- 2ちゃんねる互換P2P匿名掲示板の実装を考える 1
329 :デフォルトの名無しさん[sage]:2015/12/22(火) 17:17:53.59 ID:t1f3N/fS - なあ、俺の頭が悪いからわからないのかもしれないけどさ、
仮にDHTでkey-valueのペアをP2Pで共有できたとするよ。 きっとできるだろうさ。 だとしても、掲示板の>>1 >>2 >>3 .. という並びはどうやって表現するの? CAP定理ってあるよね。 DHTは可用性と分断耐性は保証するけど、一貫性は保障しないよね。 https://ja.wikipedia.org/wiki/CAP%E5%AE%9A%E7%90%86
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330 :デフォルトの名無しさん[sage]:2015/12/22(火) 17:31:04.83 ID:t1f3N/fS - となると、だよ。
CAP定理的には、掲示板の一貫性を得るには可用性を犠牲にして、 一貫性+分断耐性のシステムを作らなきゃいけないよね。 理論的に考えて、どこかに中央集権的なまとめ役的なサーバが"絶対に"必要になっちゃうんじゃないかね? データはDHTに保存するとしても、キーの並びを保存しておく単一のサーバが必要だから、 掲示板を利用するすべての人がアクセスするサーバを用意しないといけないんじゃない? DHTには(key1, value1), (key2, value2), .. と保存されているけど、その順番はバラバラ。 サーバには key1, key2, .. が順番に保存される。 まあ、DHTをストレージとして使った掲示板ということになるね。 データがDHTに分離されているので、公権力でサーバを押さえられても掲示板を引き継ぐのは簡単かもしれない。
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331 :デフォルトの名無しさん[sage]:2015/12/22(火) 17:47:26.34 ID:t1f3N/fS - P2P匿名掲示板の目的は、公権力や利害関係者などの攻撃者から言論の自由を守る、ということ。
従来の掲示板は中央集権的なシステムになっているため、 そのシステムの運用者が攻撃のターゲットにされれば、掲示板全体が終わる。 しかし、掲示板の性質上、理論的にP2Pにはできない事情がある。 そこで、次善の策として、入口となるサーバとデータを分離して、 データをDHTで管理するという手法を採り、 サーバの運用者の負担を減らす方向で妥協したらどうか、というのが俺の考え。
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332 :デフォルトの名無しさん[sage]:2015/12/22(火) 17:51:25.43 ID:t1f3N/fS - この方式の良いところは、入り口サーバを公権力に物理的に押さえられたり、
ハッカーに乗っ取られたりしても、 入り口サーバのデータをDHT上に定期的にバックアップしておくなどすれば、 いつでも他の誰かが掲示板を引き継げる、ということ。 だから、入り口サーバを攻撃されても、掲示板利用者はあんまり痛くない。
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333 :デフォルトの名無しさん[sage]:2015/12/22(火) 17:54:57.04 ID:t1f3N/fS - 入り口サーバの運用者を攻撃しても無駄だ、
と攻撃者に思わせる事が一つの防衛手段になりうるということ。
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