも少年法が適用される場合がある
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146 :少年法により名無し[]:2012/08/11(土) 13:11:21.07 ID:zr4wDXTa0 - >>144(途中で切れた)
ドイツを例に挙げると日本とは段違いに軽いという印象を受けるが そうではなく日本の少年法が厳しすぎるんだよ。 >刑法は社会秩序の維持が最大の存在意義 ↑ その通りだ。 犯罪を未然に防ぐことももちろん大事だが、 それ以上に再犯を防止が非常に重要だ。 再犯率を下げれば犯罪発生数も下がるんだよ。 再犯率を下げずにどうやって犯罪発生数を減らすんだ? ”どんな軽い犯罪でも例外なく死刑にすれば発生数が減る”なんて言うなよ。 >再犯率が成人と変わらない ↑ これは更生が難しいのではなく、 再犯防止に向けた教育が出来ていないからだ。 軽い犯罪の場合、少年院送致などの保護処分となるケースが多い。 少年院だと再犯防止に向けた取り組みが刑務所に比べるとちゃんと出来てるんだよ。 >>143にも書いたように、 刑務所では少年に対するまともな教育効果は期待出来ないんだよ。 その点は少年院のほうが絶対いい。 それが再犯率に大きく影響しているはずだ。 同じ凶悪犯でも、置かれる環境によって再犯率が大きく違ってくる。 それに、少年院送致の事実を世間に広く知らしめるのは、 社会秩序維持という点では確実にマイナスだ。 それを知られてしまったら働けなくなって、 更生出来るはずが更生出来なくなってまた犯罪に走る可能性が高くなる。
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147 :少年法により名無し[]:2012/08/11(土) 13:20:22.41 ID:zr4wDXTa0 - >>144
死刑や無期などほんのごく一部を除いて、 みんないずれは社会に戻るんだよ。 その際に、どんな形で社会に戻すかが重要なんだよ。 刑期の長さと反省の度合いなんてのは全然比例しないんだぞ。 刑務所なんて長く居れば居るほど悪知恵が付くんだよ。 だから教育効果なんてないというんだよ。 凶悪犯が元々更生が難しいわけじゃなく置かれる環境の問題だ。 そんな状況で社会に戻しても再犯率が成人と同じ程度になるのは当たり前だ。 だから同じ期間なら少年院のほうがいいというんだよ。 ただ、ハッキリ言っておくと、 凶悪犯罪の再犯率そのものは決して高くない。 むしろ他の犯罪に比べて低い部類に入る。 窃盗や薬物なんかとは比較の対象にもならないほど低い。
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152 :少年法により名無し[]:2012/08/11(土) 22:23:24.05 ID:zr4wDXTa0 - >>150
”大津事件”のような事件は少年法の改正では絶対なくならない。 学校内でのイジメなんかどんな法改正をしても、今のような状況ではハッキリ言って減りもしない。 お前は問題の本質を完全に見誤ってる。 そもそもこれは、学校・教育関係者の「事なかれ主義」「隠ぺい体質」が招いた悲劇だ。 学校は、何か問題が起きれば管理責任を問われる。 かといって、ちょっと強い態度で指導すれば、アホな親が「虐待だ」とか何とか学校に言いがかりを付ける。 それに対して、学校が頭を下げるという情けない状況だ。 これじゃ、見て見ぬふりをしたくなるのは当然だ。 こういう体質を改善しない限り、どんな立派な法律を作っても解決しない。 少年法があろうがなかろうが、学校が事実を隠ぺいしてしまったら何にもならない。 大津事件と少年法は完全に切り離して考えろ。 強いて言えば「教育基本法」を改正して、学校側に相当に強い権限を持たせるというのもありだと思う。 決して積極的に暴力を肯定するわけではないが、 生徒間のイジメ問題や暴力行為に対して、 必要最低限の範囲で強制力を持って制圧することを教師に対して認めてもいいと思う。 昔の学校ではそんな問題は起こらなかった。 悪い奴は先生が殴るぐらいのことは普通にあったし、そんなので学校に文句を言うアホな親もいなかった。 竹刀を持ってる先生なんて普通にいたけど、そんなのが問題になったことは絶対ない。 今はそんな教育方針が通用しなくなってるから、法律上の根拠を持たせてしまえばいい。 そうすれば抗議されても「法律で決まってるから」と、堂々と反論出来る。
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