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永遠の扉
スターダスト ◆C.B5VSJlKU
【2次】漫画SS総合スレへようこそpart68【創作】

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【2次】漫画SS総合スレへようこそpart68【創作】
302 :永遠の扉[sage]:2010/11/04(木) 17:38:17 ID:Tu8oeYxYP
 希代の皮肉家にしては珍しくヴィクトリアは上記の道理に触れ、自らの非違を詫びた。パピヨンを恐れたという訳ではなく、
仮に自分が彼の立場で彼が自分のような所作をしたのなら──許せないと思ったからだ。
 蝶々覆面の下で表情が醜悪に歪んだ。語気が荒れた。
「ヒキコモリ風情が知ったような口を聞くんじゃあない」
 素直な謝罪が逆効果になる……細い首から空気を吐きつくす頃、ヴィクトリアはまったく暗澹たる憤怒に見舞われた。
 爪の鋭い手が自分の首にかかり、激しい力を込めている。痩身の青年に見合わぬ力は無論ホムンクルスの恩恵で、おか
げでヴィクトリアの気道は軋む頸椎に密着した。呻き、反射的に剥がしにかかる。それにますます激昂したのだろう。パピヨン
は手にますます力を込めた。かふかふと咳き込み打ち震え、半開きの口から涎が一筋零れおちる。首からにゅっと延びる黒
い枝に染みができる頃、彼の空いた左手の上で蝶が激しく舞い始めた。よほど心中を言い当てられたのが腹立たしかった
のだろう。周期的だが意味不明の鬱屈に見舞われたところに、ヴィクトリアの不手際と勝手な感傷が重なり、激発。
 そこへあの謝罪(してき)……プライドの塊のような男にとって、目下とみなす存在から図星を指されるのは屈辱なのだろう。
 薄れゆく意識の中でヴィクトリアが気付いたのは、そんな絞首にいたる理由……ではなく。
 その奥。パピヨンが時おり見せる鬱屈の原因だ。
 薄れゆく意識の中で。彼の濁った、濁り切った瞳を見た。怒りと憎悪と遣る瀬無さを湛えた瞳。
 彼がなぜ時おり激しい鬱屈に陥るのか。
 ヴィクトリアだけが理解した。

(『そう』ね。そうだから、辛いわよね…………)

 翳んだ瞳が哀切に細くなる。悲しみと……わずかな感銘が全身を駆け巡る。パピヨンの手にかけた両手はいつしかダラリ
と下がっていた。
 パピヨンの表情がやや驚きに支配され──…

 彼は何かを言う前に。


 血を、吐いた。


 吐くなどという生易しい形容ではなく、斗貴子風にいえば正に「ブチ撒ける」という感じだった。

 これも後に知ったが、激昂したり激しい運動をすると決まってこうなるらしい。

 あぶくの混じった飛沫が欧州少女の顔をぴしゃぴしゃと汚し。
 地面に出来た血だまりの前で、パピヨンは身を丸め激しく咳き込んだ。
 その拍子に彼の手がはがれたので、ヴィクトリアはようやく喋れるようになった。

「……? アナタ、ホムンクルスになったのに病気はそのまま……なの?」
「うるさい!!!」

 数分後。パピヨンの姿はどこかへ消えていた。

 痛む首をさすりながらヴィクトリアは激しい怒りとわずかの同情に顔をしかめていた。
 作業の途中で手を止めたのは悪い。だがそれは謝った。にも関わらず首を絞めるとは……。

 パピヨンの秘めた感情は少しだが理解した。
 だがこの先、突然逆上して首を絞めてくるような不安定な男と上手くやっていけるかどうか。
 ヴィクトリアは自分の性格を嫌というほど理解している。大抵の辛さには耐えるつもりだが、いざ巨大な不快と不条理に
見舞われれば逃げを選ぶ弱さも確かにある。100年地下に居たのはそのせいだし、寄宿舎に移ってからも一度人喰いの
衝動を恐れ、逃げを選んだ。
 目を伏せる。瞳が少し潤むのが分かった。

(決めた筈なのに……馬鹿ね)

