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184 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2016/12/05(月) 12:01:19.48 ID:nccyDXwO - 日本株に意外な強さ 伊国民投票否決でも下げ幅限定的
2016/12/05 11:52 日経速報ニュース 1268文字 日本株が意外な強さを見せている。日本時間5日朝、イタリアの国民投票で憲法改正が否決されることがほぼ確実となり、同国のレンツィ 首相が辞意を表明した。欧州政治をめぐる不安の芽がまたひとつ現実となったわけだが、現時点では金融市場では大きな混乱は見られな い。5日の東京市場で日経平均株価は朝安後に下げ幅を縮め、前日比117円01銭(0.6%)安の1万8309円07銭で午前の取引を終えた。 「私は負けた。私の政権は今日で終わりだ」。議会上院の権限縮小などを目指した憲法改正が否決される見通しとなったことを受け、レン ツィ首相が辞任を表明したのは日本時間5日午前8時すぎ。イタリアに政治空白が生じれば、反欧州連合(EU)を掲げる左派の「五つ星運 動」などが勢力を伸ばすかもしれない。通貨ユーロは一時、1ユーロ=1.05ドル前半と約1年8カ月ぶりのユーロ安水準まで売られた。 ところが、東京市場の反応は限定的だった。日経平均は朝方には前日比の下げ幅を140円まで広げる場面があったものの、売り一巡後は じわじわと下げ幅を縮めた。外為市場でも朝方こそ円買いの勢いが強まったものの、午後11時半時点では1ドル=113円台後半と、午前7時 ごろに付けた112円台後半の円高水準から再び円安方向に値を戻している。 事前にはイタリアの国民投票が否決となれば、市場にとってはマイナス材料とみられてきた。ところがふたを開けてみれば、株価も円相場 も落ち着きを保っている。 意外な強さの理由は3つある。ひとつは今回の国民投票の否決やレンツィ首相の辞任を市場は既に織り込んでいたことだ。英国の欧州連 合(EU)離脱決定や米大統領選でのトランプ氏勝利とは異なり、事前の予想でも改憲反対派の勢力は賛成派を上回ると伝わっていた。「首 相辞任後、左派勢力が躍進するかどうかは総選挙などを通じて時間をかけて決まる」(外資系運用会社)ことも大きい。 2つ目は11月以降の急ピッチの米長期金利の上昇や株高についていけていなかった投資家が少なくなかったことだ。トランプ相場に乗りお くれていた投資家にとって、朝方の円高・株安はむしろ「参戦」の好機。外為市場では円高になったタイミングで、機関投資家や企業が、すか さずドル買いに動いたという。株式市場でもソニーが朝安後に下げ幅を縮め、前日比プラスに転じる場面があるなど、押し目を拾う動きも出て いる。 3つ目の理由は、米国の利上げ観測の高まりだ。12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備理事会(FRB)が利上げに踏み 切るのは市場ではコンセンサスになりつつある。野村証券外国為替部の小林昌志エグゼクティブ・ディレクターは、「トランプ次期政権による 米財政政策への期待、米利上げ観測の高まりによる米金利の上昇などを背景に、ドル高相場は当面続く公算が大きい」と指摘する。株式市 場でも「為替のドル高・円安と歩調を合わせて、春先までゆるやかな上昇相場が続く」(ドルトン・キャピタル・ジャパンの松本史雄氏)とみる投 資家は少なくない。
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185 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2016/12/05(月) 12:32:10.13 ID:nccyDXwO - 主な成り行き注文(東証・後場)日立11万株の売り越し
2016/12/05 12:28 日経速報ニュース 135文字 5日の東証1部の後場寄り付き前の成り行き注文で、主な売越銘柄は日立11万株、日本コークス8万株、ディーエヌエ3万株、 めぶきFG2万株などだった。 一方、主な買越銘柄はアジア投資67万株、みずほFG51万株、オリコ50万株などだった。
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186 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2016/12/05(月) 14:52:33.82 ID:nccyDXwO - 日銀ETF買い、下げ相場での存在感じわり 年内買い入れ4兆円に迫る
