- 生体実験パート11
358 :作者 ◆TJ9qoWuqvA []:2014/01/07(火) 09:39:54.82 ID:2rOsVprG - 「僕も、試してみたい鞭があるんだ」
ステファンは、燭台を元に戻すと、本革のケースから大事そうに乗馬鞭を取り 出した。 「この前、イギリスに表敬訪問した時に、ロンドンの職人に作らせた乗馬鞭だよ」 試しに振ると、ヒュンヒュンと空を斬る音が、軽快だった。 「本場ものだからね。かなり痛いはず」 ステファンは、ピシリと、シンデレラの剥き出しの股間に乗馬鞭を叩きつけた。 「ヒイッ!」 一振りしただけで、皮膚に赤い筋が鮮明に残る。軍用馬を操るための鞭だ。 「ホントだ。素晴らしい」 フレデリクは、傷跡を見て、鞭の威力に感嘆した。続けてステファンは、正確な 鞭さばきで、シンデレラの乳首、クリトリスを狙い打つ。女の体で、最も敏感な部 分を攻撃されて、シンデレラは、すっかり酔いも醒め、泣き叫んだ。 「ぎゃあああ!痛いっ!痛いっ!・・・いやっ、こんな舞踏会・・・もう止めて、帰り たい・・・」 拷問室の時計を見ると、23時35分くらいだった。元々、遅れて到着したので、時 間が経つのは、余計に早い。シンデレラは、魔法使いの老人の言葉を、思い出した。 (ヤバイ・・・午前0時で、魔法が切れる・・・あたしが、貧乏人だって、バレちゃうわ・・・) こんな変態王子に、嫌われるのは、もう、どうでも良かったが、不法侵入で捕まれば、 どんな刑罰を受けるか判らない。 (なんとか、0時までに、逃げなくちゃ・・・) しかし、体はガッチリと拘束されており、逃げる事は出来そうにもなかった。ステファ ンの鞭は、シンデレラの白い肌に、隙間なく傷跡を刻みたいようで、まだ打たれてい ない箇所に、正確に振り下ろされてくる。
|