- インストラクターを好きになりました Part16
296 :名無し会員さん[]:2019/07/11(木) 17:32:25.92 ID:XJAUK98j - ガッシュ「難しいことを聞くのう…私が優しいと思うことを、全力でやる、かのう」
ガッシュ「…清麿はゾフィスを覚えておるか?」 清麿「忘れるはずがないさ…人の心を操る魔物、ゾフィス」 ガッシュ「私達から見たら、あの者は悪い者であった。人の心を操り、1000年前の魔物を利用し、ひどい者だったのだ」 ガッシュ「でもあの者が居なかったら、今でも1000年前の魔物は石版に囚われたままだったかもしれぬのだ」 清麿「たしかに…見方を変えればそれも善、か」 ガッシュ「正しさの答えは人それぞれかもしれぬ。だから清麿、私は私の思う優しさを信じ、実行するだけなのだ。きっと誰の目から見ても正しきことを行うことはできぬのだ。だから私は、私の信じる正しさや優しさを信じる」 ガッシュ「その信じる心の力が誰かの心に響いて、誰か1人の正しさが2人の正しさになり、2人の正しさが、4人の正しさになり…そうやってみんなの正しさが生まれると思うのだ。 それを示すのが、まさにクリアとの戦いだったではないか?」 清麿「たしかに。それこそまさに法律が生まれた原点かもしれないな…」 清麿(もし魔界の過去の歴史を俺たちがしっかり知ることができれば、立場によってはクリアが救世主だったのかもしれない…実際、クリアの呪文は暴走するまでは、悪の呪文というよりは…まるで…) 清麿(いや、これは考え出したら無限に終わらないな。やめだやめだ) 清麿「正しさの答えは自分の中に、か」
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