- 【田】Windows10 Mobile Part92
256 :名無し~3.EXE[sage]:2017/12/08(金) 00:01:14.65 ID:QT6dXaiO - 〜続き
そもそも“違うこと”が失敗の理由? モバイルOSの「第3のOS」という言葉が出るたびに思いだすのが、 2010年にSymbianのイベントで聴講したマーケティング理論のGeoffrey Moore氏の話だ。 2007年の”iPhoneショック”によって、麻痺状態に陥ったSymbianに対し、Moore氏は「iPhoneを模倣せよ」と言い放った。 要するにスマートフォンでリーダーとなった(Symbianがフィーチャーフォン時代のOSだとして)iPhoneから多くの機能を取り込み真似ることで、 iPhoneの優位性を無効化してしまうという戦略だ(特許弁護士が聞いたらびっくりする言葉だが)。 Symbianのオープンソース化は結果的に失敗となるが、スピードの遅さとプライドが阻害要因の1つであったことは否めない。 さてこのときは明確に頭角を現していなかったが、2008年に立ち上がったGoogleのAndroidは (Moore氏の話を聞いていたのかと思うぐらいに)、「スピード」と「iOSライク」に徹した。 その結果が現在の8割強のシェアだ。今でも「iOSライク」は一部のユーザーにとって重要な要素のようだ。 「HUAWEI P9」を好む欧州の女の子(14歳)はiOSライクなインターフェース(テーマ)をカメラとともにファーウェイ端末を選んだ理由にあげ、 Samsungは全体としてiPhoneのようには見えないから買いたくないと話をしていた。 MicrosoftもiPhone登場前からモバイルで戦っており、その違いに自信を持っていたはずだ。 確かに独特のタイルUIを好むユーザーはLumiaを選んでいたようだが、 Windowsのシェアはなんと2016年第1四半期の0.8%から、2017年第1四半期には0.1%まで下がっている。
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