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名無しさん@お腹いっぱい。
【8359】スルガ銀行

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【8359】スルガ銀行
168 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2019/05/16(木) 21:52:23.09 ID:J5oQkprT
スルガ銀行が971億円の最終赤字、V字回復の可能性は
課題山積も明るい材料は揃っている

高橋克英

2019年2月19日付コラム『スルガ銀行の今後を巡る悲観論と楽観論』において、スルガ銀行の財務上のV字回復の可能性について触れた。
スルガ銀行については現在も報道で目にする機会は多く、悲観論を唱える声も依然大きい。
そんな中、本日5月15日、決算ならびに各種調査結果の報告、業務提携に関する内容が発表された。これらを材料に、スルガ銀行の今後についてもう一度考えてみたい。

971億円の最終赤字

まず、投資用不動産融資に係る全件調査に関する報告書では、不正が認められた融資が全体で7813件あることが分かった。また本日発表された2018年度決算(2018年4月から2019年3月)を見てみると、
シェアハウス関連融資に伴う貸倒引当金計上を主因として、971億円の連結最終赤字となっている。
その一方、シェアハウス関連融資は保全済、追加の不良債権費用は限定的、新生銀行、ノジマとの業務提携による信用補完、など、財務的には明るい材料も散見される。
懸案であった一棟収益ローンなどでの延滞率の増加、新たなる不正取引の可能性、個人預金流出など顧客離れについても打ち止め感がみられる。
ただし当然、財務上はともかく道義的な問題、ガバナンスや組織の立て直しは緒についたばかりだ。社会全体からの信頼が回復するまでにどれほどの時間を要するかは未知数である。
【8359】スルガ銀行
169 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2019/05/16(木) 21:53:11.97 ID:J5oQkprT
ワーストシナリオの可能性は

個人預金残高の減少は下げ止まり傾向がみられ、3カ月前からは830億円減少の2兆5057億円となっている。連結自己資本比率は8.90%。スルガ銀行にとってのワーストシナリオであった、
預金流出や債務超過による破綻の可能性は、現時点では低い。
次に、下図に示したシェアハウスローンと投資用不動産ローン(ワンルーム、一棟収益、その他有担保)の延滞率を見てみよう。
まず、シェアハウスローン残高は2019億円であり、延滞率は39.76%と3か月前の同38.71%から微増となっている。一方で、一定割合を乗じた保全額と貸倒引当金の合計は2,307億円。
これはシェアハウスローン残高を保全額と貸倒引当金の合計で100%以上カバーしており、シェアハウス問題に関しては財務上の手当ては完了していると言える。
その他の懸案事項であったワンルームローンや一棟収益ローンの延滞率に関しては、それぞれ0.85%、1.58%と3カ月前より微増ながらも、引き続き低水準に留まっているといえる。
とはいえ、今回あわせて発表された報告書(投資用不動産融資に関わる全件調査)などにも指摘があるように、投資用不動産ローンにおいても、不正や不正の疑いがあったのは紛れもない事実だ。
これらの問題は指弾されるべきであり、是正されなければならない。
一方、そうした感情を抜きに数値を見てみると、投資用不動産ローンにおいて、延滞率が0〜2%台ということは、借入人のほとんどが、正常に毎月返済を行っているという事実を示している。
物件自体の収益性に問題があった当該シェアハウスと異なり、安定的な家賃収入が見込めるケースも多い大多数のアパートやマンション物件などが適切に経営・運営されているとも言い換えられそうだ。
なお、シェアハウス以外の投資用不動産ローンのうち、「改ざん・偽造などの不正が認められた案件」の延滞率は2.02%となっている。
これとは別に、スルガ銀行では、投資用不動産ローンにおいて「改ざん・偽造などの不正が認められた案件」などの一部について、保守的に分類し、約9億円の貸倒引当金を追加計上している。
さらに本日のリリースでは、「シェアハウス向け融資およびその他投資用不動産融資に関する元本一部カットについて」の発表もされたが、本件に伴う損失費用などはある程度、今期の業績予想値に含まれているはずだ。
【8359】スルガ銀行
170 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2019/05/16(木) 21:53:24.53 ID:J5oQkprT
依然として高い収益力

既存の投資用不動産ローンの利回りは高い水準を維持しており、個人ローン全体でも3.86%となっている。このため、実は、2019年3月期においても、
スルガ銀行は、コア業務純益526億円、総資金利ざや1.49%(国内、単体)、経費率OHR46.8%といった稼ぐ力(収益力)は依然高い水準を維持している。
加えて、先期の大赤字の主因となった不良債権処理費用が大幅に減少することから、スルガ銀行では、今期末(2020年3月末)の連結経常利益を160億円、同当期純利益を105億円と、業績のV字回復を予想している。
新しい体制下、スルガ銀行が、適切なリスク管理と審査、ガバナンスの強化を大前提に生まれ変わる可能性はあるのか。引き続き注視していきたい。


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