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でってぃう太田◇脱・貨物同盟
[鉄道評論家]でってぃう太田◇脱・貨物同盟
アスペルガー症候群と鉄道オタク趣味 3
撮り鉄は犯罪者

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アスペルガー症候群と鉄道オタク趣味 3
857 :でってぃう太田◇脱・貨物同盟[]:2013/07/14(日) 09:02:18.69 ID:spslsF87O
夜勤を終えてこれから帰る所。

パワハラが発生しただかで補佐にあたる上司が憤る。
撮り鉄は犯罪者
70 :[鉄道評論家]でってぃう太田◇脱・貨物同盟[sage]:2013/07/14(日) 14:21:53.60 ID:spslsF87O
>>68じゃあ俺から反論してやろうか?
--
主人公のある少年は幼少期から蝶や蛾を中心とした昆虫標本の製作が趣味であった。時が経つのを忘れるほどその趣味に熱中していたあるとき、少年はコムラサキという希少な蝶の捕獲に成功。
それを標本として隣人で同じく昆虫採集を趣味にするエーミールに見せたところ、幾多の非難を浴びせられた挙句に見勝手な値打ちまでされてしまう。
それからしばらく経ったある日、少年は不意にエーミールがヤママユガを蛹から羽化させることに成功したという話を聞く。興味を持った少年はエーミールの自宅を訪ねるが留守であった。
それでも少年はヤママユガを見たいという自身の欲望を抑えることができず、留守宅に侵入しヤママユガをポケットに詰め込んでしまう。すると、あろうことかヤママユガはポケットの中で潰され死んでしまう。
罪悪感と焦りのあまり犯してしまった行動に母は少年に対しエーミールに謝罪しにいくことを諭す。少年は素直に自身の過ちを謝ると、エーミールは憤慨すどころか少年を冷めた目で軽蔑視するだけであった。
少年は自分の犯した罪と趣味からなる欲望の葛藤を抑えきれず、今まで製作した昆虫標本全てを処分してしまう。
―これはのドイツの小説家『ヘルマン・ヘッセ』が1931年に発表した短編小説「少年の日の思い出」の内容である。
自分の趣味を優先するあまり他人の所有物に手を出し、法の一線を越えて窃盗。更には損壊させてしまったという罪悪感を背負い、取り返しの付かない泥沼に嵌っていく姿を忠実に描いている。
撮り鉄は犯罪者
71 :[鉄道評論家]でってぃう太田◇脱・貨物同盟[sage]:2013/07/14(日) 14:23:27.99 ID:spslsF87O
鉄ヲタも自己満足の中で完結させる嗜好であり、自分の撮影結果を他人より優れた作品として生み出したいという欲望が人一倍強い。更に、自分の作品を周囲に認めて欲しいという願望も比例している。
その背姿は物語に登場する2人の少年と横綱格だ。こうした自己顕示欲の強さが他人を蹴落としてでも形振り構わず自分は上位に立ちたいという著しく人間性を欠いた思考の温床となっている。
周りの選手を敵視して自分が上位に立つという風潮はスポーツの世界でも有り触れた慣習だが、それらはあくまでも相手の選手をライバル視することにより自分に適度のプレッシャーを与え、精神力を鍛えることが趣旨であり、
決して相手を蹴落として陥れるという目的は無い。現にスポーツ界で自分と同じフィールドで戦うライバル選手が故障や不慮の事故で命を落としてもその相手を悔やみ、涙を流す。
決して「ライバルがいなくなって自分が上位に立てる」と歓喜する者は私の知る限りいないことが何よりの根拠だ。
<img src="http://dl1.getuploader.com/g/8%7Cryo0303/1007/img001.jpg">
撮り鉄は犯罪者
72 :[鉄道評論家]でってぃう太田◇脱・貨物同盟[sage]:2013/07/14(日) 14:24:29.64 ID:spslsF87O
確かに、実力主義の色が濃い鉄道撮影も一種のスポーツに例えられる。
各所で開催される写真コンテストでは自分の力試しとして作品を発表する者も多いと思われるが、その数ある応募のうちから自身が撮影した一枚を選抜されるには無限の努力で自分のセンスを磨かなければ実現しない。
だからこそ、同じフリーカメラマンと言うフィールドで切磋琢磨しながら撮影技術を身に付けて成長していくという姿がフリーの写真家として理想の在り方ではないかと私は考えている。
