- 北海道の高校☆Part18
690 :名無し行進曲[sage]:2011/09/04(日) 08:33:58.33 ID:TzaZV9Sq - A編成の個人的感想
白石:コンクールどうこうより演奏として「非常に良いモン聴いた」と思った。「重厚さ」と「キレ」二つながら備えた演奏。 強奏時の一瞬の乱れ(Percが他の音をかき消す)が3度ほどあったが、全体では良い部分が圧倒的だった。 自由曲ではハープ・ピアノの無重力的音響や澄んだリコーダー合奏、直後の金管群(音はもう一つだったが)が印象的。 古いヨーロッパ舞曲を思い起こさせる部分もリズムをきちんと作っており、指揮者の音楽的素養を感じた。 センスの良い指揮者が陥りがちな欠点(独走、音作り軽視)を見事克服、美点を最大限に発揮した演奏だったと思う。 個人的にはここが1位。
|
- 北海道の高校☆Part18
691 :名無し行進曲[sage]:2011/09/04(日) 08:36:03.47 ID:TzaZV9Sq - (つづき)
旭川凌雲:生き生きとよく鳴るサウンド、過不足ない音楽の流れ。 しかし吹き方が1種類なので、音響に感情とかニュアンスが付いていない。 だから白石のような緊迫感のある静けさは感じられないし、最後の和音に必須と考えられる「晴れやかさ」もない。 オペラの曲なのに劇性が感じられなかった。これだけがんばっているのに酷な批評で申し訳ないとはおもうが。。。
|
- 北海道の高校☆Part18
692 :名無し行進曲[sage]:2011/09/04(日) 08:39:01.18 ID:TzaZV9Sq - (つづき)
日大:課題曲は1,2を争う出来だと思う。良く整理されよく考えられている。 他校より一段深い弱音(ちょっと不安定な時もあったが)も非常に印象的で素晴らしかった。 しかし自由曲は「?」。技量がないとか、出来が悪いとかではない。 ドイツ系交響曲に必要な「ヒロイックな高揚」さらにはマーラーという作曲家特有の「ちょっと危なくね?」という「華やぎ」。この両方を実現させるためには 金管群をキチガイ的なほど高々と鳴らさねばならないのだが、演奏は軽い鳴らせ方に終始。 昨年聴いたときは、この指揮者は金管を奇麗かつ強力に鳴らすのが最大の武器と思ったのだが、どうしたことか。
|
- 北海道の高校☆Part18
693 :名無し行進曲[sage]:2011/09/04(日) 08:41:11.78 ID:TzaZV9Sq - (つづき)
遠軽:地味。サウンドも曲表現も(去年もそうだった)。技術・表現とも手堅いのだが、外に向かって発散するような明るさとか 強烈さを持ったサウンドも欲しい。 旭商:冒頭のミス(これ自体はたいしたものでもない)で動揺したのか、ミスが伝染していったようにみえた。 自由曲中盤で持ち直し、最後こそ旭商らしい気持ちの入った盛り上がりが出たけど「さすが」と思ったのはそこだけ。 ただ、演奏の不出来を差し引いても旭商を脅かす学校はないとも思った。
|
- 北海道の高校☆Part18
694 :名無し行進曲[sage]:2011/09/04(日) 08:43:57.16 ID:TzaZV9Sq - (つづき)
その他:北見北斗は柔らかく安定したサウンドがほんとに奇麗。課題曲冒頭のXyloのバランスも絶妙。ただ語り口が1種類しかなく、単調。 釧路北陽は安定したサウンド。自由曲・課題曲ともに後半にまとまり(求心力)が増し、説得力が出たと思う。
|
- 北海道の高校☆Part18
695 :名無し行進曲[sage]:2011/09/04(日) 08:46:00.03 ID:TzaZV9Sq - (つづき)
P.S. 課題曲Wはノロワレテル。奏者のやる気を萎えさせるらしい。いい演奏がほとんど無かった。 Tpミュート装飾で帯広三条、第1マーチのClで月寒。 あと、日大のときアナウンスが曲名を野球の「巨人」のイントネーションで読んだのには唖然。 奏者のモチベーションに影響出るんじゃないかと本気で心配した。 個人の勝手な言い草です。気に触った方がいたらご勘弁を
|
- 北海道の高校☆Part18
709 :695[sage]:2011/09/04(日) 16:41:32.04 ID:TzaZV9Sq - >>696
>帯広三条、月寒が悪かったという意? 良かった、という意です。あまりいい演奏がなかったように思えた課題曲Wだけど、 この2校のこの部分は印象に残っているということです。言葉足らずですいません
|