 不慣れな作業。
 不安定な男。

 目的のためにはそれらと向き合わねばならない。それがどれほど困難で苦痛を伴うかが分かってしまう。

(やれるのかしら。私なんかに)
【2次】漫画SS総合スレへようこそpart68【創作】
303 :永遠の扉[sage]:2010/11/04(木) 17:41:27 ID:Tu8oeYxYP
 割れたフラスコに背を預け、無言で俯いた。パピヨンの作った血だまりが見えた。黒く固まり始めているそれは自分の心境
と重なって見えた。



「あなたもうちょっとしっかりしなさいよ」
「ご、ごめんなさい。先輩」


 見た事がある。
 まひろが、演劇部の女先輩からとても厳しい演技指導を受けているのを。
 ひどい演技指導だった。恐らく最近秋水(学園のアイドル!)と懇意だからやっかみ半分の厳しさだったのだろう。
 にも関わらずまひろは演技指導が終わるやいなや、すぐ言われたとおり練習を始めていた。

「よくやるわね。さっきの指導はどうせやっかみ半分じゃない。あんな奴のいう通りにして悔しくないの?」

 まひろはしばし考えた後、こう答えた。

「でも結構、「なるほど!」って部分もあったよ? それを試したら上手くなれるって分かってるのに諦めるのは勿体ない!」」
「単純ね。アナタを責めるためにもっともらしい理屈並べただけじゃない。だいたいあの人、人に説教できるぐらい上手いの
かしら? 見たとこ腹式呼吸さえできていないようだけど」
 絶賛大根演技中の女先輩をくつくつと冷笑混じりにヴィクトリアは見た。
 一方、まひろは小さな顎に手を当て「おや?」という顔をした。
「? もしかしてびっきー、私をかばってくれてたりとか?」
「……うるさいわね。別にあなたの為じゃないわよ。ああいう人間が気に入らないだけ」

 ゆらい嫉妬を抱えた若い女性ほど始末に負えぬものはない。
 正々堂々とそれを解消できないと悟りきっているから、蔭口や罵倒で気晴らしをする。
 秋水という恩恵を受けているまひろの些細な粗に正論じみた説教を突っ込むのもその一例だろう。

 屈折しきった精神を持つヴィクトリアは「そうに違いない」と思った。もちろん、ねじくれた人間ほど薄暗い解釈しかできぬ
自覚はない。上記の推測はある種合っているが一部は外れている、そんな考え。
 一方、まひろはいつものように明るい声を張り上げた。豊かな胸をドンと叩いた。
「大丈夫! 私が頑張って演技上手くなったら、先輩だって私もガンバローって腹式呼吸できるようになるよ!!」
 まったく論拠不明。ヴィクトリアはやれやれと肩を竦めた。
「頑張るのは、ついさっきアナタを責めた奴を上達させるため? アナタ馬鹿でしょ?」
「うーん。よく分からないけど、でもケンカしたり「もうダメー」ってやめたりするよりは私が頑張って上達して、みんなに「私も
頑張るぞー」って思って貰う方がいいんじゃないかな? それにね、私、まだ演技ヘタだし」
 ヴィクトリアはちょっと目を丸くした後、不快気にぶすりと呟いた。
「私は悪い方ってコトかしら? 当てつけ? 私は「もうダメー」って気分で地下に100年居たわよ?」
 まひろは慌てた。「そういうつもりじゃ」という意思表示をあたふた声でデコレーションの上、贈答してきた。
「冗談よ。アナタ皮肉をいえるほど賢くないでしょ? せっかく分かってあげてるのよ。安心しなさいよ」
「びっきー! ありがとー!」。そう抱きつくまひろに想う。
「悪口も分からないなんて本当に馬鹿ね」。でも、そういう奇妙だが懐の広い「馬鹿」だから付き合えているのかも知れない。
 本気で嫌いならホヤホヤ嬉しげに抱擁中の少女など片手で引き剥がせる。壁か窓にでも叩きつけられるのだ。
(ああでも暑苦しい。鬱陶しい。いい加減離れなさいよ)
「とにかく! 私が頑張るコトで他のみんなも演技上手くなるならそれでいいじゃない? ね? そしたら劇を見てくれる人
だってもっと楽しんでくれる……って思うんだけど」


 びっきーはどう思う? 


