- 【工業卒】田中雄二スレッド4【サブカル気取り】
581 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2019/05/20(月) 11:38:29.19 ID:2+ptD2pk - 難波による田中雄二電子音楽本批評抜粋その1
さて、本章以降、21章、25章で繰り広げられる、“シンセサイザーを使ったポピュラー音楽シーンでのビートルズ的存在”とまで、著者の多大な思い入れを傾けるYMOについての記述であるが、 ついにメンバーへの新たなインタビューは登場せず、過去の雑誌や書籍等に登場したメンバーの発言の引用でのみ構成される。 インタビューでの発言が正確に記載されることは少ないということを、いやしくもマスコミに関わる者ならば理解していなければなるまい。 直接YMOの3人に新たなインタビューを取らなかったことについて、“散開(解 散)以降、YMOの伝説がファンの間で熟成され、それにこたえるかのように伝説めかしたトーンでメンバーがYMOについて語ってきたのを、何度か見てきたから”、 “黒沢明の研究本として知られる『巨人と少年』を参考に、当人のインタビューをとらない伝記のスタイルを採用した ”と記している。 メンバーが伝説めかして語る以前の記事を引用して、“どこまで事実が検証できているかに不安が残るものの、ありうる仮説なども取り混ぜて、 少しはこれまでのYMO研究本より踏み込めればと思う”のは著者の自由だが、それでは東スポの記事と一緒である。
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- 【工業卒】田中雄二スレッド4【サブカル気取り】
582 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2019/05/20(月) 11:44:37.13 ID:2+ptD2pk - 難波による田中雄二電子音楽本批評抜粋その2
「まえがき」で“学術書ではない”と断っているのが、単なる言い逃れに思えてくる。 本人以外でも、スタッフ、マネージャー、関係者等、適切なインタビューイーを探し出し、 事実を検証する努力をすることが取材のイロハであり、編集に携わる者の常識であろう。 取材費がなくても、おたく本ならば手弁当は当たり前。 ところが、著者の達成感は、ほんの数名のYMO周辺人物の証言で満たされてしまう。 アルファ・レコードの社長だった村井邦彦、ミキシング・エンジニアの小池光夫、 松武秀樹らが語るYMOのメンバー個々のエピソードには確かに面白い部分が多い。 だが、それらは著者自身もこの取材を通じて過去知り得なかった点を面白いと感じたので あろう。 取材費がなくても、おたく本ならば手弁当は当たり前。 ところが、著者の達成感は、ほんの数名のYMO周辺人物の証言で満たされてしまう。 アルファ・レコードの社長だった村井邦彦、ミキシング・エンジニアの小池光夫、松武秀樹らが語るYMOのメンバー個々のエピソードには確かに面白い部分が多い。だが、それらは著者自身もこの取材を通じて過去知り得なかった点を面白いと感じたので あろう。 ならば、過去の記事の再録作業は、著者にとって本当に面 白いことだったのだろうか?
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- 【工業卒】田中雄二スレッド4【サブカル気取り】
583 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2019/05/20(月) 11:49:06.19 ID:2+ptD2pk - 難波による田中雄二電子音楽本批評抜粋その2 コピペし直し
「まえがき」で“学術書ではない”と断っているのが、単なる言い逃れに思えてくる。 本人以外でも、スタッフ、マネージャー、関係者等、適切なインタビューイーを探し出し、 事実を検証する努力をすることが取材のイロハであり、編集に携わる者の常識であろう。 取材費がなくても、おたく本ならば手弁当は当たり前。 ところが、著者の達成感は、ほんの数名のYMO周辺人物の証言で満たされてしまう。 アルファ・レコードの社長だった村井邦彦、ミキシング・エンジニアの小池光夫、松武秀樹らが語るYMOのメンバー個々のエピソードには確かに面白い部分が多い。 だが、それらは著者自身もこの取材を通じて過去知り得なかった点を面白いと感じたのであろう。 ならば、過去の記事の再録作業は、著者にとって本当に面 白いことだったのだろうか?
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