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名無しさん@入浴中
【吉原】六月の花嫁【MSJ】 Part7
【吉原】六月の花嫁【MSJ】
【吉原】六月の花嫁で語ろう【MSJ】
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【吉原】六月の花嫁【MSJ】 Part8

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【吉原】六月の花嫁【MSJ】 Part7
71 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 07:01:19.72 ID:/Qo0+gF/0
らず又証文たしかならず但し末の論師並に訳者・唐土の人師の中に大小をば分つて大にをいて権実を分たず或は語には分つといへども心は権大乗のをもむきを出でず
此等は不退諸菩薩・其数如恒沙・亦復不能知とおぼえて候なり。
疑つて云く唐土の人師の中に慈恩大師は十一面観音の化身牙より光を放つ、善導和尚は弥陀の化身口より仏をいだすこの外の人師通を現じ徳をほどこし三昧を発得
する人世に多しなんぞ権実二経を弁へて法華経を詮とせざるや、答えて云く阿竭多仙人外道は十二年の間耳の中に恒河の水をとどむ婆籔仙人は自在天となりて三目を現
ず、唐土の道士の中にも張階は霧をいだし鸞巴は雲をはく第六天の魔王は仏滅後に比丘・比丘尼・優婆塞・優婆夷・阿羅漢・辟支仏の形を現じて四十余年の経を説くべしと見
えたり通力をもて智者愚者をばしるべからざるか、唯仏の遺言の如く一向に権経を弘めて実経をつゐに弘めざる人師は権経に宿習ありて実経に入らざらん者は或は魔にたぼ
らかされて通を現ずるか、但し法門をもて邪正をただすべし利根と通力とにはよるべからず。文応元年太歳庚申五月二十八日日 蓮 花 押 鎌倉名越に於て書き畢んぬ
/文応元年七月 三十九
【吉原】六月の花嫁【MSJ】 Part7
72 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 07:03:10.68 ID:/Qo0+gF/0
歳御作 与北条時頼書 於鎌倉旅客来りて嘆いて曰く近年より近日に至るまで天変地夭・飢饉疫癘・遍く天下に満ち広く地上に迸る牛馬巷に斃れ骸骨路
に充てり死を招くの輩既に大半に超え悲まざるの族敢て一人も無し、然る間或は利剣即是の文を専にして西土教主の名を唱え或は衆病悉除の願を持ちて東方如来の経を誦し、或は病
即消滅不老不死の詞を仰いで法華真実の妙文を崇め或は七難即滅七福即生の句を信じて百座百講の儀を調え有るは秘密真言の教に因て五瓶の水を灑ぎ有るは坐禅入定の儀を全して
空観の月を澄し、若くは七鬼神の号を書して千門に押し若くは五大力の形を図して万戸に懸け若くは天神地祇を拝して四角四堺の祭祀を企て若くは万民百姓を哀んで国主・国宰の徳
政を行う、然りと雖も唯肝胆を摧くのみにして弥飢疫に逼られ乞客目に溢れ死人眼に満てり、臥せる屍を観と為し並べる尸を橋と作す、観れば夫れ二離璧を合せ五緯珠を連ぬ三宝も世に在し
百王未だ窮まらざるに此の世早く衰え其の法何ぞ廃れたる是れ何なる禍に依り是れ何なる誤に由るや。
主人の曰く独り此の事を愁いて胸臆に憤〓す客来つて共に嘆く屡談話を致さん、夫れ出家して道に入る者は法に依つて 
【吉原】六月の花嫁【MSJ】 Part7
73 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 07:04:07.08 ID:/Qo0+gF/0
仏を期するなり而るに今神術も協わず仏威も験しなし、
具に当世の体を覿るに愚にして後生の疑を発す、然れば則ち円覆を仰いで恨を呑み方載に俯して慮を深くす、倩ら微管を傾け聊か経文を披きたるに世皆正に背き人悉く悪に帰す、故に善
神は国を捨てて相去り聖人は所を辞して還りたまわず、是れを以て魔来り鬼来り災起り難起る言わずんばある可からず恐れずんばある可からず。
客の曰く天下の災・国中の難・余独り嘆くのみに非ず衆皆悲む、今蘭室に入つて初めて芳詞を承るに神聖去り辞し
災難並び起るとは何れの経に出でたるや其の証拠を聞かん。主人の曰く其の文繁多にして其の証弘博なり。金光明経に云く「其の国土に於て此の経有りと雖も未だ甞て流布せし
めず捨離の心を生じて聴聞せん事を楽わず亦供養し尊重し讃歎せず四部の衆・持経の人を見て亦復た尊重し乃至供養すること能わず、遂に我れ等及び余の眷属無量の諸天をし
て此の甚深の妙法を聞くことを得ざらしめ甘露の味に背き正法の流を失い威光及以び勢力有ること無からしむ、悪趣を増長し人天を損減し生死の河に墜ちて涅槃の路
に乖かん、世尊我等四王並びに諸の眷属及び薬叉等斯くの如き事を見て其の国土
【吉原】六月の花嫁【MSJ】
63 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 07:40:36.10 ID:/Qo0+gF/0
らず又証文たしかならず但し末の論師並に訳者・唐土の人師の中に大小をば分つて大にをいて権実を分たず或は語には分つといへども心は権大乗のをもむきを出でず
此等は不退諸菩薩・其数如恒沙・亦復不能知とおぼえて候なり。
疑つて云く唐土の人師の中に慈恩大師は十一面観音の化身牙より光を放つ、善導和尚は弥陀の化身口より仏をいだすこの外の人師通を現じ徳をほどこし三昧を発得
する人世に多しなんぞ権実二経を弁へて法華経を詮とせざるや、答えて云く阿竭多仙人外道は十二年の間耳の中に恒河の水をとどむ婆籔仙人は自在天となりて三目を現
ず、唐土の道士の中にも張階は霧をいだし鸞巴は雲をはく第六天の魔王は仏滅後に比丘・比丘尼・優婆塞・優婆夷・阿羅漢・辟支仏の形を現じて四十余年の経を説くべしと見
えたり通力をもて智者愚者をばしるべからざるか、唯仏の遺言の如く一向に権経を弘めて実経をつゐに弘めざる人師は権経に宿習ありて実経に入らざらん者は或は魔にたぼ
らかされて通を現ずるか、但し法門をもて邪正をただすべし利根と通力とにはよるべからず。文応元年太歳庚申五月二十八日日 蓮 花 押 鎌倉名越に於て書き畢んぬ
/文応元年七月 三十九
【吉原】六月の花嫁【MSJ】
64 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 07:41:31.72 ID:/Qo0+gF/0
