- 春夏秋冬…京都へ その百二十一
206 :列島縦断名無しさん[]:2013/03/17(日) 12:34:31.80 ID:CHZMK7rCO - 東西冷戦が最高潮に達した50年代のAmericaでは、“赤狩り”と呼ばれる反戦知識人やリベラル派映画人に対する弾圧が猖獗を極めていた。
一方的な断罪や密告が横行する中多くの映画人が職を失った。 ある日一人の映画監督が喚問され仲間の名を明かすよう迫られた。 彼は毅然と答えた。 『たしかに私はあなた方のご希望どおりに答える事はできます。 けれどももし私がここで仲間の名前を明かしてしまったならば、私はこれから毎朝起きて鏡を覗き込む度に、そこに映るものを忌々しい気持ちで眺めなくてはならなくなってしまう。 そんな生き方はまっぴら御免です。』 …彼は後に映画監督として華々しい復活を遂げた。
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- 春夏秋冬…京都へ その百二十一
208 :列島縦断名無しさん[]:2013/03/17(日) 15:55:41.97 ID:CHZMK7rCO - 私には夢がある。
やがてジョージアの赤色の丘の上で、かつての奴隷の子孫とかつての奴隷を所有した者の子孫が、同胞として同じテーブルにつく日が来るという夢が。 私には夢がある。 今、差別と抑圧の熱がうずまくミシシッピー州でさえ、いつか自由と正義のオアシスに生まれ変わり得る日が来るという夢が。 私には夢がある。 私の四人の幼い子ども達が、肌の色ではなく内なる人格で評価される国に住める日がいつか来るという夢が。 私には今夢がある! 人種差別主義者や州知事が連邦政府の干渉排除主義を唱え、連邦法の実施を拒否しているアラバマ州にさえ、将来いつか、幼い黒人の子ども達が幼い白人の子ども達と手に手を取って兄弟姉妹となり得る日が来る夢が。 私には今夢がある! いつの日にかすべての谷は隆起し、丘や山は低地となる。荒地は平らになり、歪んだ地もまっすぐになる日が来ると。 「そして神の栄光が現れ、すべての人々が共にその栄光を見るだろう。」
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- 春夏秋冬…京都へ その百二十一
212 :列島縦断名無しさん[]:2013/03/17(日) 16:43:07.09 ID:CHZMK7rCO - …この石の上の結晶の一つひとつが、夜を満たすこの山の鉱物質の輝きの一つひとつが、それだけで一つの世界を形作っている。
頂上を目指す闘いただそれだけで、人間の心は充分に満たされるのだ。 いまや、シーシュポスは幸せである事を理解しなければならない。 “ We shall overcome We shall overcome We shall overcome someday Oh deep in my heart I do believe We shall overcome someday”
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- 春夏秋冬…京都へ その百二十一
214 :列島縦断名無しさん[]:2013/03/17(日) 18:04:33.21 ID:CHZMK7rCO - 離れて暮らす妻と幼い娘は元気にしているだろうか?………ナンテネ
アルベール・カミュはこの忌々しい人間社会の不条理を諄々と説いた。不条理に満ちたこの暗く禍々しき世界を。 だが、私は不条理のただ中にあっても人間は気高く生きる事が可能なのだと信じる。高貴なる精神は決して何者も犯すことのできないSanctuaryなのだと。 一般的な解釈とは些か異なっているかも知れないが、私はカミュはそう言いたかったのだと思う。気高さを失うなと。 私はそう信じている。
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- 春夏秋冬…京都へ その百二十一
215 :列島縦断名無しさん[]:2013/03/17(日) 18:33:04.68 ID:CHZMK7rCO - サザエさん始まった。
明日は梅宮大社と鈴虫寺を廻ろうか…
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- 春夏秋冬…京都へ その百二十一
217 :列島縦断名無しさん[]:2013/03/17(日) 19:01:46.22 ID:CHZMK7rCO - サザエさんジャンケン引き分け。
古く懐かしい時代の庶民の物語だね。 日本的な、あまりにも日本的な……
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- 春夏秋冬…京都へ その百二十一
218 :列島縦断名無しさん[]:2013/03/17(日) 19:20:53.10 ID:CHZMK7rCO - さまぁ〜ず何処でロケしたんやろ?
サッパリわからんわ 最近は年度末で忙しくて京都に行けなかった。 明日は雨模様だが京都行きを決行するかもしれない。
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- 舞鶴は京都だよ!part9
698 :列島縦断名無しさん[]:2013/03/17(日) 19:28:25.16 ID:CHZMK7rCO - 『怯えるな!私を撃て!!』
…銃を構えたボリビア政府軍の若い兵士をゲバラは一喝した。 伝説の革命家ゲバラを前に震える兵士に抑圧された貧しい民衆の姿を重ね併せたのだろうか。彼が捕らわれ銃殺される直前の出来事だった。 人生の終わりを目前にして、なおもこの若い兵士と貧困世界の若者たちへの同情と叱咤の気持ちが彼の胸中を占めていたのだろう… 私の人生もいまだ闘いの中にある。いつか私にもそんな日が訪れるかもしれない。 “怯えるな!私を撃て!!”と… 『ジョーン・バエズ』は歌っていた…… 我々は打ち克つ 我々は打ち克つ 我々は打ち克つ いつの日か 私は心の底からそう確信する 我々は打ち克つ いつの日か …そうとも、我々は勝てるのだ!! いつか必ず……
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- 春夏秋冬…京都へ その百二十一
219 :列島縦断名無しさん[]:2013/03/17(日) 21:08:57.35 ID:CHZMK7rCO - 小雨降るなか風呂上がりに京橋商店街のとっつぁんで痛飲。
明日の京都はいつ頃まで降るのだろうか? “陶淵明” 『飲酒』 飲酒 結盧在人境 而無車馬喧 問君何能爾 心遠地自偏 采菊東籬下 悠然見南山 山気日夕佳 飛鳥相与還 此中有真意 欲弁已忘言 酒を飲む 盧を結んで人境にあり 而も車馬の喧しき無し 君に問う何ぞ能く爾ると 心遠ければ地自ずから偏なり 菊を采る東籬の下 悠然として南山を見る 山気 日夕に佳く 飛鳥 相与に還る 此中に真意あり 弁ぜんと欲して已に言を忘る
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