- 【話題】 ホーキング博士が断言 「天国も死後の世界もない」
39 :○[sage]:2011/05/17(火) 17:54:28.66 ID:q2u3x+1f - 多くの人は生きている間、肉体で知覚できる世界がすべてだと思っている
(精神の進化が進んでくると、そうではないことを知るようになる) それは、今、今回の人生で得ようと決めてきた体験をするのに、そういう世界観を持って行動するほうが都合がよいからだ さらにいえば、時間が不可逆で不自由なこの世界に生まれてくるのも、そのほうが都合がよいからだ 相対的な見方をやめれば空間に前後左右が存在しないように、本当は時間にも前後はない 死んだら時間も空間と同じで前後に移動可能だから、来世が今より昔の時代ということも普通にありうる 追加的に体験したいことを体験するのに都合がよい時代と場所を自動的に選んで転生する 家庭環境や両親も、その都合で選ぶ あるいは、そこに生まれるという予めのお互いの同意がある場合もある だから、ある特定の時代に人口が集まってもおかしくはない 今の時代の地球に人口が集まっているのは、それだけこの時代のこの場所で生まれて体験をしたい人が多いからだ ある人が何らかの理由で、この世界において更なる体験が必要になると(カルマの発生)、その瞬間に「来世」が発生する すなわち、今これから、どう行動し何を選択するかで、転生の回数は変化し続けるのだ 仏教的にいうカルマとは、「体験し足りない」という「思い」のことだから それをすべて、実際に体験し終えて満足するか、客観的に観察するなりして手放すかすれば、輪廻転生の輪から抜け出せる これを小我だけでなく、大我(集合的自我)の段階でも達成したら、それが悟りの段階である カルマを生み出す感情も集合的自我の影響も、客観的に観察することで「空じる」ことができる そうなると、もうそれ以上転生することはない
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41 :○[sage]:2011/05/17(火) 17:58:53.23 ID:q2u3x+1f - 科学者のほとんどは唯脳論者なので、ある論点以上の先に進むことができない
唯脳論者は脳が意識の活動のすべてで、脳の終わりが意識の終わりだと考えている そして、記憶も脳の中に蓄えられていると思っている しかし本当は、記憶は宇宙空間に蓄えられていて 脳の中で記憶を司る箇所とされているところは、その「ウェブ」上の特定の情報にアクセスする送受信装置にすぎない 私たちの日々の行動や感受は、生きている人、既に死んでいる人のすべての体験と思いに影響されている それは、脳と感覚器官と肉体とが、情報への送受信機だからだ 歴史が繰り返すのは、これが理由だ(中世の十字軍と現代の状況が似ているように) 特に、集合的自我(国家や人種や宗教への撞着など)の影響は大きい 人は、どの情報にアクセスするのかを自分自身で決めることができる 逆に言えば、自分の体験には自分にすべての責任があるのに、他人や社会や集合的自我のせいにする たとえば、心に恐怖が宿るとき、ほかの時代と場所の誰かの人生における恐怖を伴う体験の情報に、脳がアクセスする 感情が波長を生み、、同じ波長の情報にアクセスする その結果、その体験に似た体験をしてしまうことになる(最近では、これは「引き寄せの法則」と呼ばれている)
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42 :○[sage]:2011/05/17(火) 17:59:59.19 ID:q2u3x+1f - 脳と感覚器官をはじめとする人の肉体は、「体」験の道具として生まれたときに携え、死ぬときに捨てていく道具だ
死んでも意識はつづくが、道具がないので体験することができない また、形のない世界だから、そもそも体験が存在しない 再び生まれてくるときに、通常、前世の記憶がないのは そこで起こったことの情報が蓄えられている宇宙のどこかにアクセスすることができないからだ つまり、「アドレス」を知らないからだ 逆に言えば、アドレスさえわかれば、その情報さえ取り出すことができる それどころか、「来世」の記憶さえ取り出せる 自分自身にとってそれが必要だと深い意識において決心すればの話だが 普通は前世や来世の情報を心の底から知りたいと思う人はいないので、取り出さない そもそも輪廻転生にさえ前後は存在せず、「前世」「来世」と呼ぶより、「他生」と呼ぶほうが正しい 時間や空間は、顕在的世界の構造物である それは、集合的自我によって作り出されたもので、人が集まって町や国が生まれるのと同じこと たとえば仏教で、自我によって生み出されたものを「幻」と呼ぶのはこのためだ 意識は、非顕在の立場から、顕在的な他生のすべてを時空を超えて観察している (非顕在とは、仏教では「空」と呼ばれる、「無」ではない) 肉体に閉じ込められている私たちの生と存在は、その意識の出先機関のようなものだ 「死んだら死後の世界に行く」のではなく、この出先機関がなくなるだけのことだ
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45 :○[sage]:2011/05/17(火) 18:06:40.73 ID:q2u3x+1f - 訂正
>しかし本当は、記憶は宇宙空間に蓄えられていて × 宇宙空間 ○ 宇宙の非顕在領域
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46 :○[sage]:2011/05/17(火) 18:30:20.04 ID:q2u3x+1f - われわれの輪廻転生の営みは、結果は既に決まっていてプロセスが常に変化している
