- トランペット質問・雑談・総合スレ Part40
678 :名無し行進曲[]:2012/11/21(水) 04:28:35.13 ID:gah1d922 - >>675
677に賛成。騙されたと思ってこの通りにやってみてください。それだけの価値が必ずあります。 忍耐を強いる訓練ではありますが、 基礎的な訓練に数ヶ月を費やすことがその後の伸びに必須の作業であることは、 いろいろ乗り越えて来た社会人なら希望を持って理解出来る事だと思います。 最初はかすれた音のロングトーンに絶望しても、前向きに考え、少しずつ修正しながら、 体に覚え込ませながらイメージに近づけていく練習を、根気よく続けてみてください。 たまに、一日の練習の最後など、吹きたい曲のフレーズをなんとか少しだけやってみる、 1ヶ月前よりちょっとできるようになっていることが、ものすごく嬉しく感じられますよ。 そこで、さらにタンギングや音質や音域など、次のテーマが見えてくるはずです。 そしたら、また練習です。 1〜2年なんて、過ぎてしまえば、あっという間です。 簡単に投げ出したり、やらなかった場合とは、全く別の音楽人生が開けます。 否定的な意見に惑わされず、吹けるようになった自分を想像して、続けて下さい。 楽器は、ヤマハのYTR-135、136、1310などなら中古で1万円台で手に入ります。 海外製の学生モデルとは雲泥の差。音程も良く、マニアは馬鹿にしますが、いい楽器です。 私はスタジオの仕事で、軽快でバリッと鳴るこの楽器(YTR-1310)をあえて使う事さえあるのです。
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692 :678[]:2012/11/21(水) 22:29:00.66 ID:gah1d922 - >>675さんへ。
YTR-135、YTR-136、YTR-1310、というこの3つは、 ニッケルメッキ、Mボア(管の太さが標準MLよりやや細い)の かつてのヤマハのローエンドモデルで、ほぼ同じ仕様の楽器です。 136は135に3番管の指掛けリングを取り付けたもの、 1310は82年頃のモデルチェンジで136のバルブ周りを改良したのものです。 3番管のリングは管をスライドさせて音程調整する際に必要となるものですが、 そもそも音程調整自体まず必要としない楽器です。 (1・2・3全押しの下のド♯で使う程度。最初は気にならないと思います) 82年のバルブ改良は現行品に引き継がれていますが、旧製品が使用に耐えないということはありません。 耐久性や音程などの改善なのでしょうが、元が悪くないので性能差は全く感じません。 実感出来るのは握りが若干スマートになったということぐらいです。 1310に絞って、ということでしたが、1310はやや品薄なのと、この3つが大差ないので、 多く出回っていて価格のこなれた135や136(←これがおトクかも)を含めて探してみてはいかがでしょうか。
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693 :678[]:2012/11/21(水) 22:29:51.49 ID:gah1d922 - ボアサイズ(管の太さ)についてですが、上記3モデルは細めのMボアですが、標準サイズのMLボアでも勿論問題ありません。
挙げた3機種が全てMボアなのは、手に入りやすいヤマハのローエンドがMボアだったというだけです。 Mボアは管が細い分、比較的少ない息の量で鳴るので、体の小さい子供のビギナーに好適なのでしょうが、 そういう意味では、大人ならM/MLどちらでもいいのではないかと思います。 このランクのMボアの楽器を大人が力任せに吹くと音が割れやすいとも言われますが、 実際そういうこともあります。私がスタジオで使うことがあるというのは、 ややチープにバリッと割れるその感じが欲しいときがあるからなのですが(上位モデルの6310Zや8310Zよりずっと面白い)、 これはそんないささかイレギュラーなケースのお話ですのでお気になさらないで下さい。 ヤマハのローエンドはしっかりしている、という意味で紹介したまでです。すみません。 Mボアでも余程ブローしない限り音が割れて困るようなことはありません。 ヤマハのカレッジモデルのボアサイズごとのリストを挙げておきます。 最初の数字が「1」より「2」の方が上位モデルです(あまり違いは感じませんが)。 【Mボア】 YTR-135、YTR-136、YTR-1310、YTR-1310S、YTR-233、YTR-235、YTR-2310 【MLボア】 YTR-1320、YTR-1320S、YTR-1335、YTR-1335S、YTR-234、YTR-236、YTR-2321 YTR-2320S、YTR-2320E、YTR-2320ES、YTR-2335、YTR-2335S
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