歳御作 与北条時頼書 於鎌倉旅客来りて嘆いて曰く近年より近日に至るまで天変地夭・飢饉疫癘・遍く天下に満ち広く地上に迸る牛馬巷に斃れ骸骨路
に充てり死を招くの輩既に大半に超え悲まざるの族敢て一人も無し、然る間或は利剣即是の文を専にして西土教主の名を唱え或は衆病悉除の願を持ちて東方如来の経を誦し、或は病
即消滅不老不死の詞を仰いで法華真実の妙文を崇め或は七難即滅七福即生の句を信じて百座百講の儀を調え有るは秘密真言の教に因て五瓶の水を灑ぎ有るは坐禅入定の儀を全して
空観の月を澄し、若くは七鬼神の号を書して千門に押し若くは五大力の形を図して万戸に懸け若くは天神地祇を拝して四角四堺の祭祀を企て若くは万民百姓を哀んで国主・国宰の徳
政を行う、然りと雖も唯肝胆を摧くのみにして弥飢疫に逼られ乞客目に溢れ死人眼に満てり、臥せる屍を観と為し並べる尸を橋と作す、観れば夫れ二離璧を合せ五緯珠を連ぬ三宝も世に在し
百王未だ窮まらざるに此の世早く衰え其の法何ぞ廃れたる是れ何なる禍に依り是れ何なる誤に由るや。
主人の曰く独り此の事を愁いて胸臆に憤〓す客来つて共に嘆く屡談話を致さん、夫れ出家して道に入る者は法に依つて 
【吉原】六月の花嫁【MSJ】
65 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 07:42:11.91 ID:/Qo0+gF/0
仏を期するなり而るに今神術も協わず仏威も験しなし、
具に当世の体を覿るに愚にして後生の疑を発す、然れば則ち円覆を仰いで恨を呑み方載に俯して慮を深くす、倩ら微管を傾け聊か経文を披きたるに世皆正に背き人悉く悪に帰す、故に善
神は国を捨てて相去り聖人は所を辞して還りたまわず、是れを以て魔来り鬼来り災起り難起る言わずんばある可からず恐れずんばある可からず。
客の曰く天下の災・国中の難・余独り嘆くのみに非ず衆皆悲む、今蘭室に入つて初めて芳詞を承るに神聖去り辞し
災難並び起るとは何れの経に出でたるや其の証拠を聞かん。主人の曰く其の文繁多にして其の証弘博なり。金光明経に云く「其の国土に於て此の経有りと雖も未だ甞て流布せし
めず捨離の心を生じて聴聞せん事を楽わず亦供養し尊重し讃歎せず四部の衆・持経の人を見て亦復た尊重し乃至供養すること能わず、遂に我れ等及び余の眷属無量の諸天をし
て此の甚深の妙法を聞くことを得ざらしめ甘露の味に背き正法の流を失い威光及以び勢力有ること無からしむ、悪趣を増長し人天を損減し生死の河に墜ちて涅槃の路
に乖かん、世尊我等四王並びに諸の眷属及び薬叉等斯くの如き事を見て其の国土
【吉原】六月の花嫁で語ろう【MSJ】
85 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 08:38:14.35 ID:/Qo0+gF/0
を捨てて擁護の心無けん、但だ我等のみ是の王を捨棄するに非ず必ず無量の国土を守護する諸大善神有らんも皆悉く捨去せん、既に捨離し已りなば其の国当に種種の災禍有つて国
位を喪失すべし、一切の人衆皆善心無く唯繋縛殺害瞋諍のみ有つて互に相讒諂し枉げて辜無きに及ばん、疫病流行し彗星数ば出で両日並び現じ薄蝕恒無く黒白の二虹不祥の相を表
わし星流れ地動き井の内に声を発し暴雨・悪風・時節に依らず常に飢饉に遭つて苗実成らず、多く他方の怨賊有つて国内を侵掠し人民諸の苦悩を受け土地所楽の処有ること無けん」已上。
大集経に云く「仏法実に隠没せば鬚髪爪皆長く諸法も亦忘失せん、当の時虚空の中に大なる声あつて地を震い一切皆遍く動かんこと猶水上輪の如くならん・城壁破れ落ち下り屋宇悉く〓れ
圻け樹林の根・枝・葉・華葉・菓・薬尽きん唯浄居天を除いて欲界の一切処の七味・三精気損減して余り有ること無けん、解脱の諸の善論当の時一切尽きん、所生の華菓の味い希少にして亦
美からず、諸有の井泉池・一切尽く枯涸し土地悉く鹹鹵し〓裂して丘〓と成らん、諸山皆〓燃して天竜雨を降さず苗稼も皆枯死し生ずる者皆死し尽き余草更に生ぜず、土を雨らし皆昏闇 
【吉原】六月の花嫁で語ろう【MSJ】
86 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 08:39:27.35 ID:/Qo0+gF/0
に日月も明を現ぜず四方皆亢旱して数ば諸悪瑞を現じ、十不善業の道・貪瞋癡倍増して衆生父母に於ける
之を観ること〓鹿の如くならん、衆生及び寿命・色力・威楽減じ人天の楽を遠離し皆悉く悪道に堕せん、是くの如き不善業の悪王・悪比丘我が正法を毀壊し天人の道を損減し、
諸天善神・王の衆生を悲愍する者此の濁悪の国を棄てて皆悉く余方に向わん」已上。
仁王経に云く「国土乱れん時は先ず鬼神乱る鬼神乱るるが故に万民乱る賊来つて国を刧かし百姓亡喪し臣・君・太子・王子・百官共に是非を生ぜん、天地怪異し二十八宿・星道
・日月時を失い度を失い多く賊起ること有らん」と、亦云く「我今五眼をもつて明に三世を見るに一切の国王は皆過去の世に五百の仏に侍えるに由つて帝王主と為ることを得たり、是を為つて一
切の聖人羅漢而も為に彼の国土の中に来生して大利益を作さん、若し王の福尽きん時は一切の聖人皆為に捨て去らん、若し一切の聖人去らん時は七難必ず起らん」已上。
薬師経に云く「若し刹帝利・潅頂王等の災難起らん時所謂人衆疾疫の難・他国侵逼の難・自界叛逆の難・星宿変怪の難・日月薄蝕の難・非時風雨の難・過時不雨の難あらん」已上。
仁王  
【吉原】六月の花嫁で語ろう【MSJ】
87 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 09:26:12.11 ID:/Qo0+gF/0
経に云く「大王吾が今化する所の百億の須弥・百億の日月・一一の須弥に四天下有り、其の南閻浮提に十六の大国・五百の中国・十千の小国有り其の国土の中に七つの畏る可き
難有り一切の国王是を難と為すが故に、云何なるを難と為す日月度を失い・時節返逆し・或は赤日出で・黒日出で・二三四五の日出で・或は日蝕して光無く・或は日輪一重・二三四五重輪
現ずるを一の難と為すなり、二十八宿度を失い金星・彗星・輪星・鬼星・火星・水星・風星・〓星・南斗・北斗・五鎮の大星・一切の国主星・三公星・百官星・是くの如き諸星各各変現する
を二の難と為すなり、大火国を焼き万姓焼尽せん或は鬼火・竜火・天火・山神火・人火・樹木火・賊火あらん是くの如く変怪するを三の難と為すなり、大水百姓を〓没し・時節返逆