2016/12/05 14:43 日経速報ニュース 1992文字 きょうの日経平均株価は続落している。4日に実施されたイタリア国民投票で改憲が否決され、レンツィ首相が辞任の意向を表明した。 タリアの政局不安に伴う混乱で5日の日本株にも急落への警戒感が高まったが、市場参加者は異口同音に「下げ幅は限定的」とみている。 その背景にはやはり日銀の株価指数連動型上場投資信託(ETF)買いが、「下値抑止力」と引き続き存在感を示していることが関係して いそうだ。 ■年始からの累計買い入れ額3兆7848億円 いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員は5日の日本株について「ユーロの急落に伴う利益確定売りは出たが、下げ幅は総じて 限定的」と指摘した。 午前は日経平均が1万8300円に近づく場面では押し目買いが入り、午後はやや水準を下げたが1万8200円台前半では下げ渋りの動きと なっている。伊国民投票は事前に否決が予想の大勢でサプライズにならなかったことに加え、市場からは「後場から日銀のETF買いが入る ことを警戒して、短期主体の売り仕掛けの動きも鈍い」(外資系証券トレーダー)との声が聞かれている。 日銀は2日にETFを742億円買い入れた。11月の買い入れ額(706億円)から36億円増加した。年始から2日までの累計の買い入れ回数 は81回、購入額は3兆7848億円となった。日銀は7月末の金融政策決定会合でETFの年間購入額を従来の3兆3000億円から6兆円にほ ぼ倍増させた。ETF枠を倍増していなければすでに上限に達していたことになる。 ■市場は年内の買い入れ余力は3402億円と試算 日銀は2016年末時点の買い入れ残高目標を提示していない。ただ、市場ではおおよそで年内の買い入れ余力については一致した見方 があり、試算では「年内の買い入れ余力は3402億円」(大手国内証券)になるという。今年7月に増えた2兆7000億円については、すべて 年内に消化することは現実的ではなく、8月以降の12カ月で増加分を買い入れるとの想定だ。つまり、2兆7000億円を月平均で購入すると 仮定すれば、1カ月当たり2250億円となる。年内は8月からの5カ月間分の購入となるため、合計1兆1250億円が増加分となる。従来の3兆 円にこの1兆1250億円を加えた4兆1250億円が年内の買い入れ枠との見方だ。この見方は日銀が「年間3兆円」という買い入れペースを重 視していることや、日銀の1回あたりの買い入れ金額が1カ月ごとに見直されることを根拠としている。 ■日銀が最も購入しているETFは野村東証指数か 日銀はETF買いの実務を三井住友信託銀行に委託している。買い入れを行う判断基準は前引け時点の東証株価指数(TOPIX)の下落 率との見方が多い。ETFの買い入れについては実際に市場で買い入れるのではなく、注文を受ける証券会社があらかじめ「先物売り/ETF 買い」の持ち高を保有し、ETFは立会外取引で受け渡し、先物売りの買い戻しを市場で行うことで、この先物買いがPKO(株価維持政策)の 効果を発揮する。 立会外取引の動向から市場では日銀が買い入れているETFの対象数は19とみられている。9月の会合でETFの買い入れ枠組みを変更し 、TOPIXに連動するETFを増やした。9月末まではおおよそ日経平均型が5割強、TOPIX型で4割強、JPX日経インデックス400型が5%弱 だったが、見直した10月以降はTOPIX型が7割、日経平均型が3割弱、JPX日経400型が2%程度となった。それに伴い最も買い入れの 多いETFは野村日経平均(1321)から野村東証指数(1306)になったもようだ。11月の買い入れ分でみると全体で706億円のうち、野村東 証指数は230億円と1銘柄で全体の33%を占めている。 ■外国人の買い転換で上がりやすい構図 東海東京調査センターの仙石誠マーケットアナリストは「日銀と企業の自社株買いという買い切りの投資家に支えられた日本株市場は強 い」と指摘している。仙石氏の試算では年始から11月第4週まで企業の自社株買いの実施額は約5兆3000億円。日銀の買いと合わせると この2主体で約9兆円の買い越しで、同期間で先物も合わせ3兆6000億円程度の売り越しとなっている外国人を大きく上回っている。日銀 と自社株買いが需給の柱となっているなか、外国人が少しでも買い転換すると11月中旬以降のトランプラリーのような株価指数の急伸が 発生する仕組みになっている。
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187 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2016/12/05(月) 14:53:27.60 ID:nccyDXwO - 日銀のETFの買い入れはオープンエンド(期間の定めがないこと)となっており、年末までに想定した枠を使い切った場合でも、来年の枠
を使って買い入れることになる。存在感を高める日銀については「官製相場」との非難もあるが、株式市場は「市場の安定化装置」(仙石氏) と見なしつつある。
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