- 【糞漏らして】ターザン山本!164【おしゃれ乞食】
55 :お前名無しだろ[sage]:2011/05/21(土) 23:15:41.38 ID:t5DXJKD80 - 「アップの頻度がおかしくない?この人、毎日コンビニ弁当とハンバーガーしか食べてないってこと?」
「どうやったらここまで上目線になれるんだ?」 「なにこのプロフィール!『映画を見て泣いちっち』って!2回も使ってるからきっと狙ってるのよ!」 「ヒ〜!腹痛えよ〜!」 とにかく笑った。3人してケータイ片手に一時間半、笑いっぱなし。これはもう実際に見ないことにはわからない。 「やっぱりターザンワールドの住人は最高ですよ!」と人見さん。笑いすぎてしゃがみこんでいる。 ただでさえ色黒な顔は上気してもはや漆黒だ。 「ねえ谷さん、この人、バカ?バカ?」彼女なんか、ピクピクと顔のケイレンが止まらない。ボクだってさっきから腹筋が痛い。 いつの間にかバーのママが帰り支度をしている。時計を見るともう午前2時すぎではないか! 実に半分以上がじょ〜い小川の話題だったことになる。彼女は家に帰ってからもケータイを見て爆笑している。 「チープスリルって!本人もどんだけチープなのよお!」おいおい、大声出すなよ。 ともあれ、酔いのせいもあるにせよ、これだけ笑いを引っ張るのだからこのサイト、ホンモノだ。 ボクはボクで、すでにこめかみに筋肉痛が起こり始めている。 ダチキン先生、いや、じょ〜い小川の「CHEAP THRILL」、最高です。酒のサカナや、ちょっとブルーなときにはぜひとも!
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56 :お前名無しだろ[sage]:2011/05/21(土) 23:16:22.20 ID:t5DXJKD80 - 「タニケン!お前がダチキンネタを書いたせいで、いろんなとこからジャンジャン電話がかかってくるんだよお!」
え〜、そんなに反響ありましたか! 「お前、アイツに刺されるぞ!」そう言いながら笑っている。山本さん、やっぱり人ごとにして楽しんでるなぁ。 平馬さんは少しダチキン先生に対して不満があるようだ。「なんで彼は“じょ〜い小川”なんて名前に変えたんですかねぇ? 前、『これからはダチキン先生と呼ばないでください』って言われたけど、今度のはなんのインパクトもないですよ!」 しきりに首をひねり、納得いかない顔をしている。平馬さんいわく、“ダチキン”という語感はすでにしてパーフェクトである。完成形である。 カタカナ4文字。濁点つき。いかにもダメ人間という響きを持っている。そして“先生”を付けることで愛嬌もOK。加えてあのビジュアル。 完全にバカと思われ、コチラを油断させる(ヒドい言いようだ!)。 「そんなヤツがものすごい文を書けば、それがギャップとして生きるんですよ!もったいないですよ!」う〜ん、確かに。ボクも意見を述べる。 「きっとどこかでカッコつけてて、バカになれないんじゃないですか?プライド高いなーというか、コンプレックスというか…」 「あぁ、それはあるよね」と平馬さん。「で、ここ何週間かターザンカフェの映画コラムを書いてないのも、 ライターという肩書きがついて、『オレは媒体を選ぶ』的な驕りというか、勘違いがあるんじゃないんですか?」 「おいタニケン、アイツ、書いてないのか!…ん〜、舞い上がるクセがあるから、この間ちょっとホメすぎたかもしれんな…」と腕を組む山本さん。 「よし、お前、シンジローと交代制で映画コラム書け!ダチキンの戻り道をふさぐんですよおおぉ!」うわっ、悪だな、この人…。 「これこそエディター魂だよぉ!限りなく底意地悪くなれるヤツが編集者という人種ですよおお!」 平馬さんも「あー、タニケンの『This Is It』の文章読んでオレも見たくなったからアイツよりキミが書いたほうがいいよ!」と煽る。 あーあ、ダチキン先生、もとい、じょ〜い小川さん、災難ですね。 ただ、こんなに話していて盛り上がる男はいないという点でみんな感服していましたよ。
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57 :お前名無しだろ[sage]:2011/05/21(土) 23:17:33.90 ID:t5DXJKD80 - 例えば彼女はダチキン先生(現・じょ〜い小川)という、かつてここで映画コラムを書いていた男性のホームページを大いに気に入り、
