- 作者のキャラ萌えで駄目になった作品38
802 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2014/09/06(土) 00:14:43.40 ID:9Jt5WnjO - 実はナリスは萌え駄目化する前の方が設定盛り盛りだった
男も女も虜にする美貌でレイピアとダンスの達人で 世界の流行の発信源であるパロ社交界において 典雅の裁定者といわれるほどのセンスと機智に富む貴公子で 世界の謎を解き明かそうとする明晰な頭脳の持ち主で 魔導師ではないのに魔術の知識も豊かであるという 金田一少年の明智警視からネタ成分を除いたような、まさにミスターパーフェクト だからいかにも小物臭い魔導師に捕まって拷問されたときもハイハイどうせ助かるんでしょと思ったし、 傷が悪化して片足を切断し都を離れて静養に入ったときもハイハイ陛下を欺くための隠棲ね、 足一本犠牲にしてまで陰謀を巡らすなんて策士だなとしか思わなかった 体がどんどん弱って食事も喉を通らない、ベッドでふうわり微笑むだけの状態になってすら、 死ぬ死ぬ詐欺乙。どうせ弱ったふりで周囲を欺いて奇跡の大勝利でしょとたかを括っていたら まさか本当にそのままあぼんとは… 全てに恵まれていた貴公子が転落していく無常を描きたいとか いっそナリスに対するヘイトだというならまだ理解できる でもこれが作者がナリス萌えを拗らせた末の展開というのが何とも言えず気持ち悪い その点殿堂入り双璧のヌエコはある意味分かりやすくて、 とにかく強くて偉くてエロくて…とひたすらヌエコをageage >>793の >愛され姫でなくて人外チート?の方に突っ走るあたりが女性作家と男性作家の感性の違いなのかなあと思ったり というのに同意 萌え駄目キャラが大怪我をする→すぐに完治&超強化、周囲が○○さんすげー!と持ち上げるのが男性作家 萌え駄目キャラが大怪我をする→周囲がひたすら可哀相がったりちやほや世話を焼いたりする (性格や立場上そんなことをするはずがないキャラまで) 相棒や兄弟などの近しいキャラが「何で○○を守ってやらなかったんだ!」と 周囲に非難されたりするのが女性作家というイメージ
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862 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2014/09/06(土) 14:43:43.16 ID:9Jt5WnjO - >>857
イシュトも権力を手にしたプレッシャー+ホモ軍師に粘着されて酒に溺れるようになったあたりは 儚い姫キャラになりかけていたね その後ナリス様マンセー要因に格下げされることで萌え駄目の魔手からは逃れたようだが しかし孤児上がりのタフで陽気な紅の傭兵も優雅で冷徹な策士であるクリスタル大公も一様に 儚く無垢であどけない守ってあげないと消えてしまいそうな俺の姫と化してしまうのは何故なのか 確かに昔は個性的で魅力的なキャラを書き分けていたはずなのに ナリスのトンデモエピソードといえば作者のホモ同人誌で描かれた死の真相も酷かった 上で書いている人がいたように、拷問の傷がもとで片足を失うことになったけれど きちんと療養とリハビリに励めば杖で歩けるレベルには回復できるという見立てだった ところがアナルセックスで大出血、ベッドの惨状から事情を察した侍医に自重するよう諌められても やめてやめないででやりまくり、結果体力が落ちて弱りまくったところに長年の夢だった グイン(主人公・豹頭の異形の英雄)との面会を果たして嬉しさのあまり心臓が止まる 最初は同人誌でのエピソードなんか全然知らなかったから、監禁拷問で体力が落ちたとはいえ 元々は若くてスポーツ万能なナリスが何でこんな息も絶え絶えなのか理解できなかった 文庫本の後書きで「これが正史」「秘められたストーリーが知りたい人は必読」と 作者自身が宣伝していた同人誌の内容が↑だと知ったときは唖然としたよ
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886 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2014/09/06(土) 16:13:51.76 ID:9Jt5WnjO - >>876
リョナ萌え悲惨萌えは肉体の損壊やそれに伴う精神的苦痛そのものへの執着 美しいものを敢えて穢したいみたいな、万人受けするとはいえないけれど まあそういう嗜好の持ち主もいるよねで済ませられるレベル ナリスの場合、悲惨な境遇はアラサー男をちやほや可愛がって赤ちゃん扱いするための 舞台装置というか、こんなに可哀相で皆に大切にされるナリス様に対する萌えというのが 気味悪いのかなと思う 大の大人になった子供をスポイルし続ける母親みたいな
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