- 自然言語処理スレッド その4
30 :デフォルトの名無しさん[]:2014/06/20(金) 05:49:29.43 ID:408WaNYH - 4.1.1 第 1 問
後半の問いに対して,点 P 自体を (x, y) として解くことはできなかったため, 点 P の像を (x, y) として命題を記述した.変数の導入方法には,試行錯誤が必要である. 4.1.2 第 2 問 知識 (e) を受験数学で学ぶことはないと思われるが,MaxValue[] や MinValue[] を利用するためには, このような,プログラムではなく数式で表現するための知識が有用であろう. 知識 (f) を用いずに,面積を三角関数で記述したままでは,MaxValue[] や MinValue[] で最大値や最小値を 求めることはできなかった.三角関数を含む式に関する問題では,このような変数変換が有力なテクニックである. 難問として有名な本問だが,数式処理システムを利用すれば,比較的簡単に解ける.しかしその解法は, 文献 [小島 89]などに掲載されているような,人間が手で解く方法とは大きく異なっている. 4.1.3 第 3 問 a についての 3 次方程式になることがわかって初めて知識(b) が利用できる.このように,具体的な方針を事前に決める のが難しい場合がある.本手法における第 3 問の結論は図 1(a) だが,模範解答は図1(b) のように,曲線の式や交点の座標, 曲線自体や点自体を含むかどうかも描いたものになる. 4.1.4 第 4 問 Mathematica では,馬 i=1 x i−1 のような簡単な計算が,特殊な仮定(この場合は x ̸= 1)の下に行われる危険があること を知っておかなければならない.Reduce[] の引数の {a, s, b} を {a, b, s} にすると解けない.変数の順番が大切である. 4.1.5 第 5 問 接平面を (x − 1) + ay + b(z − 1) = 0 の形で記述すると,計算時間は 68 秒から 3300 秒に,利用記憶容量は 21 MB から 230 MB に増加する.このように,得られる結果は同等でも,変数の導入方法によって計算時間は大きく異なる場合がある. 4.1.6 第 6 問 問題をそのまま定式化しても,現実的な時間では解けない.(a),(b) のような知識によって,計算量を減らす必要がある. 体積 f を,t の関数と u と v の関数に分けずに,MaxValue[]で最大値を求めることはできなかった.f を 2 つの部分に分 けられることは,解いている途中で初めてわかることである. https://kaigi.org/jsai/webprogram/2014/pdf/768.pdf
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