そのプロセスは、今このときに何を選択し、カルマがどう変化するかによって変わり続ける どんなプロセスを描くのかは自由だが、ゴールは決まっている 何十回何万回の人生を掛けようが、人はすべて悟りに向かって進んでいる 人にはもうひとつ、勘違いを生む制約があり、それは肉体と精神の区別の問題である 肉体は親に遺伝する そのため、肉体の遺伝的要素を、前世と混同してしまうことがある さらに、肉体のつながりを重視するあまり、家族以外を家族と比べて軽視してしまう これと似ているのが、人種や国家、民族、宗教間の対立などの問題だ そもそもすべての命はひとつであり、宇宙をひとつの生き物と見れば それぞれの人は、体のほかの部分のようなものであるのにである 宇宙にあるのは、宇宙のしくみだけであり、その性質のみが唯一の宇宙の性質という存在であり 個々の営みは、その性質の顕現という幻だけである これが、多くの宗教で「神は自らに似せてすべての命を創った」と伝えられる真実である
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47 :○[sage]:2011/05/17(火) 18:56:35.81 ID:q2u3x+1f - 宗教が真実を間違って伝えると、多くの人を誤解の中に巻き込むことがある
キリスト教が、キリストの言葉を間違えて伝えたのが、「ゴールが決まっている」という点で これを「死んでからいく約束の終着地」と解釈してしまったために 仏教や古神道にはきちんとある輪廻転生の教えが失われてしまった この誤解は、イスラム教や戦前戦中の国家神道にも見られる その結果が各宗教の「原理主義」を生み、宗教のための戦争、自爆テロなどを生んでいる 何らかの思いによる「自殺行為」(個人的な理由による自殺も同様)は、複雑なカルマを生む そもそも自分が選んで(自分のカルマの積み重ねで)生まれてきたのに自ら命を絶つことは、誤解によるものだ 自殺をすると、大いなる誤解を解くための人生を経験しなければならず、それは大抵とても苦しいものだ また、その人生で関わった人との間で破ってしまった約束を補償するための人生を生きなければならなくなる
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48 :○[]:2011/05/17(火) 19:11:02.03 ID:q2u3x+1f - 自殺をした人は、何度繰り返しても、最期に自殺を選択してしまう人が少なくない
これは、人が死ぬときに、その瞬間の波長を宇宙に放出し 次の転生をする際に、その反射を受け取って誕生してくるからだ すなわち、死んだときの感情を持ち越して、その性質を引き継いで生まれてくるからだ 自殺を繰り返すたびに、それは「癖」となっていく これは何も自殺に限ったことではなく、殺人をはじめ、人のあらゆる行動の元になる気質は癖になりやすい そもそも、よりよく生きることを妨げる気質を手放すことが、繰り返し生まれてくる人生の目的である それは、どこかでそれらを手放すまでつづいていく キリストもブッダも、こういう癖になってしまった真実の誤解に伴う心の気質を、「原罪」と呼び それによって、人生の中で起こる苦悩のことを「地獄」と読んだが この点も誤解されて、「原罪は自分で生むのではなく他から下される」あるいは「もともと人は罪深い」と誤解したり 「地獄という場所がある」と誤解している人も多い
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50 :○[]:2011/05/17(火) 19:17:34.52 ID:q2u3x+1f - この「ゴールが決まっている」の誤解釈によって、もうひとつの根本的な誤解が生まれた
それは、悟りを開いた人を特別な人間だと考えて崇拝することである ブッダのような悟りを開いた覚者は、すべての人が等しく向かうゴールに先にたどり着いた人で いわば先輩のようなものであり、けっして特別な人ではない ブッダもキリストも、悟りに向かう「近道」を説いたが、自分を崇拝せよとは言っていない 悟りそのものについては人が理解できるような説明がなされないのは 悟りは状態であって、一連の道のりのことではないからだ 覚者が説くのは道のりに入る方法だけだ 悟りにいたった人は、自分の状態を説明できない なぜなら、自我を捨てきった状態が悟りであるからだ
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52 :○[]:2011/05/17(火) 19:36:27.87 ID:q2u3x+1f - 訂正
>宇宙にあるのは、宇宙のしくみだけであり、その性質のみが唯一の宇宙の性質という存在であり × 唯一の宇宙の性質という存在 ○ 唯一の宇宙という存在 >自殺をした人は、何度繰り返しても、最期に自殺を選択してしまう人が少なくない × 何度繰り返しても ○ 転生を何度繰り返しても
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53 :○[]:2011/05/17(火) 19:37:43.87 ID:q2u3x+1f - 宇宙=神
これは同じことである 宇宙には、自らの性質(=自らそのもの)を体験的に知るという意志があり これを擬人化して神と呼んでいるからだ
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