- 青森県八戸市23
39 :名無しさん[]:2018/04/17(火) 20:43:50.07 ID:pHAS1HRB - 「火垂るの墓」ポスターに隠された意味 夜空の影は...「ほんとだ」「知らんかった」
火垂るの墓のポスター。上の方に影が見えている 亡くなった高畑勲監督のアニメ映画「火垂(ほた)るの墓」(1988年) がテレビ放映されたのを機に、公開当時のポスターにネット上で関心が集まっている。 戦火で親を亡くした14歳の兄と4歳の妹が、草むらの中に分け入り、 束の間の蛍の乱舞を楽しんで...。 B29爆撃機のような影と焼夷弾のような光の玉 当時のポスターを見ると、こんな微笑ましい光景のようにも思える。 ところが、ツイッター上では、ポスターをよく見ると、背後に黒い影があるのが分かると 、ここ数日大きな話題になっている。 その指摘によると、黒い影は、神戸大空襲にも参加した米軍のB29のような爆撃機 の形をしていた。さらに、蛍の乱舞のように見えた光の玉は、 その一部が米軍の落としていった焼夷弾らしいというのだ。実際、 光の玉は、丸い形や流線型の形もあって、色も少し違っていた。 指摘したツイートは、13万件ほども「いいね」が押されており、大きな反響を呼んだ。 ツイッター上では、「知らんかった」「うわほんとだ 上にいる」「そういうことだったなんて...」などと驚きの声が次々に上がっている。 それで、映画のタイトルに火が垂れるという表現をかけているのか、といった声も出た。 ネット掲示板では、英語版のポスターの写真も投稿され、 それを見ると爆撃機の姿が分かるとの指摘もあった。 「当時を知る人が少なく、確証が得られない」 火垂るの墓は、主人公の兄妹が、親を亡くして防空壕で暮らし始めるが、 栄養失調で妹が亡くなり、残された兄は街中をさまよって...というストーリーだ。 原作が作家の故・野坂昭如さんの短編小説で、テレビドラマなどにもなっている。 悲しいストーリーだが、ポスターだけは、つかの間の美しい光景を描いたものと 思われていたようだ。しかし、爆撃機や焼夷弾なども描かれているらしいと知って、 ポスターへの見方も変わったといった声がネット上で出ている。話題は海外にも拡散し、台湾のネットメディアなどでも取り上げられた。 このポスターは公開当時作られたものの一つと見られるが、 アニメを制作したスタジオジブリは4月16日、ポスターについて、 「当時を知る人が少なくなっており、確証を得られるものがありませんので、 お答えは控えさせて下さい」とJ-CASTニュースの取材に答えた。 映画を手がけた新潮社は16日、「文庫版は弊社から出ていますが、 弊社の方では分かりかねます」と出版部が取材に答えた。
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