- 【バラマーク】倉山満part805【バラマキできる?】
839 :右や左の名無し様 (ワッチョイ 33d9-kbMb)[sage]:2019/03/16(土) 01:25:58.28 ID:m2eqN3100 - 【コラム】ハーバード大学の経済学入門、主役交代へ−ノア・スミス
コラムニスト:Noah Smith 2019年3月14日 9:05 JST https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-03-14/POAPF76JIJUQ01 まるまる1世代にわたり、経済学の常識と言えば米ハーバード大学のグレゴリー・マンキュー教授が定義するものだった。 マンキュー氏はハーバード大での「経済学原理」の講義から退くことになり、この先にはより不透明な時代が広がる。 マンキュー氏の経済学は主に古典的な考えに基づくものだ。相互利益のための自発的な取引に従事する合理的なのだ。 だが、マンキュー氏を批判する人々が常に感じるのは政治的な偏向である。マンキュー氏の経済学における第一 の基本原理は、経済的効率と平等の間に根本的なトレードオフ(二律背反)があるとする。政府による再分配は経 済の最適な機能を妨げるというのが理由だ。 これと同様に、政府に対するマンキュー氏の不信感は反射的といえる。 経済学研究自体はさらなる政府介入を支持する方向に動き、不平等についての懸念も高まってきたが、左派寄 りの学生による授業ボイコットにもつながったマンキュー氏のリバタリアン的偏向の結果、経済学研究者を自由放任 主義の支持者、企業や富裕層の特権の擁護者とする一般的なイメージが強固となった。 他方で、経済学教育に対するマンキュー氏のアプローチには、データよりも理論に頼り過ぎるという、もっと微妙な 問題があるかもしれない。 実証研究に重点を置く教材の1つはCOREプロジェクトだ。エコノミストらによるオープンソースの国際的取り組みであ る同プロジェクトは、マンキュー氏の教科書で示される超然とした見識よりも、経済に関するもっと融合的なビジョンを 提供し、実践的なデータ分析に一層重点を置くとともに、教科書が無料であるという利点もある。 https://www.core-econ.org/ 原題:Economics 101 at Harvard Will Never Be the Same: Noah Smith(抜粋)
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