- 隅田金属日誌を検証する4
680 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/05/22(日) 11:17:51.33 ID:O9f3OmfS - >678
>「戦車の能力不足は歩兵の血であがなうことになる」 想像力豊かですね。 90式だと歩兵が大出血で、10式なら歩兵は出血しない。結局は戦車の能力だけで決定される陸戦モデルだと思いますよ。 小火器マニアが、38式小銃なら日本は敗北する、99式小銃なら勝利する、というようなものですね。あまりに近視眼的です そもそも、どの状況で「戦車の能力不足は歩兵の血であがなうことになる」のですかね。 東アジアの現況では、中国・ロシアが日本侵攻をする理由はない。 また、「非合理的理由により」日本本土に侵攻しようとしても、日本本土近くとなれば、海空戦力は日本絶対有利ですから。 陸軍力は「撃ち漏らし」に対応できれば良い。 抑止効果にしても、戦車の質や量は影響しませんね。海空戦力で優位を保っている間は 「日本戦車は10式に完全更新されない、今こそ日本侵攻を」なんて行動はどちらの国もとりませんよ。 海空戦力優位が崩れそうになるのならば、海空戦力強化に血道を挙げないといけない。それこそ戦車どころではない。 >679 >「日本と同じ島国の台湾は戦車を1000以上持っているぞ!!」 台湾は中国と戦争中ですからね。 中国は台湾を回収すると息巻いているし、台湾も金門・馬祖防衛のため、無駄に兵力を貼りつけている。 で、日本を占領するなんて息巻いている国はありますか? だから、戦車を減らす話で、世論には何の危機感も生まれないのですよ。 「着上陸の危険性が〜」「戦車の能力不足は歩兵の血で〜」というのは、一種の宗教的な危機感に過ぎません 仏教のある一派がハマっている、「国難がある」と同じですね
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688 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/05/22(日) 17:39:04.78 ID:O9f3OmfS - >686
>戦車が400両を切ったら、本土の師団・旅団の大半に戦車が配備できなくなる(性能がどうこうではなく配備数が0になる舞台が出てくる) つまり、性能はどうでもいいわけですね。ならば、既存戦車の改修でもいいでしょう。 すべての部隊に戦車が必要である、戦車のない部隊はありえない。そう言いますけど肝心の陸自が、戦車の数に合わせて部隊を減らしているわけでもない。 陸自の本音も「戦車は死活的な問題ではない」ということです。 >・「撃ち漏らし」に対応できる必要最低限の規模が今の陸自の現状です。 > 中国地方に周辺諸国が師団単位で兵力を挙げてきたら、13旅団は玉砕して時間を稼ぐしかない > と言われてるんだぞ。ロシア軍相手だと旅団規模でもやばいかも試練 どこの国が中国地方に師団単位で戦力を揚げてくるのですか? その国に、師団をまるごと運ぶ能力がありますか? その国に、海自・空自による邀撃から船団を守る護衛戦力はありますか? で、ロシアに中国地方まで、旅団規模を運ぶ海軍力がありますか? その戦力で、日本の海空戦力を排除する、加えて米軍も排除できますか? 蓋然性に乏しい事態を創り上げても無意味です。 「13旅団は玉砕して時間を稼ぐしかないと言われてるんだぞ。」というのは 「米国が沖縄占領を決意したら、沖縄の自衛隊は玉砕するしかない」ということと同じレベルです、失笑するだけです
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690 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/05/22(日) 18:11:32.78 ID:O9f3OmfS - >改修では寿命は大して延びないと何度言われているか
説得力がないのですよ。新しいものを作ったほうが安いとか、官僚の言うことを真に受けても仕方ないでしょう。 皆さんの大好きなロシア戦車、T-55なんかは改修を続けて50年ももっています。 パワーパックも足回りも、仕上げは相当貧弱でしたけど、改修型パーツをくっつけて今でも使っている。 米空母も、米戦略爆撃機もSLEPで長持ちしている。自衛隊が甘えたことを言っているだけ。 20年から30年のスパンで、着上陸のおそれはないわけです。情勢に「何らかの変化」があるまで戦車は改修・延命でいいでしょう。 まず、極東ロシアは20-30年たってもジリ貧でしょうし、中国も台湾武力回収なり、 1国2制度なりで和平併合してからでなければ日本に手を出す余裕もないでしょうけど。
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692 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/05/22(日) 19:48:45.37 ID:O9f3OmfS - では、極東ロシアと中国が送り出せるだろう、上陸船団の規模と護衛艦艇の見積もりですね。商船を使うなら、その規模もですけど。
まともに数字を検討すれば、中国とロシアでは日米海空軍力を圧倒できないことは理解できるでしょう。 現実をみたくないから、商船で上陸戦とか、奇襲で上陸戦とか、ゲリコマで海空戦力を封じるといった、小説的技法に頼るのでしょうけど。 >T-55は74式と比較しても生産数が3桁違うんだからさぁ そりゃ、余剰部品の備蓄量も違うさ 余剰部品で延命・改修しているわけえはありませんよ。アフターマケット向けの新造部品を使っている。 改修規模にしても、200両とかそのレベルでもやっている。74式にしても、90式にしても、新造部品で改修を続けることは可能です。 >T55は1970年代終わりまで生産されてたし、中国じゃ80年代まで改修型を生産してたし 74式戦車は1989年まで生産されていたし、90式戦車も2009年まで生産されていました。T-55よりも条件は良い。 >議会が新型開発の費用を認めないから、一機あたり何十億って金かけて延命してるんだよ 新造するよりも安い方を選ぶのは当然です。新造したほうが安いなんて、車屋のセールスに引っかかってどうしますか。
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693 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/05/22(日) 19:49:03.89 ID:O9f3OmfS - >極東ロシアは最近装備更新が頻繁な地域だぞ?
そういうことは、かつての極東ソ連軍、ソ連太平洋艦隊の規模まで戻ってから言いましょうね。 今のところ、極東ソ連軍7万5000人、主力水上艦15隻、揚陸艦3隻ですよ。 しかも、中国とは国境を接していて、アメリカともベーリング海を挟んで対峙している。 >中国に関しは、台湾に手を出すなら、手を出す前段階でもむしろ南西諸島や九州の危険度が上がるわ ユニークな意見ですね。 台湾を回収するために、日本に上陸するのですか。 普通は、台湾だけを相手にするでしょうけど、日米台をまとめて相手にするとは。 まったく、「不条理な発想をしないとは限らない」ですね。
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