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【筋肉】男を肥満化其のマイナス十【脂肪】

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【筋肉】男を肥満化其のマイナス十【脂肪】
945 :名無し調教中。[sage]:2015/01/31(土) 09:38:11.87 ID:R9nazNNX
943さん、ありがとうございます…
「書いちゃったんだし、校正に時間かけるくらいなら、
すっと読んでもらったほうがいいかな」って開きなおってしまっている
次第であります…
応援もありがとうございます!とりあえず、今日も
引き続きアップしていきたいと思います!
【筋肉】男を肥満化其のマイナス十【脂肪】
946 :MeTube[sage]:2015/01/31(土) 10:39:51.45 ID:R9nazNNX
「わ!寝坊した!」

昨日僕がしていたことは、MeTubeに上がっている、
ヒットしている身体を晒した動画の研究だ。

分かったことは次のようなことである
・日本人には身体を晒している人はあまりいない
・いたとしてもかなりの確率で動画は全世界向けであり、ページは全て英語表記
・つまり、検索エンジン最適化には英語を使って、海外のファンを獲得していくべき

急いで大学に向かったが、講義はもうとっくに始まっていた。

健一はもう来て講義を受けていが、僕が座るスペースを残してくれていた。
【筋肉】男を肥満化其のマイナス十【脂肪】
947 :MeTube[sage]:2015/01/31(土) 10:40:29.75 ID:R9nazNNX
「おはよ!」
「お、そ、よ、う。」
「ごめんって」

小声であいさつを交わし、僕は席に着いた。

「レジュメ取っといた」
「あ、ごめんごめん」
「どしたの?昨日動画上げた時間、そんなに遅くなかったじゃん」

彼は数少ない僕のチャンネルU-GAMESの登録者(お情け)である。

「いやー、いい動画見つけちゃってさー」
「ハァ…抜いてたわけね」
「シッ!皆まで言うな!」

嘘である。夜更かしした理由としては嘘である。
そして彼は、恐らくノンケ。
僕だって、テキトーに好きな女優とかでっち上げて、
ノンケだって思われてると思う。(たぶん。)
周りにゲイだとカミングアウトしたことはないし、する気もない。
【筋肉】男を肥満化其のマイナス十【脂肪】
948 :MeTube[sage]:2015/01/31(土) 10:41:48.67 ID:R9nazNNX
「2コマに遅刻するなんてどうなんだよ。
俺がいない講義、ちゃんと単位とれんの?」
「大丈夫。健一が取る講義しか取らないからな」
「後期終わったら焼き肉おごりな」
「ちょろいぜ」

後期の講義も中盤に差し掛かり、冬休みを目前に控えていた。
前期の講義は、健一の助けもあり、なんとか2単位の損失に抑えていた。
(もちろん健一は全教科合格のフル単だったが。)

冬休み明けには、休み中にも勉強をさせるために、
定着度の確認のための中間テストもあり、講義は日に日に重要度を増していく。
しかし、残りの数十分の講義中もどんな動画を作るかずっと考えていて、
教授のお話は、僕の耳にはあまり入ってこなかった。

「じゃぁ、俺バイトだから、また明日」
「おーまたー」

そういって健一は、原チャを停めた駐輪場へ向かった。
健一に声をかけられるまで、ほとんど上の空だったと思う。

僕は1人自転車で帰路につきながら、またも考え事をしていた。

時間は昼の1時前、大学近くのスーパーで昼ごはんを買って帰ると
いの一番にパソコンを立ち上げた。
【筋肉】男を肥満化其のマイナス十【脂肪】
950 :MeTube[sage]:2015/01/31(土) 11:46:35.24 ID:R9nazNNX
949さん、ありがとうございます!
みなさんだって、もちろん私だって肥満化パートが好きなのですから、
とりあえず、スレにアップする用の削ったものと、
ピクシブ用の完全自己満版で書こうかと考えているところです。
時間かかると思いますが、温かい目で見ていただけたらと思います!
【筋肉】男を肥満化其のマイナス十【脂肪】
951 :MeTuber[sage]:2015/01/31(土) 11:48:17.13 ID:R9nazNNX
「どんな名前にしようかな」

新しい僕のチャンネルの、チャンネル名を決めなくては。
まさか、今使っているU-GAMESを流用するなんてわけにはいかない。

「とりあえず、こんな感じで…っと」

“teengayboy”

出来るだけ若い方が需要はありそうだし、嘘は言ってないし。

さぁ、次は投稿する動画の撮影だ。
しかしながら、ここに来て、妙な恥ずかしさが生まれた。
見ず知らずの人たちが動画を観るのだとしても、
閲覧者の興味の湧くような、もっと言えばオカズになるような
動画をこれから撮っていくわけである。


