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くもいとみかん ◆SjWXMdM6SY
雨宮天アンチスレ ★2

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雨宮天アンチスレ ★2
495 :くもいとみかん ◆SjWXMdM6SY [sage]:2022/09/21(水) 23:58:40.45 ID:4ooic9pq
今日は羽佐間道夫さんの話をちょっとしたいと思います。
って言うのは、YouTubeの内田夕夜さんのチャンネルの
羽佐間さんのインタビュー動画見てやっぱり凄い人だなと思った
からなのね。アテレコが凄いのは言うまでもない
レジェンド声優さんなわけだけど、個人的に凄いと思ったのが、
この方が演劇に魅了されたきっかけみたいなものは
演劇には社会を変えれる力があるっていうような
昔ながらの思想演劇色の強い部分にあるように
インタビュー動画を見てるとあるように思うんだけど、
普通こう言う毛色の新劇系の俳優さんって、社会主義思想とか
そういうインテリチックなものに染まりあげて
日本文化軽視、日本の伝統芸能軽視、昔の文学者さんや教養
主義者のような浪花節嫌い、日本の古典芸能嫌いみたいな
そういう西洋文化から導入された新しいハイカラなもの好き
としての新しいものとしての、新の劇。そういう意味においての
新劇色のある人らとはまた違ってるのね。
雨宮天アンチスレ ★2
496 :くもいとみかん ◆SjWXMdM6SY [sage]:2022/09/21(水) 23:58:56.86 ID:4ooic9pq
っていうのはこの方は古典芸能が大好きな俳優(声優)さんな
わけね。新劇俳優だけど古典芸能も好き。古典芸能も
自分の芸の引き出しにされてる。
面白いのが芝居の間のとらえかたを浪花節とか古典芸能の間で
とらえらてる話なのね。ぐーと苦しくなるまでやって
ふぁと語りかける浪花節のテンポの話とか、間の繋げ方と
切り方の話とかね。これ聴いてほんと面白いなと思ったのが
若山弦蔵さんの言葉のリズムのセンスと同じことを
言ってられるように感じるのね。
羽佐間さんと若山弦蔵さんの言葉のリズムのセンスって
似てるなあってね。
若山弦蔵さんも朗読ではバーとやってふわっと抜いたりされる
のね。でぱッと言葉繋げたり離したりするわけ。
でも若山弦蔵さんは羽佐間さんのように古典からそれを
学んだわけじゃないわけね。
若山弦蔵さんってのは若い頃は旧劇的な文化に毒された古い
感性のラジオドラマプロデューサーさんの感性を
良く思われてなかったわけで、昭和30年に見た福田恆存さんの
ハムレットに影響をうけて、ちんたら旧劇に毒されたように
セリフを言うの脱却しようとしてはやくセリフ言う練習される
わけね。そこで落語とかも参考にされるわけだけど。
きっかけは福田恆存さんのハムレットなわけね。
福田恆存さんってのは、築地小劇場から続く
悪しき慣習とか、旧劇に毒された間のちんたらした言葉だと
本場のハムレット演劇のような演出速度が持つ観客への
効果とか、言葉そのものが死ぬと考えてセリフ速度を
はやめようとされてたわけね
若山弦蔵さんってのはドイツオペラとか好きで
意外とハイカラ好きな性格されてるわけね。
旧劇的感性のプロデューサーに昔ネチネチ言われて
古いもんにとらわれすぎる人は好きじゃない。
西洋の新しいもんが好きなハイカラっぽさが芝居のセンスに
あるわけよね。
雨宮天アンチスレ ★2
497 :くもいとみかん ◆SjWXMdM6SY [sage]:2022/09/21(水) 23:59:04.30 ID:4ooic9pq
古典芸能大好きな羽佐間さんとは好みが違うなと思うわけね。
でも不思議なことにこのお二人の芝居のリズムに対する
センスって同じことを言ってるように感じるのね。
それが面白いのよ。羽佐間さんは古典芸能からリズムを
感じとって、若山弦蔵さんは福田恆存さんのハムレット演出から
リズムを感じとった。真逆のものからリズムを感じ取ってる
お2人が同じような芝居の間の話されてるわけね。
これなんでだろうって思うんだけど、おれは
福田恆存さんが「人間・この劇的なるもの」で言われてることが
関係あるように思うのね。つまり劇、お芝居って儀式は
生命の根源的な帰路に本来根ざすものだって考えね。
新劇とか旧劇とか放送劇団とか舞台劇団とかそういう
枠を超えて生命の根源的帰路としてのリズム、サイクルが
このお2人の芝居のリズム、センスにはあるんだと思うの。
羽佐間さんってのは画面の向こうの役者の心音、脈拍に
合わせるアテレコをされる方。心音ってのは生命のサイクルの
リズム。この方は古典芸能を単に芸の肥やしにされてるん
じゃなくて、古典芸能を演じられる人の脈動に繋がる
生命のサイクル的なリズム。これを本能的に、芝居の引き出しに
入れられてるように感じるのね。
だから福田恆存さんの言われる儀式としての劇が本来
持つべき生命の根源的帰路としてのリズムと同じリズムが
そこにあるように思うのね。古典からでも生命のリズムを
学ぶセンス。これがおれは羽佐間さんのセンスであり
若山弦蔵さんの間のセンスと似てるものをおれが
感じる理由じゃないかなと思うのね。


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