して・冬雨ふり・夏雪ふり・冬時に雷電霹?し・六月に氷霜雹を雨らし・赤水・黒水・青水を雨らし土山石山を雨らし沙礫石を雨らす江河逆に流れ山を浮べ石を流す是くの如く変ずる時を四の難と為すなり、
大風・万姓を吹殺し国土・山河・樹木・一時に滅没し、非時の大風・黒風・赤風・青風・天風・地風・火風水風あらん是くの如く変ずるを五の難と為すなり、天地・国
【吉原】六月の花嫁【MSJ】 Part9
61 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 09:26:43.25 ID:/Qo0+gF/0
を捨てて擁護の心無けん、但だ我等のみ是の王を捨棄するに非ず必ず無量の国土を守護する諸大善神有らんも皆悉く捨去せん、既に捨離し已りなば其の国当に種種の災禍有つて国
位を喪失すべし、一切の人衆皆善心無く唯繋縛殺害瞋諍のみ有つて互に相讒諂し枉げて辜無きに及ばん、疫病流行し彗星数ば出で両日並び現じ薄蝕恒無く黒白の二虹不祥の相を表
わし星流れ地動き井の内に声を発し暴雨・悪風・時節に依らず常に飢饉に遭つて苗実成らず、多く他方の怨賊有つて国内を侵掠し人民諸の苦悩を受け土地所楽の処有ること無けん」已上。
大集経に云く「仏法実に隠没せば鬚髪爪皆長く諸法も亦忘失せん、当の時虚空の中に大なる声あつて地を震い一切皆遍く動かんこと猶水上輪の如くならん・城壁破れ落ち下り屋宇悉く〓れ
圻け樹林の根・枝・葉・華葉・菓・薬尽きん唯浄居天を除いて欲界の一切処の七味・三精気損減して余り有ること無けん、解脱の諸の善論当の時一切尽きん、所生の華菓の味い希少にして亦
美からず、諸有の井泉池・一切尽く枯涸し土地悉く鹹鹵し〓裂して丘〓と成らん、諸山皆〓燃して天竜雨を降さず苗稼も皆枯死し生ずる者皆死し尽き余草更に生ぜず、土を雨らし皆昏闇 
【吉原】六月の花嫁【MSJ】 Part9
62 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 10:10:01.93 ID:/Qo0+gF/0
に日月も明を現ぜず四方皆亢旱して数ば諸悪瑞を現じ、十不善業の道・貪瞋癡倍増して衆生父母に於ける
之を観ること〓鹿の如くならん、衆生及び寿命・色力・威楽減じ人天の楽を遠離し皆悉く悪道に堕せん、是くの如き不善業の悪王・悪比丘我が正法を毀壊し天人の道を損減し、
諸天善神・王の衆生を悲愍する者此の濁悪の国を棄てて皆悉く余方に向わん」已上。
仁王経に云く「国土乱れん時は先ず鬼神乱る鬼神乱るるが故に万民乱る賊来つて国を刧かし百姓亡喪し臣・君・太子・王子・百官共に是非を生ぜん、天地怪異し二十八宿・星道
・日月時を失い度を失い多く賊起ること有らん」と、亦云く「我今五眼をもつて明に三世を見るに一切の国王は皆過去の世に五百の仏に侍えるに由つて帝王主と為ることを得たり、是を為つて一
切の聖人羅漢而も為に彼の国土の中に来生して大利益を作さん、若し王の福尽きん時は一切の聖人皆為に捨て去らん、若し一切の聖人去らん時は七難必ず起らん」已上。
薬師経に云く「若し刹帝利・潅頂王等の災難起らん時所謂人衆疾疫の難・他国侵逼の難・自界叛逆の難・星宿変怪の難・日月薄蝕の難・非時風雨の難・過時不雨の難あらん」已上。
仁王  
【吉原】六月の花嫁【MSJ】 Part9
63 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 10:10:49.44 ID:/Qo0+gF/0
経に云く「大王吾が今化する所の百億の須弥・百億の日月・一一の須弥に四天下有り、其の南閻浮提に十六の大国・五百の中国・十千の小国有り其の国土の中に七つの畏る可き
難有り一切の国王是を難と為すが故に、云何なるを難と為す日月度を失い・時節返逆し・或は赤日出で・黒日出で・二三四五の日出で・或は日蝕して光無く・或は日輪一重・二三四五重輪
現ずるを一の難と為すなり、二十八宿度を失い金星・彗星・輪星・鬼星・火星・水星・風星・〓星・南斗・北斗・五鎮の大星・一切の国主星・三公星・百官星・是くの如き諸星各各変現する
を二の難と為すなり、大火国を焼き万姓焼尽せん或は鬼火・竜火・天火・山神火・人火・樹木火・賊火あらん是くの如く変怪するを三の難と為すなり、大水百姓を〓没し・時節返逆
して・冬雨ふり・夏雪ふり・冬時に雷電霹?し・六月に氷霜雹を雨らし・赤水・黒水・青水を雨らし土山石山を雨らし沙礫石を雨らす江河逆に流れ山を浮べ石を流す是くの如く変ずる時を四の難と為すなり、
大風・万姓を吹殺し国土・山河・樹木・一時に滅没し、非時の大風・黒風・赤風・青風・天風・地風・火風水風あらん是くの如く変ずるを五の難と為すなり、天地・国
【吉原】六月の花嫁【MSJ】 Part8
67 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 10:43:29.64 ID:/Qo0+gF/0
を捨てて擁護の心無けん、但だ我等のみ是の王を捨棄するに非ず必ず無量の国土を守護する諸大善神有らんも皆悉く捨去せん、既に捨離し已りなば其の国当に種種の災禍有つて国
位を喪失すべし、一切の人衆皆善心無く唯繋縛殺害瞋諍のみ有つて互に相讒諂し枉げて辜無きに及ばん、疫病流行し彗星数ば出で両日並び現じ薄蝕恒無く黒白の二虹不祥の相を表
わし星流れ地動き井の内に声を発し暴雨・悪風・時節に依らず常に飢饉に遭つて苗実成らず、多く他方の怨賊有つて国内を侵掠し人民諸の苦悩を受け土地所楽の処有ること無けん」已上。
大集経に云く「仏法実に隠没せば鬚髪爪皆長く諸法も亦忘失せん、当の時虚空の中に大なる声あつて地を震い一切皆遍く動かんこと猶水上輪の如くならん・城壁破れ落ち下り屋宇悉く〓れ
圻け樹林の根・枝・葉・華葉・菓・薬尽きん唯浄居天を除いて欲界の一切処の七味・三精気損減して余り有ること無けん、解脱の諸の善論当の時一切尽きん、所生の華菓の味い希少にして亦
美からず、諸有の井泉池・一切尽く枯涸し土地悉く鹹鹵し〓裂して丘〓と成らん、諸山皆〓燃して天竜雨を降さず苗稼も皆枯死し生ずる者皆死し尽き余草更に生ぜず、土を雨らし皆昏闇 
【吉原】六月の花嫁【MSJ】 Part8
68 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 10:44:51.49 ID:/Qo0+gF/0
に日月も明を現ぜず四方皆亢旱して数ば諸悪瑞を現じ、十不善業の道・貪瞋癡倍増して衆生父母に於ける