(投稿者名間違えてました…_(┐「ε:)_)
【筋肉】男を肥満化其のマイナス十【脂肪】
952 :MeTuber[sage]:2015/01/31(土) 11:48:53.76 ID:R9nazNNX
「す、少しだけ…ほんとみっじかい(短い)やつで…」

考えに考え抜いて、最初に撮る動画はこれしかないと決めている。
それは、ただ服を脱ぐだけの動画である。
しかし、ただ脱ぐだけと言ってもこれが難しい。
脱ぐという単純な動作からどこまでエロさをにじみださせることができるか。
MeTubeでは性器の動画の投稿は禁止されているため、
全裸を晒して性器が好きな人たちの心をつかむことはできない。
まぁ僕としても股間を、ネットを介して全世界に配信したいわけではないが、
そういった強行策は禁じられてしまっているというわけだ。

「このくらいの角度で…こんなもんで…よし」

デジタルカメラの角度を調整し、意を決して録画ボタンを押した。

「む、難しいな…これ」

思うままに動くだけでは顔が写ってしまう。
試行錯誤を繰り返し、撮っては消し、撮っては消しをしながら
2分に満たない動画ではあるが、結局1時間かかってしまった。

「あとはこれをトリミングして…」

いよいよ、MeTubeに投稿である。
タイトルはシンプルに

“boy takes his clothes off”
【筋肉】男を肥満化其のマイナス十【脂肪】
954 :MeTuber[sage]:2015/01/31(土) 17:27:37.78 ID:R9nazNNX
人生初めてのエロ?動画の投稿は全くもって鳴かず飛ばずだった。
投稿してから30分おきにページを確認したが、再生数は0のままだった。
パズキンの動画では、1時間も経てば数回は再生されるのだ。

そのうちにパソコンの前で寝てしまっていたようだ。

遅れて講義に参加した僕は、健一からおしかりを受ける。

「ったくー、何してたの。二日連続だよ?」
「いや、特には…」
「すっごいクマじゃん。寝てないの?」
「いや、寝たんだけどね」
「そうだよね、寝坊したんだもん」
「言い返す言葉もないっす…」
「ジャジャ園かな?」
「勘弁してください…」

ほんとにお前は俺がいないと…、と呟きながら健一は講義に向き直った。

講義を終え、昼食も済ませた僕らは、4コマまで1コマ分の空きがあるので
図書館でパソコンをいじりながら時間をつぶすことにした。

健一は先ほどの講義で出された課題にさっそく取り組んでいるようだ。
パソコン越しに向かい合う形に僕らは座っているため、
画面に何が映っているかは少し覘きこまれたくらいじゃわからない。

僕は、MeTubeのサイトで自分の動画を検索してみることにした。
【筋肉】男を肥満化其のマイナス十【脂肪】
955 :MeTuber[sage]:2015/01/31(土) 17:32:53.08 ID:R9nazNNX
全く再生されない理由が分かった。
動画のタイトルで検索しても、僕の動画が一向に出てこないのである。
そしてその原因もすぐに思い当たった。

(そうだ…検索対策してない…)

こうなると、いてもたってもいられなかった。

「健一さ〜ん…」
「なに?」
少し不機嫌そうである、僕がこうやって話しかけた時は大体頼み事だともう分かっているのだ。
「急にバイトのシフト要請きちゃってさー、
4コマ出られそうにないんだよねー…」
「ハー…明日の昼飯な」
「ごめん!ほんとありがと!」

家に着いた僕は、さっそく投稿した動画の編集に取りかかった。

すっかり忘れていた、検索対策。
動画を撮ることに一生懸命で撮った後のことが頭から飛んでいた。
動画の説明文は空白。検索に引っかかるような言葉を入れなければ
この動画にたどり着くことすら困難だろう。

「どんなことを書いていけばいいんだろう」

それに書くのは英語のみ。英語の成績はー…うん。
仕方が無いから、検索されそうな単語を書き連ねることにしよう。

boy、teen、skinny、gay、naked

とりあえずこんな感じで様子を見てみよう。
【筋肉】男を肥満化其のマイナス十【脂肪】
956 :MeTuber[sage]:2015/01/31(土) 17:36:29.40 ID:R9nazNNX
あれから2日ほどたった。
動画の方は、少しは再生されているようで、回数は70回を超えていた。
これなら、パズキンの動画上げてる方が気楽だなーなんて思い始めたころ、
転機が訪れた。

「悠基、冬休みの予定は?」
「特には。健一は?」
「年末年始は実家帰る予定。お前はいいのかよ」
「うん。『大学生はもう立派な大人。卒業までは学費と家賃は払ってやるけど
卒業したら家に寄りつくな。一人立ちしろ。』って言われてきたからね」
「ちょっと同情するわ…。俺が帰ってきたら休み明けテストの対策、
手伝ってやるからさ、俺んち来いよな」
「まじ!ありがとうございます、健一さん!」
「寿司な」
「えー…100円寿司でいい?」
「しゃーなしな」
「あざっす!」
「ん。じゃぁまた年明けに」
「またなー!」

