- 【GNU】Emacs Lisp 【Elisp】
186 :デフォルトの名無しさん[sage]:2015/03/18(水) 00:49:30.65 ID:smUcV4wp - 関数だと引数は全部実行というか評価されてしまうが、
マクロでなんとでもなる (defmacro myif (pred good bad) (list 'if pred good bad)) もしくは略記法として (defmacro myif (pred good bad) `(if ,pred ,good ,bad)) とすると、 (myif t (insert "ok") (insert "ng")) と書ける。こうやってS式を返すような関数と同様にmyifを「マクロとして」定義すると、 (myif ...)というフォームはまず最初に「展開」されてから実行される。ここだと (if t (insert "ok") (insert "ng")) と最初から書いてあったのと同じことになって、 nbの部分は実行されないという寸法。これはつまらない例だが。 もうちょっと面白い例だと、 (defmacro awhen (pred &rest body) `(let ((it ,pred)) (when it ,@body))) とすると条件式の結果を本体(body)の中でitとして使えるとか (awhen "hogehoge" (message it)) special formとマクロの違いは組み込みかどうかぐらい。 こんな感じで色々制御構文を作ったり、遅延評価のを実装したりもできるが、 あんまり濫用すると自分でもわからなくなってくる諸刃の剣 長文御免
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192 :デフォルトの名無しさん[sage]:2015/03/18(水) 03:39:54.16 ID:smUcV4wp - symbol-property-listでの力技を作ってしまおうかと思ったら先を越されてた。
>>189 もとの疑問を離れてその目的ならということだけど、 単純にその重い処理を関数として渡してしまうのがいいのでは。 よくthunkと言われる方法。 (defun conditional-trace (x thunk) (when x (funcall thunk)) としておいて (conditional-trace t (lambda () (heavy-message-generate)) とか (conditional-trace t #'heavy-message-generate) とか。 そのpythonの例でも同様に def conditional_trace(ctrl, func): if ctrl: print func() return conditional_trace(True, lambda:heavy_message_generate()) conditional_trace(True, heavy_message_generate) 遅延評価する言語も中身はこういう感じの実装だったと思う。 C/C++は関数が第一級データ型じゃないので相当面倒になるが、 頑張ればできるはず…(最近のC++にはラムダ式入ったみたいだけど)。 C/C++のプロプロセッサだと動的に条件を変えたくなったら困らない? デバッグオプション付きで走らせた時だけトレースが欲しいとかもできなく なっちゃうし。 あとちょっと複雑なことやろうとすると急速に黒魔術化するイメージがある。
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