- カーリングは後攻が超有利な件について
220 :雪と氷の名無しさん[]:2014/01/02(木) 01:44:34.89 ID:5BN4r9Jm - スチールしに行くべきだと思う。
第1エンドに限らず、最終版でもスチールのほうが勝率高いんじゃないかと。 たとえば第7エンド先攻で3−4で負けている局面、 A.このエンド1点取らせて 3−5で第8エンド後攻と B.1点スチールして 4−4で第8エンド先攻となら、 Bのほうが勝率高くなると思う。 いや、思うというか、これ俺もぜんぜんわからなくて、統計取ってみたんだ。 つまらん独り言だが聞いてくれ。
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221 :雪と氷の名無しさん[sage]:2014/01/02(木) 01:47:14.93 ID:5BN4r9Jm - 統計対象としたのは世界カーリング協会の
http://www.worldcurling.org/ ホームページの女子の試合のうち 2010-2011シーズン 2011-2012シーズン 2012-2013シーズン のヨーロッパ選手権AクラスBクラス・アジアパシフィック選手権・世界選手権 2013-2014シーズン のヨーロッパ選手権AクラスBクラス・アジアパシフィック選手権・ソチオリンピック最終予選 (世界選手権はまだ行われていないから) 全758試合 男子じゃなくて女子なのは、俺が女子のファンだから。 でも男子も後で取ってみたい。違う傾向が出るような気がする。 あと、統計といっても画面からコピペして、エクセルでちまちま計算したやつだから 間違ってる可能性あり。誰か検証したいなら、エクセル上げるのでアプロダくれ。
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222 :雪と氷の名無しさん[sage]:2014/01/02(木) 01:53:18.64 ID:5BN4r9Jm - 758試合中に
合計スコアに点数ではなく「W」「L」と記載されている試合が2試合あって、 (2012-2013シーズンのパシフィック選手権のオーストラリア対カザフスタン戦など) この2試合については、最終的な結果ではなく、点数で勝敗を決めた。 (つまりこの試合はカザフスタンが勝利したものとして扱った) 反則負けとか、時間切れとかなのかな。 世界選手権とヨーロッパ選手権Bクラスとでは、 明らかに試合の傾向というかレベルが違う。 ヨーロッパ選手権Bクラスやアジアパシフィック選手権などは 大差で決着する試合が多く、早いエンドでコンシードする試合も多い。 きっちり検証していないけどビッグエンドの起こる確率、およびスティールの起こる確率も高いと思う。 試合数を多く取りたかったため、こういう実力差があるだろう試合も含めたけれど、 ソチオリンピックは世界選手権レベルの試合が多いと考えられるため、 世界選手権だけで統計を取る方がよかったかも。
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223 :雪と氷の名無しさん[sage]:2014/01/02(木) 02:02:35.16 ID:5BN4r9Jm - 試合の長さ
6エンド 58 7.7% 7エンド 60 7.9% 8エンド 87 11.5% 9エンド 245 32.3% 10エンド 252 33.2% 11エンド 56 7.4% 12エンド 0 9エンドまでで終わる試合が60%弱。5試合に3試合は途中で終わる。 でも、9エンドで終わっている中には、10エンド途中のコンシードが含まれているから、 9エンドで終わっているけれど、実際には10エンドにゲームが続いているっていう試合は半分は超えるんじゃないかと思う。 ともかくも10エンド終了まで試合を行うのは40.6%で約5試合に2試合 エクストラエンドにもつれ込むのは7.4% これは全て第11エンドで決着がつき、 第12エンドまでもつれ込むケースはなかった。 ちなみに第11エンドは後攻チームの42勝14敗 勝率75%
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224 :雪と氷の名無しさん[sage]:2014/01/02(木) 02:03:18.37 ID:5BN4r9Jm - エンドごとの得点傾向(全6805エンド中)
