- 日本ワインを応援するスレ14本目
948 :Appellation Nanashi Controlee[]:2019/01/12(土) 17:44:17.79 ID:V871lhbC - シャトー・ラグランジュ 椎名敬一副会長 格付けシャトーを舵取り
極端な遅摘みに踏み切る https://www.winereport.jp/archive/1999/ 皆様、私は常々黒海沿岸域の最大の魅力は「レイトハーベスト」に表れる、と言い続けました 何故か? ホンモノのワイン即ち「豊かな果実の甘味が口の中に広がる」ホンモノのワインは「レイトハーベスト」 によって再現されるのです そしてシャバシャバ君をはじめ、ジョージアの凄さと強さを理解できない鼻につくワイン通どもは、 そもそもレイトハーベストワインがどういうものであるかすら知らないのです 私はブルゴーニュボルドー等歯牙にもかけない「辛口」の酒評論を行う事は、皆様もご存知でしょう その理由は、カビが蔓延するジメジメした夏季の「ボルドー」大西洋からの曇天でロクに完熟しない 「ブルゴーニュ」こんなところがよく「高級」ともてはやされるものだ、と不思議で仕方ありません だからこそ、と言う訳ではないのですが、逆にこのような(ワイン葡萄にとって)気候不遇の地で 「レイトハーベスト」を実行する生産者を知ると本当に感動します サントリーは「高級酒」には手間暇をかける会社だ、とうろ覚えではいたのですが、これは本当でした >その一つが極端な遅摘みである。118ヘクタールもの広大な畑を抱えるラグランジュは、 >どんなに急いでも収穫に3週間かかる。3級のラグランジュは、サン・ジュリアンでも内陸に入っている。 >ブドウが熟すのに時間がかかる。かといって、遅摘みすれば雨のリスクが高まる。 >だが、ブドウの糖度と生理的な成熟度を上げないと、いつまでも上位シャトーに追いつけない。 現在、渋くて酸っぱい酒の「元凶」は当然早摘みです そしてこういうワインは、黒海ワインの専門家田中克幸様が嫌うワインでもあります シャトー・ラグランジュはボルドーの中でロバートパーカー氏の評価が高い事で知られています しかしながら、蔭でこういうギリギリのリスクテイクが行われていたとは知りませんでした
|