- 【雑談】独立起業について【東京近郊30歳代】
89 :鬼怒川散歩[sage]:2011/10/08(土) 12:08:55.46 ID:xzoYeCJp0 - 放射性物質測定器レンタルスペースが柏に10月11日にオープンする毎日新聞の記事がありました。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111005k0000e040026000c.html 鬼怒川は先を越されてしまいました。 でも、柏は放射能のバックグランドが高い地域なので、鉛などの放射能遮蔽容器の中で測定する装置で あっても、放射能の測定はできないのではと思いました。 測定方法は、厚生労働省医薬局食品保健部監視安全課編「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」 に準拠して測定するのですが、そのマニュアルに書かれていることで気になるところがありました。 (3)測定操作 C時定数を30秒に設定し、検出器を試料に密着させる。90秒後から読み取りを開始する。・・・・・その 値を記録し、平均値を計算する。 ここからが問題です。 水の入った測定容器について試料と同じ条件で測定し、バックグラウンドの平均値を計算する。 D試料の測定値からバックグランドの平均値を差し引き、正味の値を計算し、記録する。 例えば、柏で食品の放射能を測定しようとする場合、柏でのバックグランドは0.2μSV/h ほどあります。食品の安全基準は500ベクレルなので、これは0.007μSV/hに相当します。 バックグランドの数値は常にブレていて、柏の測定条件下では、±0.007μSV/h以上のブレが常に あるわけです。これでは、試料の測定値から、バックグランドを差し引いた場合、放射能汚染のある食品でも、 基準値以内、あるいは不検出という結果になるわけです。 マニュアルは、平成14年3月に出たものであり、広域的に放射能汚染が進み、バックグランドが高い条件 下での測定に対応したものではありません。 鬼怒川は、食品の放射能を測定する事業は、比較的放射能の低い千葉市でも困難であることを奥さんに報告 しました。
|
|