 いつの間にか寝ていたようだ。夢に出てきた気楽な顔に、ヴィクトリアは大きく溜息を吐いた。
 首を左右に動かす。現状を確認する。パピヨンはいない。
 ヴィクトリアはコードの川に足をうずめている。迂闊さを笑う。割れたフラスコに背を預け、眠るとは。幸いあれ以上深く刺さっ
てはいないようだが……。
(あのコを馬鹿にできないわね)
 苦笑混じりに溜息をつく。慣れぬ作業の疲れと苛立ちに相当疲れているようだ。母提示のルーチンワークはいかに「娘が
やりやすく」手順を組んだかよく分かる。
【2次】漫画SS総合スレへようこそpart68【創作】
309 :永遠の扉[sage]:2010/11/04(木) 17:54:31 ID:Tu8oeYxYP
「小札零、という少女を知っているだろうか? 小柄で、おさげ髪で、シルクハットとタキシードの」
「……」
「知らなかったらすまない。知り合いと喋り方がよく似ていて気になった。それだけだ」
「……」
 演技の神様は笑顔のまま動きを止めた。悪意のない、笑みのままで。
 違和感。斗貴子の聴覚からさっと音が消えた。直感が告げる。「何かがおかしい」。演技の神様の表情はまったく動いて
いない。笑ったまま、あらゆる疑問もリアクタンスも肯定も弾き出さないまま……ニコニコと。秋水を見ている。
 表情は変わっていない。だが、「変わっていない」コト自体がひどくおぞましく思えた。
「性格がというよりは、たとえば……たとえばそう。同じ門下の噺家の調子が似通うように、君と彼女の語調は似ている」
「あー。それはっすねえ」



 傍観者の斗貴子はおろか、正面切って話していた秋水でさえ咄嗟に反応はできなかった。
 やや離れて淡々と彼らを観察していた六舛に至っては、総ての状況を成す術なく”押しつけられた”



 演技の神様はひょいと右手を突き出した。

「こっからは秘密事項。500円くれたら教えやす。へへ」

 とでも言いたげな軽やかな手つき。敵意も悪意もない、日常の所作。
 戦闘に慣れ過ぎた斗貴子や秋水だからこそ、出遅れた。
 演技の神様の掌には。

 いつの間に出したのだろう。

『核鉄』が握られていた。



 何が起こっている!? 愕然と固める戦士2人と一般人1人を「作り物のような笑顔」が一瞥し


「武装錬金!」




 叫んだ。

 転瞬、稲妻が槍のような武器から放たれ、3人に絡み付き。



 森から無数の鳥が飛び立った。

 それきり辺りは静かになった。

 異常なほど。

 異常なほど。




 異常なほど可憐な少女を前に、防人はポンと手を叩いた。

【2次】漫画SS総合スレへようこそpart68【創作】
310 :永遠の扉[sage]:2010/11/04(木) 17:57:12 ID:Tu8oeYxYP
 きっかけはよくあるコトだ。もし斗貴子に話せば「ベタですね」と無表情に答えるだろう。
 防人は寄宿舎管理人だ。
 そしてもうすぐ「6人」ほど新しい住民がやってくる。5体、という方が正しいが、とにかく新しい住民が来るのは間違いない。
 お祭り騒ぎの好きな防人は歓迎会をやるべく──最近カレーパーティもやった。途中からそれはヴィクトリアの歓迎会に
もした──必要な物を調達すべく街をブラブラしていた。余談だが、ブラブラするのは彼の渾名の由来でもある。かつて任務
で潜入した津村家の住み込みの老人たちは、あちこち徘徊(もっともコレはジョギングや聞き込み調査のせいだったが)する
防人を「ブラブラ坊主」と揶揄した。そして……当時まだ10歳だった斗貴子が「ブラブラ坊主」を略して「ブラ坊」と呼んだ。
 防人の渾名、キャプテンブラボーはここから来ているのである。
 それはともかく。
 知り合いから頼まれた用事もついでに片付けよう。そう歩いていると、路地裏から下卑た大声がした。行った。するとガラ
の悪い「いかにも」な男どもが少女を取り囲んで何やら言っているではないか。
 後はまあ、こういう場合のお決まりを踏襲するだけだった。