健一と別れ、自転車をこぎ始めようとしたその時

\ブー ブー/

短いバイブが2回。
あれ、この通知なんだっけと思い、スマホの画面を確認すると

“teengayboyの動画にコメントがつきました”
【筋肉】男を肥満化其のマイナス十【脂肪】
957 :MeTuber[sage]:2015/01/31(土) 17:37:14.41 ID:R9nazNNX
心臓が飛び上がるかと思った。
いままでパズキンの動画をいくつかあげてきたが、コメントを貰ったことは一度もなかった。

その場でリンクから動画を確認した。

“cute ;)”

たった一言ではあるが、今までに感じたことのない種類の喜びを感じた。
コメントをくれた人のアイコンから見て、おそらく外国の人だろう。
今すぐ返信したい気持ちを抑え、家へと全力で自転車をこいだ。

家につくとコートも脱がずに僕はパソコンの電源をつけた。
パソコンが起ちあがる数分でさえ長ったらしく感じる。

動画を開くと、“cute;)”とたしかにコメントされていた。
見間違いじゃなかった!だけどなんて返そう。
ありがとうございます!恥ずかしいですけど嬉しいです!とか書きたいが、
そんな英語力は持ち合わせていない。
上手く伝えられないじれったい気持ちを押し殺してとりあえず

“Thank you”

とだけ返した。

驚いたことはそれだけではなかった。
コメントをくれた人が、チャンネル登録までしてくれていたのである。

つまりこれは、僕のファンになってくれたということ...?

正しくもあるし間違いでもあるだろう。
しかしながら、この出来事は、僕を本格的なエロミーチューバーへの道に誘うには、
今の僕には十分すぎるのであった。
【筋肉】男を肥満化其のマイナス十【脂肪】
959 :MeTuber[sage]:2015/01/31(土) 18:20:02.20 ID:R9nazNNX
958さん、そこに関しては本当にごめんなさい。
ストーリー自体は出来上がってて、
その伏線を、あ、それならこれも書かなきゃってなってしまっていて
自分自身こんなになってしまうなんて思ってなかったのです…
もっと、ガッと太ってグッと読者の心をつかむような題材にすればよかったです
後悔しています。
【筋肉】男を肥満化其のマイナス十【脂肪】
960 :MeTuber[sage]:2015/01/31(土) 18:20:38.90 ID:R9nazNNX
「健一、明日帰ってくるのか…」

LANEを通じて健一から新年の挨拶とともにメッセージが届いた。

この約10日間は矢の様に過ぎ去ったような気がする。
バイト先の忘年会、新年会やシフトの合間を見つけては
ほぼ毎日のように動画を投稿し、計9本の動画を既に投稿していた。
日々に充実感を感じていて、早く動画を上げなくちゃ!と意気込んでいた。
動画の方は、閲覧数にはばらつきはあるが最高で900再生を超え、
初の4桁閲覧数も夢ではなくなり、モチベーションの維持は容易だった。
加えて、チャンネル登録者数も50人を超えたが、
登録者が増えるにつれて、新しい動画だけでなく、過去の動画にも
そこそこの閲覧数がつくようになっていた。

「この調子だったら、2回生になったらバイトしなくてよくなったりして…!」

なんてここ数日、うかれっぱなしだった。
【筋肉】男を肥満化其のマイナス十【脂肪】
961 :MeTuber[sage]:2015/01/31(土) 18:22:27.52 ID:R9nazNNX
『帰ったぞー』

健一からメッセージが届いた。すぐさま僕も返信する。

『おかえり』
『さっそくテスト対策するぞ』
『まだ着いたばっかりなら今日くらいゆっくりした方が』
『正月に家でゆっくりした。まだ片付け中だけどもう終わるからいつでも来ていいぞ』
『へーい』

どうやらさっそく勉強をするそうだ。重い腰を上げて、寒い中、健一の家に向かった。

「えーっと…108…だったよな」

\ピンポーン/

戸が開く。

「悠基、ひさしぶり。あけましておめでとう」
「あけおめー!はー、寒い寒い」
「コタツつけてるから」
「おーさんきゅ!」
「…悠基、お前…太ったか?」

えっ、と僕は素っ頓狂な声をあげてしまった。
しかし、思い当たる節ならいくらでもある、
忘年会に、新年会、そして時間があったら家に籠ってお菓子をつまみながら動画の編集…
お菓子の食べ過ぎなんて言ったら無駄にお叱りを受けそうで、
とりあえず、忘年会と新年会でちょっと食べ過ぎた、といい訳をした。
すると健一は、まぁ俺も正月太りで2キロ増えたしな、と納得したようだった。

このことは、テスト勉強ですっかり頭から離れてしまうのだった。


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