- 【デンデン】個人タクシー16台目【ちょうちん】
588 :国道774号線[]:2010/12/23(木) 21:59:35 ID:g+wM+d4K - 23歳で化粧品販売の会社を設立しましたが、その年のクリスマス直前に会社は倒産し、借金を抱え、8日間飲まず食わずで空腹に絶えかねたラリーはふらりとレストランに入りました。
食事を済ませたものの、お金を持っていなかったラリーは、伝票を見て我に返りました。 慌てたラリーは、財布を落としたかのようにポケットを探していると店主がやってきました。 無銭飲食で警察に突き出されるだろうと覚悟を決めると、店主は、「落ちてましたよ」と20ドル札を差し出しました。 ラリーは、店主が勘違いしたのだろうと思い、20ドル札を受け取って支払いを済ませました。 その後、警備会社を設立しましたが、上手くいかず、ついには銀行強盗まで考えましたが、目の前で女の子が銀行員に20ドル札を差し出すのを見て、ふと思い留まりました。 『あの時の20ドル札はもしや・・・』 銀行強盗を思いとどまったラリーは、レストランへ急ぎました。 4年前にここを訪れた自分の事を覚えているかと聞きくと、「クリスマスは誰でも幸せになれる日なんだよ。メリークリスマス」と店主は答えました。 ラリーは、あの時の20ドル札が、店主からのクリスマスプレゼントだったことに気付いたのです。 それからラリーは、就職し、セールスマンとして働き出します。 決して豊かではありませんでしたが、ささやかな幸せを手に入れました。 長い間、ラリーは、お金を多く稼ぐ事で、幸せになり、成功すると思っていました。 ところが、あの20ドル札のおかげで空腹をしのげたこと、犯罪に手を染めずにすんだ事、そして、人に施しを与えることが幸せに繋がるという事に気付き、 銀行に残っている貯金を全て下ろし、白いオーバーオールに赤いスウェット、赤い帽子にサングラスという格好で街に出かけ、人々に20ドル札を配って歩くようになりました。
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- 【デンデン】個人タクシー16台目【ちょうちん】
589 :国道774号線[]:2010/12/23(木) 22:00:43 ID:g+wM+d4K - 翌年も、また翌年のクリスマスも、ラリーは、正体を明かさず20ドル札を配り続け、いつしか「シークレット・サンタ」と呼ばれるようになりました。
そして最後に、ラリーが新しく設立したのは、遠距離電話の会社でした。 今回は、お金儲けの為ではなく、遠く離れて生活している多くの人たちの役に立てばという奉仕の精神でした。 ラリーは、シークレットサンタが自分であることを妻に言えず悩んでいました。 妻から銀行にお金が残っていなかったと聞かれ、嘘をついても、妻は深く追求しませんでしたが、ある日、ついにばれてしまいます。 素直に謝るラリーに、妻は、「素敵なことじゃない。これからはもっと節約してたくさんの人を助けられるように協力するわ」と応援してくれました。 怒られるに違いないと思っていたラリーは、その妻の言葉に感謝しました。 それからも、ラリーは家族に支えられながらシークレットサンタを続け、会社は、年商10億円の大企業に成長し大富豪となりましたが、 911テロの時には、2万5千ドルをニューヨークで職を失った人やホームレスに、ハリケーン被害に見舞われたアメリカ南東部の人々に7万5千ドルを配りました。 そんなラリーが、2006年に食道ガンで余命1ヶ月の宣告を受け、「人を幸福にする事で自分も幸せになれる。だからサンタの活動を続けていた。」と素性を明かし、 シークレットサンタを始めるキッカケとなったテッド・ホーン氏(レストランの店主)に会いに行きました。 「あの時あなたが20ドルを差し出してくれなかったら、私は大きな過ちを犯していた…」とお礼として1万ドルを手渡しました。 受け取れないというテッドに、自分が今あるのはあなたのおかげだとラリーは引きませんでした。 当時テッドは、「警察に突き出すのではなく、自らの過ちに気づき、他人への優しさを知って欲しいと思って20ドルを差し出した。それをずっと覚えていて、サンタ活動を続けたことには頭が下がる」と話していたそうです。
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- 東京都個人タクシー協同組合第四支部
112 :国道774号線[]:2010/12/23(木) 22:06:40 ID:g+wM+d4K - 年収500万円の個タクを抱える東個協のトップは、1万人の個タクを一つの会社に例えれば、
年商500億円の会社の社長と同じなんだから。 ちゃんと自覚を持てよ木村!
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