之を観ること〓鹿の如くならん、衆生及び寿命・色力・威楽減じ人天の楽を遠離し皆悉く悪道に堕せん、是くの如き不善業の悪王・悪比丘我が正法を毀壊し天人の道を損減し、
諸天善神・王の衆生を悲愍する者此の濁悪の国を棄てて皆悉く余方に向わん」已上。
仁王経に云く「国土乱れん時は先ず鬼神乱る鬼神乱るるが故に万民乱る賊来つて国を刧かし百姓亡喪し臣・君・太子・王子・百官共に是非を生ぜん、天地怪異し二十八宿・星道
・日月時を失い度を失い多く賊起ること有らん」と、亦云く「我今五眼をもつて明に三世を見るに一切の国王は皆過去の世に五百の仏に侍えるに由つて帝王主と為ることを得たり、是を為つて一
切の聖人羅漢而も為に彼の国土の中に来生して大利益を作さん、若し王の福尽きん時は一切の聖人皆為に捨て去らん、若し一切の聖人去らん時は七難必ず起らん」已上。
薬師経に云く「若し刹帝利・潅頂王等の災難起らん時所謂人衆疾疫の難・他国侵逼の難・自界叛逆の難・星宿変怪の難・日月薄蝕の難・非時風雨の難・過時不雨の難あらん」已上。
仁王  
【吉原】六月の花嫁【MSJ】 Part8
69 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 11:16:00.20 ID:/Qo0+gF/0
経に云く「大王吾が今化する所の百億の須弥・百億の日月・一一の須弥に四天下有り、其の南閻浮提に十六の大国・五百の中国・十千の小国有り其の国土の中に七つの畏る可き
難有り一切の国王是を難と為すが故に、云何なるを難と為す日月度を失い・時節返逆し・或は赤日出で・黒日出で・二三四五の日出で・或は日蝕して光無く・或は日輪一重・二三四五重輪
現ずるを一の難と為すなり、二十八宿度を失い金星・彗星・輪星・鬼星・火星・水星・風星・〓星・南斗・北斗・五鎮の大星・一切の国主星・三公星・百官星・是くの如き諸星各各変現する
を二の難と為すなり、大火国を焼き万姓焼尽せん或は鬼火・竜火・天火・山神火・人火・樹木火・賊火あらん是くの如く変怪するを三の難と為すなり、大水百姓を〓没し・時節返逆
して・冬雨ふり・夏雪ふり・冬時に雷電霹?し・六月に氷霜雹を雨らし・赤水・黒水・青水を雨らし土山石山を雨らし沙礫石を雨らす江河逆に流れ山を浮べ石を流す是くの如く変ずる時を四の難と為すなり、
大風・万姓を吹殺し国土・山河・樹木・一時に滅没し、非時の大風・黒風・赤風・青風・天風・地風・火風水風あらん是くの如く変ずるを五の難と為すなり、天地・国
【吉原】六月の花嫁【MSJ】 Part7
74 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 12:12:22.40 ID:/Qo0+gF/0
を捨てて擁護の心無けん、但だ我等のみ是の王を捨棄するに非ず必ず無量の国土を守護する諸大善神有らんも皆悉く捨去せん、既に捨離し已りなば其の国当に種種の災禍有つて国
位を喪失すべし、一切の人衆皆善心無く唯繋縛殺害瞋諍のみ有つて互に相讒諂し枉げて辜無きに及ばん、疫病流行し彗星数ば出で両日並び現じ薄蝕恒無く黒白の二虹不祥の相を表
わし星流れ地動き井の内に声を発し暴雨・悪風・時節に依らず常に飢饉に遭つて苗実成らず、多く他方の怨賊有つて国内を侵掠し人民諸の苦悩を受け土地所楽の処有ること無けん」已上。
大集経に云く「仏法実に隠没せば鬚髪爪皆長く諸法も亦忘失せん、当の時虚空の中に大なる声あつて地を震い一切皆遍く動かんこと猶水上輪の如くならん・城壁破れ落ち下り屋宇悉く〓れ
圻け樹林の根・枝・葉・華葉・菓・薬尽きん唯浄居天を除いて欲界の一切処の七味・三精気損減して余り有ること無けん、解脱の諸の善論当の時一切尽きん、所生の華菓の味い希少にして亦
美からず、諸有の井泉池・一切尽く枯涸し土地悉く鹹鹵し〓裂して丘〓と成らん、諸山皆〓燃して天竜雨を降さず苗稼も皆枯死し生ずる者皆死し尽き余草更に生ぜず、土を雨らし皆昏闇 
【吉原】六月の花嫁【MSJ】 Part7
75 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 12:13:37.07 ID:/Qo0+gF/0
に日月も明を現ぜず四方皆亢旱して数ば諸悪瑞を現じ、十不善業の道・貪瞋癡倍増して衆生父母に於ける
之を観ること〓鹿の如くならん、衆生及び寿命・色力・威楽減じ人天の楽を遠離し皆悉く悪道に堕せん、是くの如き不善業の悪王・悪比丘我が正法を毀壊し天人の道を損減し、
諸天善神・王の衆生を悲愍する者此の濁悪の国を棄てて皆悉く余方に向わん」已上。
仁王経に云く「国土乱れん時は先ず鬼神乱る鬼神乱るるが故に万民乱る賊来つて国を刧かし百姓亡喪し臣・君・太子・王子・百官共に是非を生ぜん、天地怪異し二十八宿・星道
・日月時を失い度を失い多く賊起ること有らん」と、亦云く「我今五眼をもつて明に三世を見るに一切の国王は皆過去の世に五百の仏に侍えるに由つて帝王主と為ることを得たり、是を為つて一
切の聖人羅漢而も為に彼の国土の中に来生して大利益を作さん、若し王の福尽きん時は一切の聖人皆為に捨て去らん、若し一切の聖人去らん時は七難必ず起らん」已上。
薬師経に云く「若し刹帝利・潅頂王等の災難起らん時所謂人衆疾疫の難・他国侵逼の難・自界叛逆の難・星宿変怪の難・日月薄蝕の難・非時風雨の難・過時不雨の難あらん」已上。
仁王  
【吉原】六月の花嫁【MSJ】 Part7
76 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 12:36:04.01 ID:/Qo0+gF/0
経に云く「大王吾が今化する所の百億の須弥・百億の日月・一一の須弥に四天下有り、其の南閻浮提に十六の大国・五百の中国・十千の小国有り其の国土の中に七つの畏る可き
難有り一切の国王是を難と為すが故に、云何なるを難と為す日月度を失い・時節返逆し・或は赤日出で・黒日出で・二三四五の日出で・或は日蝕して光無く・或は日輪一重・二三四五重輪
現ずるを一の難と為すなり、二十八宿度を失い金星・彗星・輪星・鬼星・火星・水星・風星・〓星・南斗・北斗・五鎮の大星・一切の国主星・三公星・百官星・是くの如き諸星各各変現する
を二の難と為すなり、大火国を焼き万姓焼尽せん或は鬼火・竜火・天火・山神火・人火・樹木火・賊火あらん是くの如く変怪するを三の難と為すなり、大水百姓を〓没し・時節返逆