0-6 1エンド 0.0% 0-5 13エンド 0.2% 0-4 36エンド 0.5% 0-3 137エンド 2.0% 0-2 433エンド 6.4% 0-1 1128エンド 16.6% 0-0 784エンド 11.5% 1-0 2338エンド 34.4% 2-0 1364エンド 20.0% 3-0 392エンド 5.8% 4-0 132エンド 1.9% 5-0 36エンド 0.5% 6-0 11エンド 0.2% 前の数字が後攻チームの得点。 (0-1は先攻チームの1点スチール 0-0はブランクエンド 3-0は後攻チームの3点ビッグエンド) 7点以上の点が入ったエンドはなかった。 先攻チームの得点の期待値は0.385 後攻チームの得点の期待値は1.031
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225 :雪と氷の名無しさん[sage]:2014/01/02(木) 02:09:18.57 ID:5BN4r9Jm - 後攻権を持っても期待できる点数は1点
先攻時にスチールで1点奪えば 相手に後攻権を持たせ続けたとしても、後攻権を持っても2点以上獲得することはなかなか難しい。 仮にスチール後の次のエンドで後攻チームに2点取られたとしても、スチールの1点を考えれば、点差は1点しか開かない。 これはスチールした最初のエンドで1点取られたのと同じことである。 スチール後のエンドで3点以上取られるという危険性もあるが、 3点以上取られるという危険性と同等に2点以上の複数スチールの可能性もある。 そんなことから女子の平均的な国際レベル(オリンピックレベルよりは下、ちょうど今回のソチ最終予選レベルぐらいだと) 先攻時は スチールを狙うのが最善で、後攻チームに1点取らせるのは次善の策だと思う。
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226 :雪と氷の名無しさん[sage]:2014/01/02(木) 02:18:51.10 ID:5BN4r9Jm - 以下各エンドごとの勝率
第1エンド 後攻時 0-0 443-315 58.4% 先攻時 0-0 315-443 41.6% いや、後攻ほんとに有利。 将棋で先手持つよりよっぽど有利。 ただし、 先攻/後攻はランダムに決まっているんじゃなくて、 予選ではスキップのドローショット、決勝トーナメントは上位チームで決まっている。(と思う) したがって、後攻を得るチームのほうが、先攻チームより実力が上という可能性がある。
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227 :雪と氷の名無しさん[sage]:2014/01/02(木) 02:24:00.55 ID:5BN4r9Jm - 左から
エンド開始時の現在の点数差/統計結果上の勝利−敗北/勝率 第2エンド 後攻時 0-0 98-77 56.0% 0-1 143-202 41.4% 0-2 33-125 20.9% 0-3 9-52 14.8% 0-4 1-10 9.1% 0-5 0-8 0% 先攻時 5-0 8-0 100% 4-0 10-1 90.9% 3-0 52-9 85.2% 2-0 125-33 79.1% 1-0 202-143 58.6% 0-0 77-98 44.0% 第2エンドでは、(第1エンドがブランクでない限り) 後攻側は常に追いかける立場 先攻側は第一エンドで点を取っているから、リードしている立場。 さて、最初の命題第1エンドで先攻のチームはどうするべきか? に対する私の解は、 第1エンド先攻チームの勝率 41.6% 第1エンドを1点とらせた場合、 上の表の後攻時0-1に当てはまるので勝率41.4% 第1エンドで1点スチールした場合、上の表の先攻時1-0にあてはまるので勝率58.6% で、スチールしたほうが勝率は高まる。
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231 :雪と氷の名無しさん[sage]:2014/01/02(木) 18:44:24.63 ID:5BN4r9Jm - 第3エンド開始時
後攻時 3-0以上 7-0 100% 2-0 20-7 74.1% 1-0 52-7 88.1% 0-0 122-81 60.1% 0-1 89-118 43.0% 0-2 32-109 22.7% 0-3 4-53 7.0% 0-4 2-24 7.7% 0-5 1-16 5.9% 0-6以下 0-14 0% 先攻時 6-0以上 14-0 100% 5-0 16-1 94.1% 4-0 24-2 92.3% 3-0 53-4 93.0% 2-0 109-32 77.3% 1-0 118-89 57.0% 0-0 81-122 39.9% 0-1 7-52 11.9% 0-2 7-20 25.9% 0-3以下 0-7 0% 第3エンド以降は、両方のチームに点が入っている。 