日記で大々的に紹介してといって聞かない。脅迫まがいの要望に仕方なく書きましたよ。 (ちなみに紹介したところ、なぜかそこの更新は止まり、プロフィール文も変わってしまった。理由は不明である) 「ねえねえ、この『The 愚零徒・堕血禁』って、もしかして…」 「あぁ、ダチキン先生だよ」 「キャー!!ライターデビュー前の貴重な原稿じゃないの!さすがネーミングセンスが秀逸ね!」 「ねえ、ダチキン先生来てないかな?」彼女は彼の大ファンである。 本人に会ったことはまだないが、サイト『CHEAP THRILL』は毎日チェックしていて、最近ようやく更新されたことに喜んでいる。 以前ボクが説明した彼の容貌や、右手をアゴにつける仕草のマネなどにより、彼女は彼への興味が抑えきれなくなっているのだ。 『LOVELY BONE』についてのレビューは書かれていないらしい。となると、もしかしてこの場にいるのかな? 「まあ、自分でもマスコミって言ってるくらいだから普段、こんなとこには来ないのかしらね。 『一般試写会に行くという手もあるな』なんて書いてるところからすると、もっぱらマスコミ試写会なのよ…」 ふ〜ん、さすが映画ライター。彼女のために一応見渡して探してみる。 「シンジローはいいから、ダチキン先生探してよ!」 探してるよ。だが、やはりいないようだ。 なんせ、あの特徴的な頭というか頭髪。帽子をかぶってさえいなければすぐに見つかるはずなのだ。残念だね。 映画の内容については省略。シンジローがおそらく日記に書くだろうし、それこそボクなんかより、 後ほどプロであるダチキン先生(おっと、じょ〜い小川だった)のレビューをご覧いただいた方がいいのではないか。 (中略) 「ダチキン先生に会いたいのよぉ!」 山本さん、聞こえました?彼女がこう言って聞かないんです…。
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58 :お前名無しだろ[sage]:2011/05/21(土) 23:18:15.17 ID:t5DXJKD80 - ソープ代は約3万円。
(中略) 行くカネがないとわかっていつつ、映画ライターのダチキン先生(現・じょ〜い小川)にもメールでお誘いをかける。 なぜかボクは彼から着信拒否されているのだが、案の定返信ナシ。 (だが後日、Sさんを通して「調整中です」との返事。お前はヤリ手のビジネスマンかよ…) 大声を上げ続けたやつのせいで警察に通報されてしまったりもした (これはダチキン先生のしわざであり、以後深夜、なにもしていないのに警官が来るようになった。 元バンドのボーカルだったらしいのだが笑い声があまりにもデカい)。
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60 :お前名無しだろ[sage]:2011/05/21(土) 23:20:20.20 ID:t5DXJKD80 - 「あ、そうだ、ダチキン先生はどうだった?」
「え〜、彼はですね、その日は夜に仕事があるから行けないそうです。 彼の場合、映画関連の仕事なら『マスコミ試写会』とか『インタビュー』とかぜったい自慢げに言うはずなんで、 だから今回は普通にバイトっぽいですね…」 ショック!こっちもダメだったか…。映画評論家・じょ〜い小川ことダチキン先生。 彼の招聘に際し、人見さんと事前に入念な打ち合わせを行っていただけに悔しさは大きい。 ダチキン先生はボクのことを蛇蠍のごとく嫌っている。理由はわからない。しかし、ボクは彼が大好き。だからぜひとも誘いたい。 かといって正直にボクの家で飲み会をやると伝えても来るはずがない。 そこで人見さんには、おびき寄せの撒き餌となる架空のシチュエーションを伝えてもらった。 映画好きが集まって高円寺で飲むことになった。自分を含め、知り合いも何人かいる。 やはり映画に詳しい人がいた方が場が引き締まるし、なによりみんな先生のコラムを毎日読んでいる。 ついてはご参加願いたい、もちろん呼ぶからには会費はこちら持ちですという、まあこんな内容だ。 ご丁寧なことに人見さんは、高円寺でやるとはいえ谷さんは仕事でぜったい来られないのでご安心をという追伸も添えてくれていた。 ふんぞり返ってホイホイ現れたらそこは谷賢の家だった!愕然とするダチキン先生。 「ようこそ!」と迎えるみんなのニヤニヤ顔。そんな光景を期待していたのに、これもかなわなかったか…。 「谷さん、ダチキン先生について書きましょうよ!」 はあ、なんだそりゃ。彼のことはたびたび取り上げているけれど、それって思いっきり自分への矛先をかわすための埋め草だろ。 「埋め草とはなんと不敬な!あの方は映画を極め、プロの物書きとして活躍されているいわば雲上人なんですよ! 我々とは階級が違うんですよ!」 確かに彼を尊敬するあまり、人見さんとは彼の話題でよく盛り上がる。 ダチキン先生がテーマになると、その存在の大きさにインスパイアされるのか、内容は自然と高級になる。 ダーウィニズムや優生学、はてはメンデル実験まで、議論は尽きない。なぜかついでに先天性疾患などという医学談話にまで発展する。
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62 :お前名無しだろ[sage]:2011/05/21(土) 23:23:39.63 ID:t5DXJKD80 - シンジローワールドは美女揃い。