して・冬雨ふり・夏雪ふり・冬時に雷電霹?し・六月に氷霜雹を雨らし・赤水・黒水・青水を雨らし土山石山を雨らし沙礫石を雨らす江河逆に流れ山を浮べ石を流す是くの如く変ずる時を四の難と為すなり、
大風・万姓を吹殺し国土・山河・樹木・一時に滅没し、非時の大風・黒風・赤風・青風・天風・地風・火風水風あらん是くの如く変ずるを五の難と為すなり、天地・国
【吉原】六月の花嫁【MSJ】
66 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 12:36:44.79 ID:/Qo0+gF/0
を捨てて擁護の心無けん、但だ我等のみ是の王を捨棄するに非ず必ず無量の国土を守護する諸大善神有らんも皆悉く捨去せん、既に捨離し已りなば其の国当に種種の災禍有つて国
位を喪失すべし、一切の人衆皆善心無く唯繋縛殺害瞋諍のみ有つて互に相讒諂し枉げて辜無きに及ばん、疫病流行し彗星数ば出で両日並び現じ薄蝕恒無く黒白の二虹不祥の相を表
わし星流れ地動き井の内に声を発し暴雨・悪風・時節に依らず常に飢饉に遭つて苗実成らず、多く他方の怨賊有つて国内を侵掠し人民諸の苦悩を受け土地所楽の処有ること無けん」已上。
大集経に云く「仏法実に隠没せば鬚髪爪皆長く諸法も亦忘失せん、当の時虚空の中に大なる声あつて地を震い一切皆遍く動かんこと猶水上輪の如くならん・城壁破れ落ち下り屋宇悉く〓れ
圻け樹林の根・枝・葉・華葉・菓・薬尽きん唯浄居天を除いて欲界の一切処の七味・三精気損減して余り有ること無けん、解脱の諸の善論当の時一切尽きん、所生の華菓の味い希少にして亦
美からず、諸有の井泉池・一切尽く枯涸し土地悉く鹹鹵し〓裂して丘〓と成らん、諸山皆〓燃して天竜雨を降さず苗稼も皆枯死し生ずる者皆死し尽き余草更に生ぜず、土を雨らし皆昏闇 
【吉原】六月の花嫁【MSJ】
67 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 14:34:15.92 ID:/Qo0+gF/0
に日月も明を現ぜず四方皆亢旱して数ば諸悪瑞を現じ、十不善業の道・貪瞋癡倍増して衆生父母に於ける
之を観ること〓鹿の如くならん、衆生及び寿命・色力・威楽減じ人天の楽を遠離し皆悉く悪道に堕せん、是くの如き不善業の悪王・悪比丘我が正法を毀壊し天人の道を損減し、
諸天善神・王の衆生を悲愍する者此の濁悪の国を棄てて皆悉く余方に向わん」已上。
仁王経に云く「国土乱れん時は先ず鬼神乱る鬼神乱るるが故に万民乱る賊来つて国を刧かし百姓亡喪し臣・君・太子・王子・百官共に是非を生ぜん、天地怪異し二十八宿・星道
・日月時を失い度を失い多く賊起ること有らん」と、亦云く「我今五眼をもつて明に三世を見るに一切の国王は皆過去の世に五百の仏に侍えるに由つて帝王主と為ることを得たり、是を為つて一
切の聖人羅漢而も為に彼の国土の中に来生して大利益を作さん、若し王の福尽きん時は一切の聖人皆為に捨て去らん、若し一切の聖人去らん時は七難必ず起らん」已上。
薬師経に云く「若し刹帝利・潅頂王等の災難起らん時所謂人衆疾疫の難・他国侵逼の難・自界叛逆の難・星宿変怪の難・日月薄蝕の難・非時風雨の難・過時不雨の難あらん」已上。
仁王  
【吉原】六月の花嫁【MSJ】
68 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 14:35:11.53 ID:/Qo0+gF/0
経に云く「大王吾が今化する所の百億の須弥・百億の日月・一一の須弥に四天下有り、其の南閻浮提に十六の大国・五百の中国・十千の小国有り其の国土の中に七つの畏る可き
難有り一切の国王是を難と為すが故に、云何なるを難と為す日月度を失い・時節返逆し・或は赤日出で・黒日出で・二三四五の日出で・或は日蝕して光無く・或は日輪一重・二三四五重輪
現ずるを一の難と為すなり、二十八宿度を失い金星・彗星・輪星・鬼星・火星・水星・風星・〓星・南斗・北斗・五鎮の大星・一切の国主星・三公星・百官星・是くの如き諸星各各変現する
を二の難と為すなり、大火国を焼き万姓焼尽せん或は鬼火・竜火・天火・山神火・人火・樹木火・賊火あらん是くの如く変怪するを三の難と為すなり、大水百姓を〓没し・時節返逆
して・冬雨ふり・夏雪ふり・冬時に雷電霹?し・六月に氷霜雹を雨らし・赤水・黒水・青水を雨らし土山石山を雨らし沙礫石を雨らす江河逆に流れ山を浮べ石を流す是くの如く変ずる時を四の難と為すなり、
大風・万姓を吹殺し国土・山河・樹木・一時に滅没し、非時の大風・黒風・赤風・青風・天風・地風・火風水風あらん是くの如く変ずるを五の難と為すなり、天地・国
【吉原】六月の花嫁で語ろう【MSJ】
88 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 16:01:50.69 ID:/Qo0+gF/0
土・亢陽し炎火洞燃として・百草亢旱し・五穀登らず・土地赫燃と万姓滅尽せん是くの如く変ずる時を六の難と為すなり、四方の賊来つて国を侵し内外の賊起り、火賊水賊・風賊・鬼
賊ありて・百姓荒乱し・刀兵刧起らん・是くの如く怪する時を七の難と為すなり」大集経に云く「若し国王有つて無量世に於て施戒慧を修すとも我が法の滅せんを見て捨てて擁護せずんば是
くの如く種ゆる所の無量の善根悉く皆滅失して其の国当に三の不祥の事有るべし、一には穀貴・二には兵革・三には疫病なり、一切の善神悉く之を捨離せば其の王教令すとも人随従せず
常に隣国の侵〓する所と為らん、暴火横に起り悪風雨多く暴水増長して人民を吹〓し内外の親戚其れ共に謀叛せん、其の王久しからずして当に重病に遇い寿終の後・大地獄の中に生
ずべし、乃至王の如く夫人・太子・大臣・城主・柱師・郡守・宰官も亦復た是くの如くならん」已上。
夫れ四経の文朗かなり万人誰か疑わん、而るに盲瞽の輩迷惑の人妄に邪説を信じて正教を弁えず、故に天下世上・諸仏・衆経に於て捨離の心を生じて擁護の志無し、仍て善神聖人国
を捨て所を去る、是を以て悪鬼外道災を成し難を致す。客色を作して曰く後漢の
【吉原】六月の花嫁で語ろう【MSJ】
89 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 16:02:53.39 ID:/Qo0+gF/0
明帝は金人の夢を悟つて白馬の教を得、上宮太子は守屋の逆を誅して寺塔の構を成す、爾しより来た上一人より下万民に至るまで仏像を崇め経巻を専にす、然
れば則ち叡山・南都・園城・東寺・四海・一州・五畿・七道・仏経は星の如く羅なり堂宇雲の如く布けり、〓子の族は則ち鷲頭の月を観じ鶴勒の流は亦鶏足の風を伝う、誰か一代の教を褊