だから自チームが敵チームから2点でリードという局面は 2−0、3−1、4−2、5−3・・・といろんな場合があるけれど、 今回は2点差ということでまとめてしまう。 (もちろん2−0と4−2の局面がまったく同じかというと、そうではないと思う。 4−2のように、たくさん点が入っているということは 氷の状態やチーム戦略によって点数がより入りやすい状況になっている、という可能性があり、 その場合、今後のエンドでも点数が入りやすく逆転の可能性が高まるということが想定される。 でも、それを考えると統計数が少なくなるし、面倒なので、今回はそこのところは無視) また、後攻と先攻は裏返しの事象なので、 1点ビハインドの後攻側が「勝つ」確率 と 1点リード側の先攻側が「負ける」確率は同じでいずれも43.0%。 後攻側が1点リードの局面の勝率88.1%と 後攻側が2点リードの局面の勝率74.1%で逆転現象が起きているが、 普通に考えれば、統計数が少ないための誤りによる逆転現象だと思う。 (でも2点ビハインドだと逆転を目指す思い切った戦略に変更するとか、リード側の気の緩みとかあるのかな。)
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232 :雪と氷の名無しさん[sage]:2014/01/02(木) 18:51:41.31 ID:5BN4r9Jm - 第4エンド開始時
後攻時 4-0以上 15-0 100% 3-0 13-1 92.9% 2-0 26-6 81.3% 1-0 68-14 82.9% 0-0 89-62 58.9% 0-1 75-85 46.9% 0-2 29-98 22.8% 0-3 9-71 11.3% 0-4 2-42 4.5% 0-5 0-21 0% 0-6 1-13 7.1% 0-7以下 0-18 0% 先攻時 7-0以上 18-0 100% 6-0 13-1 92.9% 5-0 21-0 100% 4-0 42-2 95.5% 3-0 71-9 88.7% 2-0 98-29 77.2% 1-0 85-75 53.1% 0-0 62-89 41.1% 0-1 14-68 17.1% 0-2 6-26 18.7% 0-3 1-13 7.1% 0-4以下 0-15 0% 後攻側が1点リードの局面の勝率82.9%と 後攻側が2点リードの局面の勝率81.3%で逆転現象がまだ起きている。 後攻で1点差/先攻で2点差というのが結構大きなリードであることがわかる。 この状態になれば勝率は8割程度ある。 僅差の試合における勝率は、このエンドだと 1点リード後攻>同点後攻>1点リード先攻>1点ビハインド後攻>同点先攻>1点ビハインド先攻 となっている。 同点後攻/1点ビハインド後攻/1点リード先攻/同点先攻の4つの状態でどれが勝率がいいかはエンドによって微妙に変わるっぽい。 第8および第10エンドでは 1点ビハインド後攻>1点リード先攻になるし、 第9エンドでは 1点リード先攻>同点後攻になる。 統計的な誤差の範囲内ともいえるし、よくわからん。
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233 :雪と氷の名無しさん[sage]:2014/01/02(木) 18:52:12.56 ID:5BN4r9Jm - 第5エンド開始時
後攻時 6-0以上 9-0 100% 5-0 9-1 90.0% 4-0 11-0 100% 3-0 22-0 100% 2-0 38-7 84.4% 1-0 66-15 81.5% 0-0 65-55 54.2% 0-1 57-78 42.2% 0-2 23-99 18.9% 0-3 5-74 6.3% 0-4 2-42 4.5% 0-5以下 0-80 0% 先攻時 5-0以上 80-0 100% 4-0 42-2 95.5% 3-0 74-5 93.7% 2-0 99-23 81.1% 1-0 78-57 57.8% 0-0 55-65 45.8% 0-1 15-66 18.5% 0-2 7-38 15.6% 0-3 0-22 0% 0-4 0-11 0% 0-5 1-9 10% 0-6 0-9 0%
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234 :雪と氷の名無しさん[sage]:2014/01/02(木) 18:52:49.16 ID:5BN4r9Jm - 第6エンド開始時
