- 史上最強の若者頭☆花ノ国☆PART７【敢闘賞・金星】 [無断転載禁止]©2ch.net
735 ：当時の新聞記事より[]：2016/08/25(木) 15:52:04.92 ID:4HUvUrKt - 1988年9月20日(火)
大相撲秋場所9日目
支度部屋から
○…平幕花ノ国は琴稲妻に豪快な上手投げで勝って、ただ一人1敗を守った。
千代の富士に次いでの勝ち越しだが「気楽に取っているのがいいんじゃない」とにっこり。
九日目での給金直しは初めてだが、これから上位陣との対戦が待っている。
「とにかく思い切っていきますよ。勝つことを考えずにね」。
無欲での挑戦が楽しみだ。
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736 ：当時の新聞記事より[]：2016/08/25(木) 15:54:28.62 ID:4HUvUrKt - 1988年9月23日(金)
さじき席
花ノ国10勝2敗で千代追う
28歳の“新鋭”大活躍
意外といっては失礼だが、平幕の花ノ国が2敗で旭富士とともに独走の千代の富士を,,追う,,大健闘をしている。
ことし春場所新入幕。まだ幕内は4場所目だが、昭和三十四年生まれ、二十八歳の“新鋭”は初々しいというよりふてぶてしい。
大関小錦が突っ込んでくるのをひょいと左に変わってかわすと、出し投げで後ろを向かせて送り出し。
「そんなに変わってた？まともにいったつもりなのになあ」。ニヤニヤ笑ってとぼけるあたりもベテランの味だ。
典型的な大器晩成型といえる。二十三歳の五十八年夏場所に新十両となったがなかなか定着できなかった。
特に六十一年初場所、四度目の十両から落ちてからは復帰までに7場所を費やした。
「部屋の問題とかいろいろあったからね」。入門した花籠部屋が消滅、放駒部屋に移籍したのが六十年十二月。糖尿病が出るなど心身ともにつらい時期を過ごした。
そのころに比べると今は「気分的に楽だね。それが成績につながってる？そうかもしれない。気分屋だから」。
精神的に落ち着き、昨年春場所五度目の十両昇進を果たしてからは9場所で負け越しはわずか2場所。
ようやく地力を発揮し始めたようだ。
本人は幕内初の二けた勝利を「狂い咲きだよ」と笑ってごまかしたが、三賞の声は当然掛かってくるし、残る三日次第では来場所の三役も夢ではない。
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737 ：当時の新聞見出しより[]：2016/08/25(木) 15:55:07.95 ID:4HUvUrKt - 1988年9月24日(土)
大相撲秋場所13日目
千代豪快、連勝のばす
旭富士、花ノ国2敗で追走
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738 ：当時の新聞記事より[]：2016/08/25(木) 15:56:00.95 ID:4HUvUrKt - 1988年9月18日(日)
大相撲秋場所7日目
支度部屋から
○…「上出来、上出来」と口をそろえるのは平幕で6勝1敗と大健闘の花ノ国と板井の両力士。
右四つから高望山を寄り切った花ノ国は「上手がうまく引け、体をすぐに入れ替えられた。
思い切っていっているのがいい」とニコニコ顔で取り口を振り返る。
快調なペースを「こんなの初めて」と言い「このあと逆になるのが怖い」と気を引き締める。
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739 ：当時の新聞記事より[]：2016/08/25(木) 15:57:02.35 ID:4HUvUrKt - 1988年9月21日(水)
大相撲秋場所10日目
支度部屋から
○…平幕の伏兵、花ノ国がこの日も力強い取り口で霧島を寄り切って1敗を堅持。全勝の横綱千代の富士を“1差”でぴったりマークしている。
「気楽に取っているのがいいんだね。プレッシャー？全然ないよ」。連日のインタビューにもすっかり慣れた様子で、舌の回転も滑らか。
「自分でも信じられない。勝たせてもらっているみたいだね」と、まるで他人事のような口ぶりだった。
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740 ：当時の新聞記事より[]：2016/08/25(木) 15:57:33.91 ID:4HUvUrKt - 1988年9月22日(木)
大相撲秋場所11日目
白星・黒星
●…花ノ国 (北天佑に敗れ2敗目)「何かやらなければと思って変わったんだけど…。ちょっと相手を見ちゃったんだ。あそこで一気に攻めていればね…」
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741 ：当時の新聞記事より[]：2016/08/25(木) 15:58:35.63 ID:4HUvUrKt - 手さばき
S63年秋場所11日目
西前頭2 花ノ国○つきおとし●西大関 朝潮
朝潮は全く相撲がとれず悔しい負け越しとなった。
朝潮は立ち合い頭から出た。
しかし上体が低すぎた。
当たると見えた花ノ国は右へ変わると右から突き落とし。
目標を失った朝潮は土俵にバッタリ手をついた。
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742 ：当時の新聞記事より[]：2016/08/25(木) 15:59:23.05 ID:4HUvUrKt - 平成元年秋場所初日
手さばき
東前頭4 花ノ国○よりきり●西張出大関 小錦
小錦があっさりと黒星を喫した。
花ノ国の変化を警戒したのか、立ち合いの踏み込みが全くなかった。
簡単に相手にもろ差しを許し、左を巻き替えようとしたのも悪く、花ノ国の寄りに後退一方。
両上手を引いても棒立ち状態では力が出せず、粘り腰もなく土俵を割った。
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