 声をかける。「何をやっている」 → 男たち激昂 → 軽く叩きのめす → 奴ら退散。

 以上。

「怪我はないか?」
 そういって少女を見た防人は、「ほう」と軽く息を呑んだ。
 彼は別に女たらしではなく千歳一筋だが、そんな彼でさえ一瞬見とれるほど目の前の少女は綺麗だった。
 ふわふわとウェーブの掛った髪を肩のあたりまで垂らした笑顔の少女。
 とても大人しそうで、清楚な雰囲気だ。それでいて頭頂部から延びる長大な癖っ毛が愛嬌を醸し出している。
 やや笑顔が引き攣っているのはやはり「いかにも」な連中に絡まれたせいだろう。防人はそう判断した。
 服装も路地裏にはまったく相応しくない。飾り気のないジーンズにフード付きのゆったりとしたパーカー。注視するのも悪い
と思ったが、客観的な事実としてかなりスタイルも良かった。総合的にいえば桜花よりやや上かも知れないとさえ思った。
桜花の総合点を下げているのはもちろんあの腹黒さだが、要するに目の前の少女にはそれがないので、何か言いがかり
をつけられ引きずり込まれたに違いない。

 一方、少女はしばらく防人を怪訝そうに見ていたが──…

『大丈夫です。ありがとうございます。助けてくれて。
                                                                      ........................』

 足元から拾い上げたスケッチブックに、そう書いた。

(喋れないのか?)

 それも気にはなったが、防人の意識を引いたのはスケッチブックの片隅にある黒い点だ。
 確かにあった。ゴミがついただけかと一瞬思ったがそれは『やけに整然とならんでいた』
 しかも少女は、防人の鍛え抜いた動体視力が「黒い点」の正体を見抜く前にページを捲った。

『ところでこの近くに、孤児院はありますか? 門の近くにひまわりの絵がある所なんですけど』

 異常なほど可憐な少女を前に、防人はポンと手を叩いた。

「そういえばちょうどパピ……知り合いから言伝を頼まれていたな。もしキミが良かったら送っていこう。何しろ──…」

【外出の慣習上、シルバースキンを纏っていた】防人、力強く呼びかけた。

「さっきの不審な連中が来たら危ない!」

 少女は軽く「う」と呻いた。心底困った、何か言いたげな表情だった。笑顔だがちょっと泣きたい。そんな表情だった。頭頂
部から伸びるアホ毛がみるみるとしおれた。

『はい……。お願いします……』

 笑みに細めた瞳から滝のような涙を流し、彼女はよろよろとお辞儀をした。
 頼むというより観念したという言葉こそふさわしい態度だった。

【2次】漫画SS総合スレへようこそpart68【創作】
311 :永遠の扉[sage]:2010/11/04(木) 17:59:46 ID:Tu8oeYxYP
「可哀相に……。よほど怖かったんだな」

 防人はとても気の毒そうに呟いた。気の毒なのは彼の頭であろう。

 だからか彼は、知らなかった。


『はい! お願いします!!』

 の2ページ前。

『大丈夫です。ありがとうございます。助けてくれて.』


 片端に打たれた点を拡大すると、こう書かれていたコトに。


『あの人たちを助けてくれて本当にありがとうございます』












「ぬぬっ。今日は東の端を調べに行こうとすれば。あれにこの上なく見えるはリバースさんじゃないですかディプレスさん!」
 全身フード姿の女性が叫ぶと、ディプレスと呼ばれたフード姿が「ちょwww」と口をふさぎにかかった。
「静かにしろwww 横にいるのは防人衛wwww アイツ耳がいいからなあww 下手に叫べば気付かれる。ああ憂鬱」
 