【ユウミちゃん】元気いっぱいの社会人1年生、誰もがうらやむ超人気企業に就職。バイト先のカフェ(ドトール)の元同僚。 底無しのバイタリティで遊び心満点でノリがいい。発想豊かで頼りになる。 【愛ちゃん】黒髪に大きな目がソー、キュートな社会人1年生。大学では『源氏物語』に入れ込んでいたちょっと変わりもの。 湊を「みなこちゃん」と呼ぶ。“まぶだち”“デー友”“仲良し”。 【美咲ちゃん】渋谷のエステで働いている。「うーん、どこにでもいるヘンなおじさん」。よくしゃべる。 【Kちゃん】美咲ちゃんの仕事先の先輩の女のコ。渋谷のエステで働いている。よくしゃべる。 【フミちゃん】23歳。渋谷“109”のショップ店員。遊びに命を賭けているようなコ。オシャレ。ハッキリ言って見た目はコワい。 背が高く威圧感がある。性格はかなりキツい。満腹すぎてひとり食堂で昼寝、起きたらよだれでウェアがびっしょびしょ。 【のんちゃん】26歳。イベントコンパニオン。 【チヒロちゃん】ユウミちゃんの高校の同級生。 【イヨちゃん】18歳の大学1年生。彼女がいると場がパッと明るくなる。かわいすぎて、かわいすぎて、もう食べちゃいたい。 【ニコタマで食事した女のコ】変わった性格。モデル並の美人。海外旅行が大好きでブランド品を買いまくる。面倒くさがり。 ブラックな空気を放出しながら、ものすごい剣幕で歩く。
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63 :お前名無しだろ[sage]:2011/05/21(土) 23:24:20.85 ID:t5DXJKD80 - 【美咲ちゃん(2)】地元でも有名な美人三姉妹の次女。16歳当時小麦肌にがっつりマスカラ。あだ名は「カラス」。
地元の不良高校の“ボス猿”と付き合っていた。父は「黒い車に乗って駅前でスピーカーを持って大声で怒鳴ったりする人」。 【アヤちゃん(仮名)】小学校の同級生。3歳の息子を持つ一児の母(5年前の11月時)。昔はそんなに目立つコではなかったが、 あまりにも大人っぽくなる。肌を露出した格好でなれなれしい。旦那さんとはうまくいっていない。 【ハルナちゃん】19歳。バイトの同僚。高校時代からの唯一無二の親友が拒食症。 【Iさん】Kくんとつい最近、別れたばかり。美女。 【Sちゃん】バイト先の最年少。みんなのアイドル的存在。神奈川の大学に通っている。千葉で一人暮らしの彼氏ができた。 【サキちゃん】かわいすぎて、かわいすぎて、もう食べちゃいたい。最近夜遊びが多い。 【ユイちゃん】24歳。バイト先の元同僚。タメ口を使う。大学を卒業後、ブライダル会社に就職。ビジュアル系の追っかけだった。 【ジュリー】バイト先の元同僚。銀行に勤めている。
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64 :お前名無しだろ[sage]:2011/05/21(土) 23:24:58.40 ID:t5DXJKD80 - シンジローワールドは美男揃い。
【ふっくん】幼稚園・小学校の同級生。ズバリ、彼は“ヤクザ”だ。「○○商事」の文字。 【ヒデ】英明。小学校の同級生。東大出身。今は大阪で人材コンサルの仕事をしている。 【小学校の同級生】群馬の工場に勤務している。 【K君】バイト先のカフェの同僚。26歳のフリーター。役者志望の彼は超イケメン。貧血で失禁。 【スノボ野郎1】某理系大学院、博士課程の26歳。 【スノボ野郎2】整体師、27歳。 【H君】バイトの同僚。4コ下の23歳。今年の春、早稲田大学を卒業する4年生。心理学科。 小説を書いたり映画を撮ったり自由な生活を満喫。悪ぶった生意気な男。Sちゃんにセクハラ。“そいつ”。 【Pさん】29歳。普段は某テーマパークで働きつつ、週末に2丁目で「ドラァグ・クイーン」としてショーなどに出演。 【教授】バイト先のカフェ(ドトール)の常連。50代前半で大学の非常勤講師をしている学者さん。専門は言語学。おそらく独身。 【おっちゃん】バイト先のカフェ(ドトール)の常連。50代後半で派遣か日雇いで工事現場のガードマンなどの仕事をしている。 昔は音楽関係の仕事をしていた。休日にはカメラ片手に都内を撮影して回るかなりの趣味人。おそらく独身。 【Yさん】36歳。バイト先のカフェの同僚で、昼夜は都内の高級レストランで働く料理人。 【K君(2)】フミちゃんの友人。背が高く二枚目。運送屋。バンドをしていて、自由が丘の一軒家でメンバーと共同生活。 【もう一人の男性】フミちゃんの友人。社会人2年目。都内のアウトドアブランドの会社で働いている。 【同居人】23歳。兄の友人。トイレットペーパーをよく使う。
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