写真コンテストは参加するにあたりいくつかの条件が付け加えられている。例えば、撮影者が立ち入り禁止箇所で撮影していないことはもちろん、レンズ使用は何mm〜何mmまで。投稿するプリントサイズはどれ程か。作品テーマは何か・・・
といった募集するにあたりいくつかの条件が備わっている。決して、下手であるから応募が拒否されるというわけではないにしても、こうした一定の条件が付加されることで、より秀でた作品を選抜することの第一段階とすることが可能である。
現在でもカメラメーカー等が主催となった写真コンテストが存在するが、同様に使用レンズやプリントサイズはどれ程のものかといった主催者側から一定の条件は設けられている。
こうした写真コンテストに投稿される作品の数々は撮影者独自のアングルで撮影されているため独創的で創造性に富むため見る者を飽きさせない。
また、閲覧者にとってもそのコンテストに入賞した作品を鑑賞することで新たな技法を会得する機会とも考えられる。
撮り鉄は犯罪者
73 :[鉄道評論家]でってぃう太田◇脱・貨物同盟[sage]:2013/07/14(日) 14:25:45.36 ID:spslsF87O
しかし、一方ではインターネットが普及し誰もが写真を多くの閲覧者に見せる場が増え始めた。それが、画像投稿可能な機能が付属した掲示板だ。
前者の写真コンテストは数ある写真の中から秀逸である作品を選出し、閲覧者に発表することを目的としているが、画像投稿掲示板はコンテストの趣旨とは異なり、撮影した画像を通じて同じ趣味を持つ仲間達と親睦を図ることを目的としている。
そのため、掲示板の特質上誰もがどのような画像であってもインターネットに接続する環境が整っていれば無条件で投稿できてしまう便利なツールだ。
ここで私が“投稿できてしまう”という後向きな表現を用いたのは、便利なツールが故に弊害も及ぼしている事実があるからだ。
例えば、写真の撮影技術が疎い人間であったとしてもコンテストと違い数多の審査で選抜される登竜門を経由せずに投稿できる掲示板の機能は、時としてその投稿者より高い撮影技術を持つ閲覧者の目に留まれば蔑視されやすいことがある。
それでも、通常の画像投稿掲示板であれば十人十色な考えを持つフリーカメラマンの集いなので、撮影技術の疎い投稿者に対してはどのようにすれば技術が向上するかという議題を掲げ、
利用者が共に手助けしながらアドバイスされるのが通例だ。
<img src="http://dl1.getuploader.com/g/8%7Cryo0303/1008/img002.jpg">
撮り鉄は犯罪者
74 :[鉄道評論家]でってぃう太田◇脱・貨物同盟[sage]:2013/07/14(日) 14:27:13.09 ID:spslsF87O
しかし、画像掲示板のジャンルが鉄道となれば話は別である。この手の画像掲示板に集う利用者は閲覧者の中に一般人がいたとしても投稿者は鉄ヲタが十中八九を締める。
こうした鉄ヲタの特徴は筆頭に述べたとおり自己顕示欲の強さが異常に高く、
自分の趣味は高尚であるという一般の精神から掛け離れた特殊なプライドを持っているために、
自分より撮影技術が疎い撮影者や現場で危険行為をして撮影している投稿者に対してはアドバイスや注意喚起ではなく非情なバッシング行為が盛んに行われる。
近年では、そのバッシングの手口も巧妙化を見せ、どこを源に仕入れるのか投稿者の本名や住所を平気でインターネット上に公表する悪質なケースが後を絶たない。
<img src="http://dl1.getuploader.com/g/8%7Cryo0303/1009/img003.jpg">
一般社会では特定の人物に私怨を抱いたことを理由に個人情報を公開する行為は反社会行為として法をもとに厳罰に処されるし、
撮影者同士のバッシング行為も一般常識で考えると作品の巧拙を指摘し始めてしまえばフリーカメラマンの和が乱れる一方だ。何よりも客観的立場から「同じ趣味を持つ者同士なぜ仲良く活動できないのか?」という疑問の声も出てくることだろう。
実際、その疑問通りなのである。他の趣味を見ても趣味者同士相手の考えを全否定したりすれば趣味仲間の絆が断絶してしまう可能性も高く、趣味を通じて仲間意識を高めるという意思があれば誰もそのような行為に及ぶことは無い。


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