し三宝の跡を廃すと謂んや若し其の証有らば委しく其の故を聞かん。主人喩して曰く仏閣甍を連ね経蔵軒を並べ僧は竹葦の如く侶は稲麻に似たり崇重年旧り尊貴日に新たなり、
但し法師は諂曲にして人倫を迷惑し王臣は不覚にして邪正を弁ずること無し、仁王経に云く「諸の悪比丘多く名利を求め国王・太子・王子の前に於て自ら破仏法の因縁・破国の因縁を説
かん、其の王別えずして此の語を信聴し横に法制を作つて仏戒に依らず是を破仏・破国の因縁と為す」已上。
涅槃経に云く「菩薩悪象等に於ては心に恐怖すること無かれ悪知識に於ては怖畏の心を生ぜよ・悪象の為に殺されては三趣に至らず悪友の為に殺されては必ず三趣に至る」已上。
法華経に云く「悪世の中の比丘は邪智にして心諂曲に未だ得ざるを為れ得たりと謂い我慢の心充満せん、 
【吉原】六月の花嫁で語ろう【MSJ】
90 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 16:04:21.05 ID:/Qo0+gF/0
或は阿練若に納衣にして空閑に在り自ら真の道を行ずと謂いて人間を軽賤する
者有らん、利養に貪著するが故に白衣の与めに法を説いて世に恭敬せらるること六通の羅漢の如くならん、乃至常に大衆の中に在つて我等を毀らんと欲するが故に国王・大臣・婆羅門・居士
及び余の比丘衆に向つて誹謗して我が悪を説いて是れ邪見の人・外道の論議を説くと謂わん、濁劫悪世の中には多く諸の恐怖有らん悪鬼其の身に入つて我を罵詈し毀辱せん、濁世の悪比丘
は仏の方便・随宜所説の法を知らず悪口して顰蹙し数数・擯出せられん」已上。
涅槃経に云く「我れ涅槃の後・無量百歳・四道の聖人悉く復た涅槃せん、正法滅して後像法の中に於て当に比丘有るべし、持律に似像して少く経を読誦し飲食を貪嗜して其の身を長養
し袈裟を著すと雖も猶猟師の細めに視て徐に行くが如く猫の鼠を伺うが如し、常に是の言を唱えん我羅漢を得たりと外には賢善を現し内には貪嫉を懐く唖法を受けたる婆羅門等の如し、実
には沙門に非ずして沙門の像を現じ邪見熾盛にして正法を誹謗せん」已上。文に就て世を見るに誠に以て然なり悪侶を誡めずんば豈善事を成さんや。
客猶憤りて曰く、明王は天地に因つて化
【吉原】六月の花嫁【MSJ】 Part9
64 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 17:47:02.31 ID:/Qo0+gF/0
土・亢陽し炎火洞燃として・百草亢旱し・五穀登らず・土地赫燃と万姓滅尽せん是くの如く変ずる時を六の難と為すなり、四方の賊来つて国を侵し内外の賊起り、火賊水賊・風賊・鬼
賊ありて・百姓荒乱し・刀兵刧起らん・是くの如く怪する時を七の難と為すなり」大集経に云く「若し国王有つて無量世に於て施戒慧を修すとも我が法の滅せんを見て捨てて擁護せずんば是
くの如く種ゆる所の無量の善根悉く皆滅失して其の国当に三の不祥の事有るべし、一には穀貴・二には兵革・三には疫病なり、一切の善神悉く之を捨離せば其の王教令すとも人随従せず
常に隣国の侵〓する所と為らん、暴火横に起り悪風雨多く暴水増長して人民を吹〓し内外の親戚其れ共に謀叛せん、其の王久しからずして当に重病に遇い寿終の後・大地獄の中に生
ずべし、乃至王の如く夫人・太子・大臣・城主・柱師・郡守・宰官も亦復た是くの如くならん」已上。
夫れ四経の文朗かなり万人誰か疑わん、而るに盲瞽の輩迷惑の人妄に邪説を信じて正教を弁えず、故に天下世上・諸仏・衆経に於て捨離の心を生じて擁護の志無し、仍て善神聖人国
を捨て所を去る、是を以て悪鬼外道災を成し難を致す。客色を作して曰く後漢の
【吉原】六月の花嫁【MSJ】 Part8
70 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 17:50:51.21 ID:/Qo0+gF/0
土・亢陽し炎火洞燃として・百草亢旱し・五穀登らず・土地赫燃と万姓滅尽せん是くの如く変ずる時を六の難と為すなり、四方の賊来つて国を侵し内外の賊起り、火賊水賊・風賊・鬼
賊ありて・百姓荒乱し・刀兵刧起らん・是くの如く怪する時を七の難と為すなり」大集経に云く「若し国王有つて無量世に於て施戒慧を修すとも我が法の滅せんを見て捨てて擁護せずんば是
くの如く種ゆる所の無量の善根悉く皆滅失して其の国当に三の不祥の事有るべし、一には穀貴・二には兵革・三には疫病なり、一切の善神悉く之を捨離せば其の王教令すとも人随従せず
常に隣国の侵〓する所と為らん、暴火横に起り悪風雨多く暴水増長して人民を吹〓し内外の親戚其れ共に謀叛せん、其の王久しからずして当に重病に遇い寿終の後・大地獄の中に生
ずべし、乃至王の如く夫人・太子・大臣・城主・柱師・郡守・宰官も亦復た是くの如くならん」已上。
夫れ四経の文朗かなり万人誰か疑わん、而るに盲瞽の輩迷惑の人妄に邪説を信じて正教を弁えず、故に天下世上・諸仏・衆経に於て捨離の心を生じて擁護の志無し、仍て善神聖人国
を捨て所を去る、是を以て悪鬼外道災を成し難を致す。客色を作して曰く後漢の
【吉原】六月の花嫁【MSJ】 Part7
77 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 17:52:30.10 ID:/Qo0+gF/0
土・亢陽し炎火洞燃として・百草亢旱し・五穀登らず・土地赫燃と万姓滅尽せん是くの如く変ずる時を六の難と為すなり、四方の賊来つて国を侵し内外の賊起り、火賊水賊・風賊・鬼
賊ありて・百姓荒乱し・刀兵刧起らん・是くの如く怪する時を七の難と為すなり」大集経に云く「若し国王有つて無量世に於て施戒慧を修すとも我が法の滅せんを見て捨てて擁護せずんば是
くの如く種ゆる所の無量の善根悉く皆滅失して其の国当に三の不祥の事有るべし、一には穀貴・二には兵革・三には疫病なり、一切の善神悉く之を捨離せば其の王教令すとも人随従せず
常に隣国の侵〓する所と為らん、暴火横に起り悪風雨多く暴水増長して人民を吹〓し内外の親戚其れ共に謀叛せん、其の王久しからずして当に重病に遇い寿終の後・大地獄の中に生
ずべし、乃至王の如く夫人・太子・大臣・城主・柱師・郡守・宰官も亦復た是くの如くならん」已上。
夫れ四経の文朗かなり万人誰か疑わん、而るに盲瞽の輩迷惑の人妄に邪説を信じて正教を弁えず、故に天下世上・諸仏・衆経に於て捨離の心を生じて擁護の志無し、仍て善神聖人国
