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10 ：バリアフリーな名無しさん[]：2017/01/06(金) 13:04:40.84 ID:rsSnCk/6 - >>8
剣客商売 ならぬ 昨今『新商売』三題 〜 池波正太郎時代小説ならぬ近年の世情より 《注：同じ『剣客商売スペシャル 母と娘と』でもTVで放映されたものとは全く趣を異にします》
https://youtu.be/7PF4JjgMMCc?list=PLY7ZOPwLzyQh4ve2z0fttyuUL3k2-4AtI
被害者商売と題した。いやいや被害者(になること自体)は(大した)商売になるわけではありませんよ。
その被害者に群がって商売にありつこうとする面々が、ごきぶりホイホイとわいて来ることを言ってます。前作の『貧困商売』と同じ趣向です。
被害者参加制度ねえ。おっとくどくは言わないんでしたね。
制度についてだけ言っとこう。被害者が刑事裁判に参加しようとしても自分で出来るわけがない。自ずと被害者代理人を立てることになります。
多分にもれず、件の齋藤家も弁護士代理人を立てました。
そして、その弁護士屋が自己の名を以って齋藤一家のためにやった法律行為といえば…
先ずは斉藤杏花本人が綴ったとする意見文の法廷公開。
何々？寺内を一生涯刑務所に閉じ込めておいて欲しい？…あのねえ…
後に同趣旨は、自ら証人として出廷した母・真希子氏の口からも語られました。
あのねえ、あのねえ。どうしてそんな支離滅裂なことを口にする？
求刑の罪状はどうあがいても無期刑にはならないんですよ。
どいつもこいつも…いやいや、それは言わないんだった。
母娘で申し合わせてる、ってことに(のみ)注目です。
申し合わせてる、つまりは杏花は母親にギイギイ言われて自分の意思でないことを書かされてるんですよ。
思えば、前代未聞にして奇奇怪怪な事件。その背景(のひとつ)は齋藤親子のギクシャクがあったんじゃないんですか？ほら、異常に干渉してると伝えられてたあれ。
喉元過ぎれば熱さを忘れる、本当に懲りない人たちです。
後先になりましたが、本作も前作同様に親子剣客の生き様を描いた池波正太郎による時代小説・『剣客商売』（けんかくしょうばい）のパロディです。
前作説明でも触れたように、現状版・TV版は最初は息子の大治郎が主役だった、けどシリーズを経るに従い徐々に父である小兵衛が主人公になってきました。
朝霞の齋藤母娘もこれと同様に、主人公の座が娘から母親へと移りつつありますね、あはっ！
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