- 日本脱出したいのですが…
557 :長文ごめん[]:2011/03/23(水) 12:48:09.73 ID:RphM29qp - >>552
在イタリア。日本人、明日にも禿げて死に絶えますと言わんばかりの報道だった。 関心がリビアに行って日本に割く紙面が少なくなってからは特に、 「まだまだ怖いぞ危ないぞ」と思える情報ばかり選りすぐってお届けしてますって感じ。 でも、フランスのル・モンドとか読みにいくと、印象が全然違うよ。 たとえば、汚染野菜についての昨日の報道だけど、自分が呼んだ限りでのイタリア紙は、 「ほうれん草が汚染されてた!」 「WHOのコーディングリー報道官が予想より 深刻だと言った!」 「日本政府は大丈夫だって繰り返すけどこりゃ大変だね!」って はしゃいでる、もとい、騒いでるのね(*)。 * 複数紙の要約だし、ちょっと恨みが入っているのでこんなまとめ方だけど、 実際にこんな頭の悪い紙面なわけではないです。一紙の要約である下記とくらべて、 イタリア紙とフランス紙の質の差を云々したりは、くれぐれもしないでね。 一方、ル・モンド紙は、同じ問題、同じWHO発表を扱うにしても、 「ほうれん草が汚染されていたが、日本政府は健康に害はないと発表した」 「WHOは、注意深く観察してきが、食物汚染に関する日本厚生省の発表に 包み隠すところはないと言った」、「コーディングリー報道官は、短時間放射線に さらされた程度の野菜はただちに健康に害を与えるものではないと強調した」という 紹介の仕方。むしろ風評被害で大打撃を受ける農家や輸出のことを心配している。 情報の取捨選択や記事の構成の仕方で、印象がものすごく違うんだよ。 でも、他にもなるべく色々な情報源を眺めるようにしているけれど、基本的に、 報告される事実内容に大した違いはない気がする。 だから、日本のスポークスマンが大丈夫と言うなら、とりあえず大丈夫なんじゃないかな。 上述のとおりWHOのお墨付きなんだし。 予断は許されない状況で、毎日注意している必要は、残念ながらあると思う。 でも、心配しすぎて無駄に神経すり減らすのは、色々もったいない気がするよ。
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