- 作者のキャラ萌えで駄目になった作品40
268 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2014/09/20(土) 23:34:58.31 ID:xtomT79j - >こんなすごい問題定義が出来ちゃう私!的ないわゆる高尚様
昔読んだ庄司陽子のGID(性同一性障害)の話がまんまそれだった 外見は美少女で精神は男のまま成長していく主人公が 社会の偏見()や軋轢と闘いながら自己実現していくんだけど 主人公の家が政治家3世くらいで強力な地盤持ちの祖母、次期大臣の父親、 後妻の実母(夫婦仲・嫁姑仲良好)、優秀な跡継ぎの兄(前妻の子、前妻は死別なので兄弟仲良好)の スーパーイージーモードのくせに「社会(家族含む)はわかってくれない」の中二病を 最後まで継続して周囲には上から目線の大演説 最終的には子供も出来ないのに承知の上結婚してくれる美人の彼女 家出中に匿ってくれて、手も出さずに献身的に尽くしてくれる年上男の秘書 祖母の養子になって地盤を父を分裂させながらも国会議員に立候補して 当選という主人公の周囲だけヌルすぎて興ざめだった 結果として、男性化手術を受けようとする主人公についていけなくて 別れた元カノ(レイプ経験があって男が怖い、肉体が女の主人公だから平気)とか 同じ女→男に変化したいGID仲間だけど、恋人にふられたり手術失敗で 自殺してしまった脇キャラのほうが「望み通りに生きようとするだけで拒絶される」苦しみを 端的に表現出来てて、作者はものすごい独善的な自分大好き人間なんだなという感想しかなかった
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