トップページ > ワイン > 2019年01月06日 > A0stWzMh

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Appellation Nanashi Controlee
日本ワインを応援するスレ14本目

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日本ワインを応援するスレ14本目
721 :Appellation Nanashi Controlee[]:2019/01/06(日) 11:42:26.19 ID:A0stWzMh
イタリアにおけるギリシャの影響
https://www.nostimia.com/?mode=f30

皆様、現在このソースによりますと、「ヴェネトワイン」はギリシャの影響を強く受けている
との指摘があります
そしてそれはその通りだと思うのです

>14世紀の裁判官ペトルス・デ・クレセンチスは、ギリシャから伝わった葡萄栽培の方法についてことさらに言及している。
>ヴェネトワインはとりわけギリシャ式の影響を受けている。
>その最上級のワインはすべて天日で半乾燥させたぶどうからできるのである。
>強く甘いレチオトとアンマロネは、エーゲ海の島々やキプロスからのワインをもとにしていると信じられている。

太古の世界において―――否スティーブンスパリュア氏が提唱する「食と酒のマリアージュ」論が蔓延る近代以前は―――
「甘美」なワインこそ至高のワインと言われていました
そして地中海性気候の制約の中でそのようなワイン造りを目指したときは当然、「陰干し」が適用されたはずです

しかしながらいわゆる「ワインスクール」で机に噛り付いて「お勉強」をした浅学の徒ほど、机上の空論に走り彼らの言説は
有害でしかなくなるのです
例えばシャバシャバ君
シャバシャバ君は現業のワイン業界勤務である事は明らかですが、ジョージアを「下の下」と言っています
そして「レイトハーベスト」をロバートパーカー時代の遺物と考えているようです
そのように実際と机上の違いを正しく認識できないなら、全く「勉強」等しない方がいいのです

未だに「黒海沿岸域」と「地中海沿岸」のワイン産地の特徴の違いが理解出来ない鼻につくワイン通どもはしばしば
決定的な間違いを犯します

https://trakiyatrading.net/learned-about
>紀元前8世紀に書かれたホメロスの「イーリヤス」「オデュセイア」物語にもトラキアのワインがギリシャ及びトロイアの両陣営に輸出され、
>その味は「色は黒く、蜂蜜のように甘くおいしい」と記されています。

この記述を見ると現在の「濃厚で美味しい」現在の黒海ワインとの特徴と一致するのですが、
この場合は地中海性気候の常識を黒海沿岸域のワイン産地に当てはめてはいけないのです

何故なら「黒海型大陸性気候」は季節間/昼夜間寒暖差が激しいからです

そのタイプの産地の場合は「レイトハーベスト」こそ最大のポテンシャルを発揮します
これは、日本人で私が初めて提唱する概念であり、それ以前はどのような高名なワイン評論家も
「言及」しておりません
日本ワインを応援するスレ14本目
752 :Appellation Nanashi Controlee[]:2019/01/06(日) 20:53:48.89 ID:A0stWzMh
ジターナ アウトグラフ メルロ
https://item.rakuten.co.jp/dacia/mldv-autograf-me/

皆様、先述したように私は正月のお屠蘇として↑のワインを飲みました
このワインはモルドバの土地に比較的向いていると言われるワイン葡萄「メルロー」です
なんでもジターナ社は「アウトグラフ」ブランドに関しては、同社の特級畑で生産しているとか

私は「チーズ」を食べる事等ほとんどありませんでしたが、せっかくですのでコーヒーショップ「カルディ」で
「サバンシアフロマージュ&デイリージャポン社」の輸入ナチュラルチーズ(カマンベール)を一緒に買って食べてみました
開けたばかりにときは、かなり穏やかで濃厚な渋みと酸味を感じ黒海らしさはあるものの、やや飲みにくい印象でした
辛口の良さであるすっと切れる感じで渋みがくどくありません
一瞬だけ辛さを感じるキレる酒、という意味ではやっぱり一級品の酒だと思います
ナチュラルチーズとはやはりよく合い、チーズの癖を洗い流す感じです

クルクルとワイングラスを回すと、余市10年のような樽の香りが感じられました
通に向けたお酒ですね、これは
とは言え、これが私の好みに合うかと言うとそうでもない、という感じです

このワインが本領を発揮するのは、開栓三日後です
空気が混ざり合う事で味が開くためか、初日のような気難しい渋みが和らぎプチトマト的甘みが
出てきたのです(果実味と言うワイン用語があるが、鼻につくワイン通ではないのでその用語を拒否する)
これが開いてくると以前飲んだ「グリア・バベアスカネアグラ」のようなモルドバ的柔らか味も一緒に出てきます

初日では信じられないほど呆れる位に飲みやすくなり、とても同じワインとは思えません
私はワインの辛口は一般的な味だと美味しいと思わないタチなのですが、モルドバの辛口に外れ無しとしか
思えません

いわゆるでキャンタージュ効果ではないか?と思われますが、それには経験が足りないので何とも言えませんね
兎に角同じお酒なのにガラッと印象が変わるというのは確かです


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