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224 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2017/06/22(木) 07:12:56.98 ID:2KNO3qbI - 中銀出口への闘い(3)そろり動く欧州、緩和依存を懸念―国ごとに温度差大きく。
2017/06/22 日本経済新聞 朝刊 5ページ 1129文字 書誌情報 日米欧の中央銀行で、国債などの資産を最も多く抱えているのはどこか。金融危機の震源地だった米連邦準備理事会(FRB)でも、デフ レ脱却に向けて大規模な金融緩和を続ける日銀でもない。欧州中央銀行(ECB)だ。今でも月600億ユーロ(7兆4千億円)のペースで国 債などを買い続け、資産が雪だるま式に増えている。 世界の中銀は金融危機後に景気を支えるため、国債などの資産を買い入れて大量の資金を市場に流してきた。景気が回復すれば緩和 を終える「出口」に向かうが、欧州は国ごとに温度感が違う。 「いつまでも金融緩和をしろという政治的な圧力につながりかねない」。ドイツ連邦銀行のワイトマン総裁は14日、フランクフルトで中銀関 係者らに警鐘を鳴らした。前日の13日にはショイブレ独財務相が「超金融緩和で多くの地域にリスクがはびこっている」と発言。ドイツの2人 が懸念するのは、ユーロ圏に広がる「緩和依存症」だ。 ゼロ金利で「金利のない世界」では、国も企業もコストに無頓着になり、無駄が生まれやすい。ワイトマン氏は名指しこそ避けたが、だらだ らと緩和が続けば低金利での調達に慣れきったイタリアなどで財政規律が失われることを懸念する。ECBの総資産の膨張ぶりを見ると、金 融引き締めに前向きな「タカ派」には焦りがにじむ。 だが、国によって事情は違う。ECBが出口に向かえば、一部の国はより高い金利を払わなければ市場から資金を調達できなくなる。ユー ロ圏の消費者物価上昇率は前年比1%台半ば。目標の「2%近く」には届いていない。「なぜ出口を急ぐのか」との声もある。 ECBのドラギ総裁はバランスをとろうとする。「物価の基調は引き続き弱い」。こう述べる同氏は基本的には緩和の縮小をゆっくり進めたい との立場。一方で「(物価が持続的に下がる)デフレのリスクはもはやない」とも言い切り、タカ派への配慮を見せる。 欧州の景気は順調に回復している。ECBは6月の理事会で、金融政策の先行き方針(フォワードガイダンス)をこれまでの追加緩和に軸 足を置いたものから、より中立的な表現に変更した。 緩和縮小をはやし立てるショイブレ氏らのタカ派と、物価に慎重な発言を繰り返すドラギ氏。両者は振り子の役割を果たす。市場は6月の ECB方針を、秋から緩和縮小の議論が始まる布石と受け止めた。振り子を少しずつ出口に寄せながら、いつでも逆戻りできるという構えを みせるのがECBの基本シナリオだ。 米国ではFRBが利上げペースを明示し、出口に進んでいく。域内に緩和縮小の積極論と慎重論が混在するECBは2%の物価目標にこ だわりすぎず、柔軟に緩和縮小を探る。日本が出口に向かうとき、解の一つになり得るだろう。
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225 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2017/06/22(木) 07:15:14.45 ID:2KNO3qbI - みずほ銀、メキシコに新拠点、車産業都市に。
2017/06/22 日本経済新聞 朝刊 【メキシコシティ=丸山修一】みずほ銀行はメキシコに新たな拠点を開設する。2017年度内に自動車産業が集積する中部「バヒオ地区」 の中核都市、レオンに出張所を開く。メキシコには多くの日系自動車メーカーが工場を構え、関連企業も相次ぎ進出。1〜5月の生産台数 が過去最高となるなど自動車産業は好調を維持しており、日系企業の資金需要に応える必要があると判断した。
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226 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2017/06/22(木) 07:20:58.80 ID:2KNO3qbI - 日本株ADR21日、売り優勢 金融株の下げ目立つ
2017/06/22 05:18 日経速報ニュース 149文字 【NQNニューヨーク=戸部実華】21日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売りが優勢だった。 米ダウ工業株30種平均が続落となり、日本株ADRも下げる銘柄が多かった。三菱UFJ、三井住友FG、 野村やみずほFGといった金融株の下げが目立った。一方、トヨタ、ホンダ、オリックス、京セラは上昇した。
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