後攻時 6-0以上 11-0 100% 5-0 9-1 90.0% 4-0 15-0 100% 3-0 24-1 96.0% 2-0 35-4 89.7% 1-0 70-15 82.4% 0-0 69-46 60.0% 0-1 50-60 45.5% 0-2 22-71 23.7% 0-3 6-72 7.7% 0-4 0-55 0% 0-5 1-41 2.4% 0-6以下 0-80 0% 先攻時 6-0以上 80-0 100% 5-0 41-1 97.6% 4-0 55-0 100% 3-0 72-6 92.3% 2-0 71-22 76.3% 1-0 60-50 54.5% 0-0 46-69 40.0% 0-1 15-70 17.6% 0-2 4-35 10.3% 0-3 1-24 4.0% 0-4 0-15 0% 0-5 1-9 10.0% 0-6以下 0-11 100% 前半終了、ハーフタイム明けに4点差ついてたらまず勝敗は決している この状態だとリードしているほうの211勝2敗 これに当てはまらない5点差からの大逆転劇は以下の2試合 2010年-2011年シーズン 世界選手権 予選第8試合 先攻Norway 0 1 0 1 0 0 2 2 2 1 計9 後攻Russia 3 0 4 0 0 1 0 0 0 0 計8 2013年-2014年シーズン ヨーロッパ選手権 Aグループ 予選第7試合 後攻Norway 1 0 0 1 4 0 0 0 1 0 0 計7 先攻Czech 0 0 1 0 0 2 0 1 0 3 1 計8 ソチ行きを争ったNorwayって爆発力と脆さを併せ持つお国柄なのか。 (もっとも2010-11シーズンと、2013-14シーズンではメンバーが完全に違うけど。)
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235 :雪と氷の名無しさん[sage]:2014/01/02(木) 18:53:20.44 ID:5BN4r9Jm - 第7エンド開始時
後攻時 4-0以上 72-0 100% 3-0 33-1 97.1% 2-0 44-2 94.7% 1-0 61-11 84.7% 0-0 50-32 61.0% 0-1 49-59 45.4% 0-2 23-76 23.2% 0-3 6-60 9.1% 0-4 2-52 3.7% 0-5 0-37 0% 0-6 1-27 3.6% (1勝は上記のノルウェー対ロシア戦) 0-7以下 0-60 0% 先攻時 7-0以上 60-0 100% 6-0 27-1 96.4% 5-0 37-0 100% 4-0 52-2 96.3% 3-0 60-6 90.9% 2-0 76-23 76.8% 1-0 59-49 54.6 0-0 32-50 39.0% 0-1 11-61 15.3% 0-2 2-44 5.3% 0-3 1-33 2.9% 0-4以下 0-72 0%
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236 :雪と氷の名無しさん[sage]:2014/01/02(木) 18:54:09.72 ID:5BN4r9Jm - 第8エンド開始時
後攻時 5-0以上 35-0 100% 4-0 22-1 95.7% 3-0 35-1 97.2% 2-0 46-4 92.0% 1-0 57-12 82.6% 0-0 55-31 64.0% 0-1 46-39 54.1% 0-2 12-65 15.6% 0-3 7-67 9.5% 0-4以下 0-165 0% 先攻時 4-0以上 165-0 100% 3-0 67-7 90.5% 2-0 65-12 84.4% 1-0 39-46 45.9% 0-0 31-55 36.0% 0-1 12-57 17.4% 0-2 4-46 8.0% 0-3 1-35 2.8% 0-4 1-22 4.3% 0-5以下 0-35 0% 第8エンドに後攻を取りたいって解説で何度も聞かされたけれど、 第8エンドに後攻なら 同点で勝率は64% 1点ビハインドでも勝率54.1% 一方で第8エンドの先攻は勝率がとっても悪い。 結果、先攻時は1点取らせて後攻権を得るより、スティールした方が勝率はよくなると書いてきた法則が、 以下の条件を満たすときだけ、当てはまらなくなる。 ・第7エンドもしくは第9エンド ・同点 (例:第7エンド/先攻で1点リード 勝率54.6% 1点スティール→第8エンド/先攻で2点リード 勝率84.4% ブランクエンド→第8エンド/先攻で1点リード 勝率45.9% 1点取らせる→第8エンド/後攻で同点 勝率64.0% ) (例:第7エンド/先攻で同点 勝率39.0% 1点スティール→第8エンド/先攻で1点リード 勝率45.9% ブランクエンド→第8エンド/先攻で同点 勝率36.0% 1点取らせる→第8エンド/後攻で1点ビハインド 勝率54.1% ) (例:第7エンド/先攻で1点ビハインド 勝率15.3% 1点スティール→第8エンド/先攻で同点 勝率36.0% ブランクエンド→第8エンド/先攻で1点ビハインド 勝率17.4% 1点取らせる→第8エンド/後攻で2点ビハインド 勝率15.6% ) 第8エンドは後攻を取りたい。特に同点〜1点差であれば後攻権を持つことが非常に重要 2点差以上であれば、後攻権にこだわるより、少しでも差を広げる/差をつめたほうがいい。