を捨て所を去る、是を以て悪鬼外道災を成し難を致す。客色を作して曰く後漢の
【吉原】六月の花嫁【MSJ】
69 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 18:30:32.84 ID:/Qo0+gF/0
土・亢陽し炎火洞燃として・百草亢旱し・五穀登らず・土地赫燃と万姓滅尽せん是くの如く変ずる時を六の難と為すなり、四方の賊来つて国を侵し内外の賊起り、火賊水賊・風賊・鬼
賊ありて・百姓荒乱し・刀兵刧起らん・是くの如く怪する時を七の難と為すなり」大集経に云く「若し国王有つて無量世に於て施戒慧を修すとも我が法の滅せんを見て捨てて擁護せずんば是
くの如く種ゆる所の無量の善根悉く皆滅失して其の国当に三の不祥の事有るべし、一には穀貴・二には兵革・三には疫病なり、一切の善神悉く之を捨離せば其の王教令すとも人随従せず
常に隣国の侵〓する所と為らん、暴火横に起り悪風雨多く暴水増長して人民を吹〓し内外の親戚其れ共に謀叛せん、其の王久しからずして当に重病に遇い寿終の後・大地獄の中に生
ずべし、乃至王の如く夫人・太子・大臣・城主・柱師・郡守・宰官も亦復た是くの如くならん」已上。
夫れ四経の文朗かなり万人誰か疑わん、而るに盲瞽の輩迷惑の人妄に邪説を信じて正教を弁えず、故に天下世上・諸仏・衆経に於て捨離の心を生じて擁護の志無し、仍て善神聖人国
を捨て所を去る、是を以て悪鬼外道災を成し難を致す。客色を作して曰く後漢の
【吉原】六月の花嫁【MSJ】 Part9
65 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 18:31:03.72 ID:/Qo0+gF/0
明帝は金人の夢を悟つて白馬の教を得、上宮太子は守屋の逆を誅して寺塔の構を成す、爾しより来た上一人より下万民に至るまで仏像を崇め経巻を専にす、然
れば則ち叡山・南都・園城・東寺・四海・一州・五畿・七道・仏経は星の如く羅なり堂宇雲の如く布けり、〓子の族は則ち鷲頭の月を観じ鶴勒の流は亦鶏足の風を伝う、誰か一代の教を褊
し三宝の跡を廃すと謂んや若し其の証有らば委しく其の故を聞かん。主人喩して曰く仏閣甍を連ね経蔵軒を並べ僧は竹葦の如く侶は稲麻に似たり崇重年旧り尊貴日に新たなり、
但し法師は諂曲にして人倫を迷惑し王臣は不覚にして邪正を弁ずること無し、仁王経に云く「諸の悪比丘多く名利を求め国王・太子・王子の前に於て自ら破仏法の因縁・破国の因縁を説
かん、其の王別えずして此の語を信聴し横に法制を作つて仏戒に依らず是を破仏・破国の因縁と為す」已上。
涅槃経に云く「菩薩悪象等に於ては心に恐怖すること無かれ悪知識に於ては怖畏の心を生ぜよ・悪象の為に殺されては三趣に至らず悪友の為に殺されては必ず三趣に至る」已上。
法華経に云く「悪世の中の比丘は邪智にして心諂曲に未だ得ざるを為れ得たりと謂い我慢の心充満せん、 
【吉原】六月の花嫁【MSJ】 Part8
71 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 20:27:58.10 ID:/Qo0+gF/0
明帝は金人の夢を悟つて白馬の教を得、上宮太子は守屋の逆を誅して寺塔の構を成す、爾しより来た上一人より下万民に至るまで仏像を崇め経巻を専にす、然
れば則ち叡山・南都・園城・東寺・四海・一州・五畿・七道・仏経は星の如く羅なり堂宇雲の如く布けり、〓子の族は則ち鷲頭の月を観じ鶴勒の流は亦鶏足の風を伝う、誰か一代の教を褊
し三宝の跡を廃すと謂んや若し其の証有らば委しく其の故を聞かん。主人喩して曰く仏閣甍を連ね経蔵軒を並べ僧は竹葦の如く侶は稲麻に似たり崇重年旧り尊貴日に新たなり、
但し法師は諂曲にして人倫を迷惑し王臣は不覚にして邪正を弁ずること無し、仁王経に云く「諸の悪比丘多く名利を求め国王・太子・王子の前に於て自ら破仏法の因縁・破国の因縁を説
かん、其の王別えずして此の語を信聴し横に法制を作つて仏戒に依らず是を破仏・破国の因縁と為す」已上。
涅槃経に云く「菩薩悪象等に於ては心に恐怖すること無かれ悪知識に於ては怖畏の心を生ぜよ・悪象の為に殺されては三趣に至らず悪友の為に殺されては必ず三趣に至る」已上。
法華経に云く「悪世の中の比丘は邪智にして心諂曲に未だ得ざるを為れ得たりと謂い我慢の心充満せん、 
【吉原】六月の花嫁【MSJ】 Part7
78 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 20:29:00.70 ID:/Qo0+gF/0
明帝は金人の夢を悟つて白馬の教を得、上宮太子は守屋の逆を誅して寺塔の構を成す、爾しより来た上一人より下万民に至るまで仏像を崇め経巻を専にす、然
れば則ち叡山・南都・園城・東寺・四海・一州・五畿・七道・仏経は星の如く羅なり堂宇雲の如く布けり、〓子の族は則ち鷲頭の月を観じ鶴勒の流は亦鶏足の風を伝う、誰か一代の教を褊
し三宝の跡を廃すと謂んや若し其の証有らば委しく其の故を聞かん。主人喩して曰く仏閣甍を連ね経蔵軒を並べ僧は竹葦の如く侶は稲麻に似たり崇重年旧り尊貴日に新たなり、
但し法師は諂曲にして人倫を迷惑し王臣は不覚にして邪正を弁ずること無し、仁王経に云く「諸の悪比丘多く名利を求め国王・太子・王子の前に於て自ら破仏法の因縁・破国の因縁を説
かん、其の王別えずして此の語を信聴し横に法制を作つて仏戒に依らず是を破仏・破国の因縁と為す」已上。
涅槃経に云く「菩薩悪象等に於ては心に恐怖すること無かれ悪知識に於ては怖畏の心を生ぜよ・悪象の為に殺されては三趣に至らず悪友の為に殺されては必ず三趣に至る」已上。
法華経に云く「悪世の中の比丘は邪智にして心諂曲に未だ得ざるを為れ得たりと謂い我慢の心充満せん、 
【吉原】六月の花嫁【MSJ】
70 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 20:30:31.36 ID:/Qo0+gF/0
明帝は金人の夢を悟つて白馬の教を得、上宮太子は守屋の逆を誅して寺塔の構を成す、爾しより来た上一人より下万民に至るまで仏像を崇め経巻を専にす、然
れば則ち叡山・南都・園城・東寺・四海・一州・五畿・七道・仏経は星の如く羅なり堂宇雲の如く布けり、〓子の族は則ち鷲頭の月を観じ鶴勒の流は亦鶏足の風を伝う、誰か一代の教を褊
