- ピナツボ火山の爆発とサイパンの戦い
2 :名無しさん[]:2011/03/19(土) 01:23:43.83 ID:tsnBMld0 - 1991年,フィリピンのルソン島北部に位置するピナツボ火山が噴火しました。
当時この噴火による火砕流などにより,フィリピンでは多くの被害がでました。 噴火によって発生した二酸化硫黄は成層圏まで行くと亜硫酸ガスに変化し,薄い層を形成します。 そのため,本来地表に到達するはずだった太陽光が減少してしまい,地表の気温は減少します。 その一方で,亜硫酸ガスの層は地表からの赤外放射の一部を吸収する効果(温室効果)もあります。 しかし,この効果は地表の気温を下げる効果より小さいため,結果として地表は平年と比べて寒くなります。 そして、この噴火の影響が主な原因となって1992?1993年に世界中で異常気象が起こったと考えられています。
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