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237 :雪と氷の名無しさん[sage]:2014/01/02(木) 18:55:12.44 ID:5BN4r9Jm - 第9エンド開始時
後攻時 3-0以上 70-0 100% 2-0 43-5 89.6% 1-0 54-8 87.1% 0-0 47-33 58.8% 0-1 29-61 32.2% 0-2 9-57 13.6% 0-3 2-56 3.4% 0-4以下 0-166 0% 先攻時 4-0以上 166-0 100% 3-0 56-2 96.6% 2-0 57-9 86.4% 1-0 61-29 67.8% 0-0 33-47 41.2% 0-1 8-54 12.9% 0-2 5-43 10.4% 0-3以下 0-70 0% 第10エンド開始時 後攻時 2-0以上 126-0 100% 1-0 56-6 90.3% 0-0 48-22 68.6% 0-1 47-42 52.8% 0-2 4-60 6.3% 0-3 2-44 4.3% 0-4以下 0-116 0% 先攻時 4-0以上 116-0 100% 3-0 44-2 95.7% 2-0 60-4 93.7% 1-0 42-47 47.2% 0-0 22-48 31.4% 0-1 6-56 9.7% 0-2以下 0-126 0% 第11エンド開始時 後攻時 0-0 42-14 75% 先攻時 0-0 14-42 25%
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238 :雪と氷の名無しさん[]:2014/01/02(木) 19:35:12.21 ID:5BN4r9Jm - ・後攻で1点差/先攻で2点差というのは大きなリード(勝率8割程度)
・後攻で同点というのも結構有利。第1エンドから第9エンドまで、若干上下するものの6割程度の勝率がある。 ・第8エンドおよび第10エンドの後攻権は、1点を争うゲームでは非常に大きい。2点リードしているなら後攻権を渡しても大丈夫。 というのが私の結論。 つきあってくれてありがとう。 ちなみに私はカーリングを実際にしたことはおろか、アイススケートすらしたことのない四国人なので、 実際のプレイヤーの人の実感で、私の結論を叩きまくってくれるとうれしい。 >>228 いや、こんなに後攻有利になるとは思わなかった。 10エンドあるから、その間に後攻の有利性は薄れていくものと考えていた。 >>229 指摘のとおり、「 後攻を得るチームのほうが、先攻チームより実力が上という可能性がある」 という仮説を立てたんだけど、 同点のときに、そのエンドで後攻となっているチームの勝率は 第1エンド58.4% 第2エンド56.0% 第3エンド60.1% 第4エンド58.9% 第5エンド54.2% 第6エンド60.0% 第7エンド61.0% 第8エンド64.0% 第9エンド58.8% 第10エンド68.6% エクストラエンド75.0% と、一貫して60%前後なんだよね。 つまり、後攻チームのほうが実力が上ということではなくて、 同点でそのとき後攻となったチームは試合の主導権を握ることができる、ってことなのかなと思ったり。 10エンド制のゲームでこれだから8エンド制やもっと短いエンドだと、差はもっとつくような気がする。(統計とってないけど) この統計取るまで、「後攻有利といっても、10エンドやってるうちに薄れるし、それも含めてカーリング、現状維持でOK」と思っていたけど ここまでスレタイトルどおり 「カーリングは後攻が超有利」とは思っていなかった。 まじめに、現状だと先攻/後攻決定のドローショットで、試合の主導権が決まってしまって問題だと思う。 予選ラウンドの先攻/後攻の回数を各チーム同一にするとか、 >>228の案のように同点の場合は先攻チーム勝利とか、 エンドごとに先攻/後攻を固定してしまうとか 何らかの変更があったほうがいい、に私は意見を変えることにする。 もっとも、この統計は女子の世界下位レベルで取ってるから、 男子や、国内レベルだとまた違う結果が出るかもしれない。