- 神奈川の高校★Part22
946 :名無し行進曲[]:2011/07/30(土) 13:30:11.16 ID:eTdjx+tk - 相模原B感想
橋本(銅) 重厚なサウンド感は良いが流れが重く単調。打が管を消していること多し。各声部のまとまりはあるので バランスを音量のみに頼ることなくブレンドのさせ方を工夫して、多彩なマーブリングを用意したい。 弱奏での歌いこみも足りず、表情の乏しい演奏で終始したのは残念。7,6 相原(銀) たった7名のアンサンブルだがまとまりある好演。特にB♭クラがブラボーで、ソリスティックに奏でる だけでなく全体をリードする力がすごい。そしてバスクラがこの編成内での最低音域を担当していたが、 こちらもすばらしく、芯のある音色で流れが1stClと合うため、説得力ある演奏となった。7,8
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947 :名無し行進曲[]:2011/07/30(土) 13:47:33.47 ID:eTdjx+tk - 相模原総合(金)
個々の技術は高いのだが、バルトークの土臭さと勢いが表現しきれなかった。 強奏も個々のキャパシティーを超えた音量・音圧で吹かせるので、雑に聴こえた。 音楽の内容を考えると、バルトークはこのバンドには合ってない気がした。 鉄板の相総が無念の涙を呑んだ。9,7 相模田名(金・代表) 22名でPerc2名。しかしこの打が見事に全体の表現を引き締め、透明感ある木管群、 無理のない適度な音圧の金管群とうまく調和し、幻想的な曲想をよく表現していた。 管楽器プレイヤーが必要に応じて打楽器を操り、ClもS.Saxへ持ち替えサウンドの 色合いを変化させたりと、マルチプレーでカバーし合って音楽をまとめる創意工夫に 脱帽。小編成のお手本となる好演だった。かつての強豪が復活し、一皮剥けた。9,9
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949 :名無し行進曲[]:2011/07/30(土) 14:35:37.06 ID:eTdjx+tk - 上鶴間(銅)
20名だが音の濁りが常時発生し、田名とは対照的に小編成の利点を出せなかった。 口先に頼った発音とコアが浅いサウンドとなり、各楽器の倍音の少なさとアンサンブル の粗末さがブレンドを妨げていた。ゆっくりの部分をよく歌っていたのには好感。 個々のレベルアップとバンドとして大事な要素を理解し、実践させたい。6,6 麻布大淵野辺(金・代表) コープランドらしい、明るく輝かしいサウンドを出せており、秀逸なバランスと 美しい和音が最後まで見事に持続した。Cl良い。春の活気と壮大な自然の見える 上質な音楽に仕上げていた。打も流れに沿った表情ある味付けが心地良い。 終盤のタイムラグとリードミスは非常にもったいない。しかしそれすら帳消しにする ゆとりある鳴らし方は30名フルバンドの良いお手本。9,9
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950 :名無し行進曲[]:2011/07/30(土) 15:03:42.66 ID:eTdjx+tk - 弥栄(金)
冒頭のホルンがポロポロ失敗してしまい、勝負のかかる前半でマイナスな印象を与えてしまった。 全体としてはmp,mf付近はバランスが良いが、フォルテ以上は明らかに鳴らしすぎた。 麻布とは対照的に、フル編成のゆとりを活かせず、演奏媒体の限界を超えた鳴らさせ方に奏者も 戸惑ったのではないか。聴衆の耳に優しくないアプローチが嫌われ、これまた鉄板の弥栄が無念の涙を呑んだ。8,7 光明(銀) ユニゾンが甘く、冒頭〜主部までは濁った音が目立ってしまった。メロディーの歌い方はespr.cantabile共に自然で美しく、 音色も悪くないので音程をもっと意識したい。主部〜は拍子感があるので心地良く音楽が前進していく。しかしやはり強奏で 力みがあり、響きが持続しきらないので、せっかくの曲の壮大さが損なわれてしまった。6,7
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951 :名無し行進曲[]:2011/07/30(土) 15:16:45.38 ID:eTdjx+tk - 相模女子(銀)
可も無く不可も無く、安定した演奏。短い音符の扱い方が雑なのが惜しい。 金管は芯のしっかりしたサウンドでバランスも良いが、木管はリード楽器がやや生音の 傾向にあり、特にSaxはClを消してしまっているのが残念。全体の調和を意識できると もっとよかった。7,7 上溝南(金・代表) 各楽器とも無理のない自然な音色でダイナミックな演奏を聴かせた。 情景描写にもっと踏み込んで、スケールの大きな音楽をしてほしい。 和音の美しさとバランス感覚に優れ、コンパクトに音楽をまとめていた。8,8
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