し三宝の跡を廃すと謂んや若し其の証有らば委しく其の故を聞かん。主人喩して曰く仏閣甍を連ね経蔵軒を並べ僧は竹葦の如く侶は稲麻に似たり崇重年旧り尊貴日に新たなり、
但し法師は諂曲にして人倫を迷惑し王臣は不覚にして邪正を弁ずること無し、仁王経に云く「諸の悪比丘多く名利を求め国王・太子・王子の前に於て自ら破仏法の因縁・破国の因縁を説
かん、其の王別えずして此の語を信聴し横に法制を作つて仏戒に依らず是を破仏・破国の因縁と為す」已上。
涅槃経に云く「菩薩悪象等に於ては心に恐怖すること無かれ悪知識に於ては怖畏の心を生ぜよ・悪象の為に殺されては三趣に至らず悪友の為に殺されては必ず三趣に至る」已上。
法華経に云く「悪世の中の比丘は邪智にして心諂曲に未だ得ざるを為れ得たりと謂い我慢の心充満せん、 
【吉原】六月の花嫁【MSJ】 Part9
66 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 21:20:43.93 ID:/Qo0+gF/0
或は阿練若に納衣にして空閑に在り自ら真の道を行ずと謂いて人間を軽賤する
者有らん、利養に貪著するが故に白衣の与めに法を説いて世に恭敬せらるること六通の羅漢の如くならん、乃至常に大衆の中に在つて我等を毀らんと欲するが故に国王・大臣・婆羅門・居士
及び余の比丘衆に向つて誹謗して我が悪を説いて是れ邪見の人・外道の論議を説くと謂わん、濁劫悪世の中には多く諸の恐怖有らん悪鬼其の身に入つて我を罵詈し毀辱せん、濁世の悪比丘
は仏の方便・随宜所説の法を知らず悪口して顰蹙し数数・擯出せられん」已上。
涅槃経に云く「我れ涅槃の後・無量百歳・四道の聖人悉く復た涅槃せん、正法滅して後像法の中に於て当に比丘有るべし、持律に似像して少く経を読誦し飲食を貪嗜して其の身を長養
し袈裟を著すと雖も猶猟師の細めに視て徐に行くが如く猫の鼠を伺うが如し、常に是の言を唱えん我羅漢を得たりと外には賢善を現し内には貪嫉を懐く唖法を受けたる婆羅門等の如し、実
には沙門に非ずして沙門の像を現じ邪見熾盛にして正法を誹謗せん」已上。文に就て世を見るに誠に以て然なり悪侶を誡めずんば豈善事を成さんや。
客猶憤りて曰く、明王は天地に因つて化
【吉原】六月の花嫁【MSJ】 Part8
72 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 21:39:20.35 ID:/Qo0+gF/0
或は阿練若に納衣にして空閑に在り自ら真の道を行ずと謂いて人間を軽賤する
者有らん、利養に貪著するが故に白衣の与めに法を説いて世に恭敬せらるること六通の羅漢の如くならん、乃至常に大衆の中に在つて我等を毀らんと欲するが故に国王・大臣・婆羅門・居士
及び余の比丘衆に向つて誹謗して我が悪を説いて是れ邪見の人・外道の論議を説くと謂わん、濁劫悪世の中には多く諸の恐怖有らん悪鬼其の身に入つて我を罵詈し毀辱せん、濁世の悪比丘
は仏の方便・随宜所説の法を知らず悪口して顰蹙し数数・擯出せられん」已上。
涅槃経に云く「我れ涅槃の後・無量百歳・四道の聖人悉く復た涅槃せん、正法滅して後像法の中に於て当に比丘有るべし、持律に似像して少く経を読誦し飲食を貪嗜して其の身を長養
し袈裟を著すと雖も猶猟師の細めに視て徐に行くが如く猫の鼠を伺うが如し、常に是の言を唱えん我羅漢を得たりと外には賢善を現し内には貪嫉を懐く唖法を受けたる婆羅門等の如し、実
には沙門に非ずして沙門の像を現じ邪見熾盛にして正法を誹謗せん」已上。文に就て世を見るに誠に以て然なり悪侶を誡めずんば豈善事を成さんや。
客猶憤りて曰く、明王は天地に因つて化
【吉原】六月の花嫁【MSJ】 Part7
79 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 21:54:46.59 ID:/Qo0+gF/0
或は阿練若に納衣にして空閑に在り自ら真の道を行ずと謂いて人間を軽賤する
者有らん、利養に貪著するが故に白衣の与めに法を説いて世に恭敬せらるること六通の羅漢の如くならん、乃至常に大衆の中に在つて我等を毀らんと欲するが故に国王・大臣・婆羅門・居士
及び余の比丘衆に向つて誹謗して我が悪を説いて是れ邪見の人・外道の論議を説くと謂わん、濁劫悪世の中には多く諸の恐怖有らん悪鬼其の身に入つて我を罵詈し毀辱せん、濁世の悪比丘
は仏の方便・随宜所説の法を知らず悪口して顰蹙し数数・擯出せられん」已上。
涅槃経に云く「我れ涅槃の後・無量百歳・四道の聖人悉く復た涅槃せん、正法滅して後像法の中に於て当に比丘有るべし、持律に似像して少く経を読誦し飲食を貪嗜して其の身を長養
し袈裟を著すと雖も猶猟師の細めに視て徐に行くが如く猫の鼠を伺うが如し、常に是の言を唱えん我羅漢を得たりと外には賢善を現し内には貪嫉を懐く唖法を受けたる婆羅門等の如し、実
には沙門に非ずして沙門の像を現じ邪見熾盛にして正法を誹謗せん」已上。文に就て世を見るに誠に以て然なり悪侶を誡めずんば豈善事を成さんや。
客猶憤りて曰く、明王は天地に因つて化
【吉原】六月の花嫁【MSJ】
71 :名無しさん@入浴中[]:2014/11/09(日) 22:20:54.58 ID:/Qo0+gF/0
或は阿練若に納衣にして空閑に在り自ら真の道を行ずと謂いて人間を軽賤する
者有らん、利養に貪著するが故に白衣の与めに法を説いて世に恭敬せらるること六通の羅漢の如くならん、乃至常に大衆の中に在つて我等を毀らんと欲するが故に国王・大臣・婆羅門・居士
及び余の比丘衆に向つて誹謗して我が悪を説いて是れ邪見の人・外道の論議を説くと謂わん、濁劫悪世の中には多く諸の恐怖有らん悪鬼其の身に入つて我を罵詈し毀辱せん、濁世の悪比丘
は仏の方便・随宜所説の法を知らず悪口して顰蹙し数数・擯出せられん」已上。
涅槃経に云く「我れ涅槃の後・無量百歳・四道の聖人悉く復た涅槃せん、正法滅して後像法の中に於て当に比丘有るべし、持律に似像して少く経を読誦し飲食を貪嗜して其の身を長養
し袈裟を著すと雖も猶猟師の細めに視て徐に行くが如く猫の鼠を伺うが如し、常に是の言を唱えん我羅漢を得たりと外には賢善を現し内には貪嫉を懐く唖法を受けたる婆羅門等の如し、実
には沙門に非ずして沙門の像を現じ邪見熾盛にして正法を誹謗せん」已上。文に就て世を見るに誠に以て然なり悪侶を誡めずんば豈善事を成さんや。
客猶憤りて曰く、明王は天地に因つて化


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