それはちょっとやってみないとわからないな。 >>230 私の中では、数学的に1点取らせて後攻権を得るのと、1点スティールするのと、どちらが有利かすらも、 この計算するまでわかってなかったので、 1点スティールするほうが数学的に有利っていうのがわかっただけで発見なのです。 実際にスティールが可能か、スティールする際のリスクなどは、得点表だけではわかりませんよね。 ちなみにエンドごとの ブランク率は 第1エンド22.8% 第2エンド16.8% 第3エンド12.7% 第4エンド9.1% 第5エンド9.8% 第6エンド10.6% 第7エンド10.5% 第8エンド5% 第9エンド10.1% 第10エンド1.3% でした。やっぱり序盤のエンドでは無理しないものですね。
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241 :雪と氷の名無しさん[sage]:2014/01/02(木) 20:45:44.30 ID:5BN4r9Jm - 基本的な考え方は下を参考にした。
http://blog.livedoor.jp/guusoku/archives/6361018.html 例としてソチ最終予選の1位2位決定戦 中国対日本 http://results.worldcurling.org/Championship.aspx?id=490 (後攻)中国 1 0 0 2 0 3 0 1 0 0 計7 (先攻)日本 0 0 1 0 1 0 2 0 1 1 計6 第1エンド開始時点 >>226 中国0-日本0 中国 後攻0-0 勝率 58.4% 日本 先攻0-0 勝率 41.6% 第2エンド開始時点 >>227 中国1-日本0 中国 先攻1-0 勝率58.6% 日本 後攻0-1 勝率41.4% 第3エンド開始時点 >>231 中国1-日本0 中国 先攻1-0 勝率57.0% 日本 後攻0-1 勝率43.0% 第4エンド開始時点 >>232 中国1-日本1 中国 後攻0-0 勝率58.9% 日本 先攻0-0 勝率40.1% 第5エンド開始時点 >>233 中国3-日本1 中国 先攻2-0 勝率81.1% 日本 後攻0-2 勝率18.9% 第6エンド開始時点 >>234 中国3-日本2 中国 後攻1-0 勝率82.4% 日本 先攻0-1 勝率17.6% 第7エンド開始時点 >>235 中国6-日本2 中国 先攻4-0 勝率96.3% 日本 後攻0-4 勝率3.7% 第8エンド開始時点 >>236 中国6-日本4 中国 後攻2-0 勝率92.0% 日本 先攻0-2 勝率8.0% 第9エンド開始時点 >>237 中国7-日本4 中国 先攻3-0 勝率96.6% 日本 後攻0-3 勝率3.4% 第10エンド開始時点 >>237 中国7-日本5 中国 後攻2-0 勝率100% 日本 先攻0-2 勝率0% 第10エンド終了時点 中国7-日本5
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- カーリングは後攻が超有利な件について
242 :雪と氷の名無しさん[sage]:2014/01/02(木) 20:59:58.20 ID:5BN4r9Jm - もう1試合/最終予選最後の切符の試合
(後攻)日本 1 0 0 1 1 0 0 6 1 X 計10 (先攻)ノル 0 2 1 0 0 0 1 0 0 X 計4 第1エンド開始時点 日本0-ノル0 日本 後攻0-0 勝率58.4% ノル 先攻0-0 勝率41.6% 第2エンド開始時点 日本1-ノル0 日本 先攻1-0 勝率58.6% ノル 後攻0-0 勝率41.4% 第3エンド開始時点 日本1-ノル2 日本 後攻0-1 勝率43.0% ノル 先攻1-0 勝率57.0% 第4エンド開始時点 日本1-ノル3 日本 後攻0-2 勝率22.8% ノル 先攻2-0 勝率77.2% 第5エンド開始時点 日本2-ノル3 日本 先攻0-1 勝率18.5% ノル 後攻1-0 勝率81.5% 第6エンド開始時点 日本3-ノル3 日本 先攻0-0 勝率40.0% ノル 後攻0-0 勝率60.0% 第7エンド開始時点 日本3-ノル3 日本 先攻0-0 勝率39.0% ノル 後攻0-0 勝率61.0% 第8エンド開始時点 日本3-ノル4 日本 後攻0-1 勝率54.1% ノル 先攻1-0 勝率45.9% 第9エンド開始時点 日本9-ノル4 日本 先攻5-0 勝率100% ノル 後攻0-5 勝率0%
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