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414 ：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage]：2016/07/18(月) 17:46:28.48 ID:jxsR6VyJ - プレイを始めたのは13日、大統領選ルポのため、中西部のカンザス州ウィチタ（人口約39万人）に到着した晩だ。
ポケモン探しを始めると、ダウンタウンを歩いている若者がみなスマホを覗き込んで、プレイしていることに気がついた。
14日は、ミズーリ州インデペンデンス（人口約10万人）という小さな街に移動した。ダウンタウンに出て驚いた。歩行者で、ポケモンGOをやっていない人はいないと言っていいほどだった。
生まれて間もない赤ん坊をカゴに入れて、ぶら下げたままプレイしている夫婦、ちょっと太目の兄弟、子沢山の親子連れ、10代の友達グループがうろついていて、何度も会う。
小さな街ゆえ、レストランや店があるのは２ブロックぐらい。そこに人々が集中している。特に、人が寄り付きそうにない裁判所前の階段に数十人が集まっていた。
人がたくさんいれば、ポケモンもいると思ったが、翌日訪れたケンタッキー州ルイビル（人口76万人）では、ダウンタウンを歩いてもほとんど収穫はなかった。しかし、プレイしている人は変わらずたくさんいた。
ところが、同日晩に訪れたイリノイ州オファロン（人口2万8000人）では、再びスポットを見つけた。
線路の上に集まっていた２ダースほどの若者に聞くわずか10分ほどの間に、「あ、タウルスが現れた。ちょっと今は話しかけないで！」「こっちにいるぞ」と、線路上を行ったり来たりしているのだ。
そのオファロンで、ジグリーパフというポケモンが、孵化器に入れていた卵から孵った時は感動だった。
「あ、すごい可愛い」と声を上げると、近くにいた若者が集まってきた。
「あり得なーい！」「羨ましい！」「嘘だろ」と声が上がった。
結局、カンザス州ウィチタでプレイを始めてから９都市、同じ光景に出会った。ダウンタウンに行くと、若者だけでなく、家族連れ、グループが集まって、プレイをしている。
「単に外出する理由があるのが嬉しい」
「今まで友達と時間を潰すのに、バーに行ったりしてお金がかかっていた。ポケモンGOは、お金をかけずに友達に会える」
「１時間で4、5人の友達ができる。人に出会ったり、話をしたりすることができるようになった」と、ポケモンGOの凄さを物語る。
オハイオ州メダイナでは、広場で老若男女がポケモンハントに余念がない。ワインバーに入って話を聞くと、ダウンタウンにこんなに人が集まるのは、近年なかったことだという。当然、ビジネスに恩恵をもたらしている。
唯一の懸念は、歩きスマホなど「身の安全」だ。取材中に聞いたゲーマーによると、ポケモンGOのせいで亡くなった人は世界で40人以上いるという。今後、ルールが必要になってくるだろう。
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