- 【荒川弘×田中芳樹】アルスラーン戦記21【別冊マガジン】
506 :作者の都合により名無しです (ワッチョイ c55f-J2t0 [180.3.32.208])[sage]:2019/09/18(水) 18:57:45.34 ID:RDUWkVFZ0 - 近年は戦争をした形跡がないチュルクとトゥラーンですら
仮面兵団のトゥラーン人とチュルク人の武将の関係は険悪だった。 ゾット族=盗賊のイメージが確立しているほどこの商売に励んできたゾットの雌犬とその手下が ギランの人たちやギラン商人にやとわれている傭兵(ゾット族と交戦経験がある人が多い)に憎まれていないわけないだろう。 凡庸な展開ではギランの人たちのゾット族への憎しみや嫌悪を薄れさせるイベントや ゾット族がギランの人たちに罵倒されたり、受けて当然の嫌がらせをされるんだが えこひいきの田中はお気に入りのアルフリード嬢やをそんなむごい目に遭わせなかったね。
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507 :作者の都合により名無しです (ワッチョイ c55f-J2t0 [180.3.32.208])[sage]:2019/09/18(水) 19:12:14.56 ID:RDUWkVFZ0 - 海賊退治でギランの住民のゾット族への嫌悪や憎悪が薄れるなんてことはないから。
ゾットの雌犬とその手下は過分な報酬を受け、無実ではないのに無罪扱いされたうえに被害者に謝罪も賠償もしていねぇんだからな。 ゾット族どころか、ゾット族を重用しているアルスラーンとナルサスにまで不満と怒りの発言が噴出するだろう。 そんな声をゾットの雌犬が知っても、自分たちの悪事を後悔することはまずないだろう。 何しろ自分が身分の差ではなく、その行いゆえにナルサスに相応しくないということをまったくわかっていないんだからな。 ナルサスが政敵からの非難攻撃を回避しその政治構想の実現を妨害されないためには、 ナルサスは可能な限りスキャンダルや道義的に問題のある行いとは縁がない生活を送る必要があるんだが、 犯罪者でありながら、政治的理由とアルスラーンの好意で 無罪扱いになっているゾットの雌犬と結婚なんぞしたら ゾットの雌犬に盛大に足を引っ張られるわ。
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509 :作者の都合により名無しです (ワッチョイ c55f-J2t0 [180.3.32.208])[sage]:2019/09/18(水) 19:20:33.49 ID:RDUWkVFZ0 - 田中先生のお気に入りのアルフリード嬢やがナルサスのためにパンケーキを焼いている時、
ゾット族に夫を殺された女性は我が子を養うために体を売っている。 アルフリード嬢やとゾット族が王都の邸宅で快適に過ごしている時 ゾット族に父親を殺された孤児は路上で寒さに凍えている ゾット族が手厚い援助を受け豊かになっているのに ゾット族に襲われた被害を回復できずにいたある商人は一家心中をした こういうことがあり得る鬼畜な設定があるくせにアルスラーン御一行が 正義感が強く、それまでのパルスより公正な社会を創ろうと努力しているとされているんだよねぇ ゾット族の悪事はあまりにも長く被害者の数も膨大なため、すべての人に 金銭的に納得できる賠償金を払えるわけないし 金よりも殺された家族を返して欲しいという被害者の望みはかなえられないよなぁ。
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510 :作者の都合により名無しです (ワッチョイ c55f-J2t0 [180.3.32.208])[sage]:2019/09/18(水) 19:35:55.64 ID:RDUWkVFZ0 - 黒衣の騎士ダリューン卿がいい子と評し、宮廷画家()ナルサス卿もそれに同意した
アルフリード嬢やは、悪事の現場をナルサス見られても悪びれず、父親の死を悲しんだのもつかの間 族長の死をゾット族の村に伝えることすらせず、ナルサスのストーキングを開始。 次期族長に指名されていた自分の立場も、彼女の身を案じる一族の事も重視していませんでした。 この素敵なアルフリード嬢やがその生涯においてゾット族の被害者に 一言の謝罪の言葉も銅貨一枚の賠償金も支払わなかったのは言うまでもありません 宮廷画家()ナルサス卿が魔酒を飲まされて操られていると知りながら 蛇王の眷属と貶めたレイラは、富と権力におごるオクサス領主の甥に 勇敢に立ち向かい、魔酒に蝕まれながらもジャライルにねぎらいの言葉をかけ、気持ちよく送り出しました。 レイラはたった一つ麗しの雌豚様より優れていたとされていた才能を後付で取り消され、 誰からの助けも得られず、イルテリシュに汚された後、蛇王に首をはねられ殺されました。 レイラの身をただ一人案じていたタハミーネはギーヴの殺意の対象となり ナルサスに未必の故意での死を願われていました。
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511 :作者の都合により名無しです (ワッチョイ c55f-J2t0 [180.3.32.208])[sage]:2019/09/18(水) 19:48:27.78 ID:RDUWkVFZ0 - トゥラーン人にしてやったように、ゾット族も民族(部族)滅亡の危機に瀕するほどの報いを
軍師としては優秀なアル戦世界のフォークさんならやってのけられたんじゃねぇの。 罪を功で償わせるという名目で最も危険な任務に就かせてゾット族の悪党どもの数を減らした後、 ルシタニアを追い出した後は、ゾット族の被害者たちに金と策略を与えてゾット族に壊滅レベルの打撃を 与えて、あれはゾット族の被害者がやったことで残念ながらゾット族の災難は自業自得とすっとぼけて 形だけの捜索をするとか、ストーカーのアルフリード女卿に毒をもって、アルスラーン政権への非難材料を一つ 消すことくらいできるだろう。 グイン・サーガのアリと公人としては非情な策謀を実行しながらストイックな正論家だったため ビッテンフェルトを悔しがらせ、ヒルダに苦い思いを味わせたオーベルシュタインをへぼ画家は見習う出来だったな。
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512 :作者の都合により名無しです (ワッチョイ c55f-J2t0 [180.3.32.208])[sage]:2019/09/18(水) 19:54:42.55 ID:RDUWkVFZ0 - 使い捨ての道具のように扱うべきなのは盗賊部族のゾット族で
臣下の義務を忠実に果たし、領主としての役目も充分に 務まっていたものが大半だった諸侯ではないよなぁ 奴隷解放は数十年の歳月をかけて慎重に行うべき社会改革だったよなぁ 奴隷制度の存在を前提とした制度もパルスの繁栄をささえていたんだから
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