 彼らは、路地裏の遥か上にいた。路地裏を作る建物の屋上にいた。

「すいません。でもこの上なく妙です!! あの人はブレイク君と手分けしてですよ、ウィル君の武装錬金を『建てる』場所を
探している筈なのに、錬金戦団の戦士長と接触しちゃうなんて。裏切りデス! 裏切りの夕焼けデス!」
 声を潜めて騒ぐフードの女性にディプレスは「まwwww 偶然だろうなwwww」と答えた。幸い防人たちが気付いた様子はなく
ゆっくりとだが遠ざかっていく。防人は何か話しかけているようだが、「リバース」と呼ばれた女性が決して答えないコトもディプ
レスたちは知っている。義理で彼らを裏切らず、家庭的な問題で裏切れないコトも。
「でも、私達みたくフード被ってないような。あ、違いました。服にフード付いてますねこの上なく。ぬぬ? いやそこは全身フード
で行きましょうよリバースさん!」
「あれか。普通の服のフード被ってたけど絡まれた時点で取れたようだなwww いいんじゃないのwww 防人に顔見られた
けど正体バレてないしwww 楯山千歳はしばらくイソゴばーさん追跡で忙しいから捕捉できないだろうしwww」

 それに。
 彼女は逆鱗に触れない限り、「ある一言」を言わない限りは大人しい少女のままだ。
 ディプレスはそう呟いた。

「で、リバースが喋らない限り防人も地雷は踏まないwwww 踏みようがないwwww だからフードなくても大丈夫だろwwwww」
「それは些細な問題です!」
「え! 些細なの!?」
「私がいいたいのは未知の敵集団は全員全身フード! それです! 普通の服で妥協なんてまったく許されません!」
「そっち!?」
「そっちです!!」
 黒フードの女性──クライマックス──は力強く頷いた。
「そりゃあ正体バレした敵集団が個別ばらばらな格好っていうのも素敵ですよ! でもだからこそ正体バレる前はみんなお
そろいの全身フードにしましょうよ!! ロックマンメガミックスだって第1話のラストで2のボスたち全身フードだったじゃな
いですか! それです! それこそ未知の敵集団って感じで素敵なのに!」
【2次】漫画SS総合スレへようこそpart68【創作】
312 :スターダスト ◆C.B5VSJlKU [sage]:2010/11/04(木) 18:09:13 ID:Tu8oeYxYP
「でもなあwww リバースはヤンデレで肉食系で妹萌えでゲーム好きだけどオタじゃないしwwwwww」
「まったくリバースさん、自分が二次元臭いくせにライトなオタですね!! お約束は例え陳腐でも全力で守りましょうよ! 
いまのジャンプの新人さんの漫画がほこほこ打ち切られるのはお約束とかテーマとか題材とか、「これ描きゃウケるだろう」っ
て選定の時点で妥協して! どうすれば面白くなるか全力で模索しないからじゃあないですかーっ!!」
「いやwww勝手に決め付けんなwwwそして俺の肩揺すんなwwww 仕事やろうぜ仕事www 無駄口はよくねーってwwww」
「そんな私のこの上ないお薦めは週刊少年チャンピオンのケルベロスですがっ!! とにかくリバースさんは一度私謹製の
エロゲで声優やるべきです! 元声優の私さえこの上なく感動するほど声綺麗ですし、ブレイク君の特訓で発声練習のつ
いで程度に演技のイロハ覚えたんですから! エロゲでショタやってガンガン喘いでこちら側に堕ちましょうよ!!」
「ショタかいwwwww」

 こいつはアホだ。ディプレスはつくづくそう思った。(ちなみにクライマックス作のエロゲは毎年コミケで250本ほど売れる)

「しかし残念wwww リバースの奴がチンピラ蹴散らすの見たかったのになあwwww」
「この上なく余計な手助けでした! リバースさん、武装錬金なしでもあのこの上なく馬鹿強い妹さんに勝てるのに!」
「まwww あれは精神的な物もあwるwけwどwwwwww ちょっとした共同体なら素手で殲滅できるわなwwww」

 だってアイツ怖いもんwwww ディプレスはそうあざけ笑い、相方と共にどこかへ消えた。



 あとがき

HP移転しました。→ http://grandcrossdan.sa-suke.com/index.html

好きなデュラララは赤林です。漢検1級終わったのでヒマです。書ける漢字が1500文字ほど増えました。
今回は白い核鉄のアレです。ファイナル⇔ピリオド間の永遠の扉的補完です。

末文ながら野沢那智さんのご冥福をお祈りいたします。暮れなずむ幽鬼が、好きでした。


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