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名無しさん
徳島県三好市 その3
香川県観音寺市 その3

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徳島県三好市 その3
351 :名無しさん[]:2020/07/06(月) 17:12:05.39 ID:PzQbyev+
緊急事態宣言が解除され、日経平均株価もコロナショック以前の水準まで回復しつつある。だが油断はできない。大和総研の熊谷亮丸チーフエコノミストは「新型コロナショックとリーマンショックを比較すると、今回のほうが質的にはるかに悪性の不況だ。それには4つの理由がある」と指摘する――。
徳島県三好市 その3
352 :名無しさん[]:2020/07/06(月) 17:16:43.74 ID:PzQbyev+
大和総研の試算では、2020年6月前後に世界各地でウイルスの流行が収束に向かうという極めて楽観的な「短期収束シナリオ」の下でも、日本の実質GDP(国内総生産)は、この問題が起きなかった時と比べて、33.0兆円(6.2%)程度、減少する。感染症の収束が2021年以降にずれ込むという「長期化シナリオ」では、わが国の実質GDPは48.8兆円(9.2%)程度、減少する
徳島県三好市 その3
353 :名無しさん[]:2020/07/06(月) 17:18:11.02 ID:PzQbyev+
何(いず)れのケースでも、わが国の実質GDPを押し下げる要因をみると、@世界経済の減速に伴う輸出の低迷、A自粛などによる個人消費の抑制、Bインバウンドの減少、の順番に悪影響が大きいことが確認できる。

 リーマンショック発生後の2009年の実質GDP成長率が▲5.4%であったことを勘案すると、新型コロナショックは日本経済にリーマンショック以上の打撃を与える可能性が高いといえる。
徳島県三好市 その3
354 :名無しさん[]:2020/07/06(月) 17:19:39.88 ID:PzQbyev+
何(いず)れのケースでも、わが国の実質GDPを押し下げる要因をみると、@世界経済の減速に伴う輸出の低迷、A自粛などによる個人消費の抑制、Bインバウンドの減少、の順番に悪影響が大きいことが確認できる。

 リーマンショック発生後の2009年の実質GDP成長率が▲5.4%であったことを勘案すると、新型コロナショックは日本経済にリーマンショック以上の打撃を与える可能性が高いといえる。
徳島県三好市 その3
355 :名無しさん[]:2020/07/06(月) 17:19:54.07 ID:PzQbyev+
新型コロナショックとリーマンショックを比較すると、今回のほうが質的にはるかに悪性の不況だと捉えている。まず、極めて単純化すると、いわゆる「ヒト・モノ・カネ」という経済の3要素のなかで、リーマンショックでは「カネ」が、新型コロナショックでは「ヒト」と「モノ」の動きが止まった。リーマンショックの際には世界中の金融機関が打撃を受け、海外の景気が悪化し、その影響が日本に遅れて来たため、わが国の中小企業や国民の所得に悪影響が及ぶまでにある程度の時間がかかった。
徳島県三好市 その3
356 :名無しさん[]:2020/07/06(月) 17:25:08.50 ID:PzQbyev+
一方、今回の新型コロナショックは非常にスピードが速く、とりわけ観光、運輸、外食、イベント、レジャーなど特定の業種が壊滅的な打撃を受けている。日本経済の部門別の影響をみると、リーマンショックの際には、主に企業部門の輸出や設備投資などが悪化したものの、個人消費はそれほど悪くならなかった。

 しかし、今回は感染症拡大防止に向けた経済活動の自粛で家計部門が甚大な打撃を受けるとともに、海外経済の悪化で企業部門も苦境に陥っており、家計部門も企業部門も総崩れの状態である。通常の不況であれば、とりわけ自動車や家電などの耐久財消費に関しては、「ペントアップ・ディマンド(繰り延べ需要)」によって、景気回復期に入れば何とか減少分を取り戻すことができる。
徳島県三好市 その3
357 :名無しさん[]:2020/07/06(月) 17:25:40.31 ID:PzQbyev+
しかし、今回苦境に陥っている、観光、運輸、外食、イベント、レジャーなどは、よしんば感染症が収束して景気がよくなったとしても、一人の人間が2倍から3倍、消費するわけにはいかないので、失われた消費は二度と戻ってこないだろう。
香川県観音寺市 その3
65 :名無しさん[]:2020/07/06(月) 17:28:57.87 ID:PzQbyev+
新型コロナショックのほうが、リーマンショックよりも悪い点が4つある。

 第一に、今回のほうが政策対応余地は小さい点が挙げられる。

 そもそも、FRB(連邦準備制度理事会)のパウエル議長が「利下げを行っても感染症は減らないし、サプライチェーン(部品供給網)の修復はできない」という趣旨の発言をするなど、今回は財政・金融政策というマクロ経済政策が非常に効きにくいタイプの不況である。

 また、各国の政策発動余地も限定的だ。リーマンショック後に各国の財政状況が大幅に悪化していることに加えて、金利は米国でもほぼゼロになっているため利下げの余地もほとんどない。リーマンショックの際には中国が約4兆元(約57兆円)の大型経済対策を打って世界経済を支えたが、今回、中国は震源地であり、かつてのような体力も残されていない。
香川県観音寺市 その3
66 :名無しさん[]:2020/07/06(月) 17:29:51.91 ID:PzQbyev+
第二に、サプライチェーンへの打撃から、局所的な「スタグフレーション(不況下の物価高)」のリスクが存在する。つまり、今回は単なる需要ショックではなく、需要と供給両サイドの複合ショックなのだ。もし世界経済がスタグフレーションに陥ると、より一層政策手段が縛られてしまう。
香川県観音寺市 その3
67 :名無しさん[]:2020/07/06(月) 17:31:07.81 ID:PzQbyev+
第三に、グローバルな企業の過剰債務問題が深刻である。金融機関を除いた民間企業のグローバルなGDP比の企業債務は、2005年時点では72%だった。しかし、直近では93%まで上昇しており、企業が借金漬けの様相を呈している。現時点では新型コロナショックによって、主として中小の非製造業が打撃を受けているが、今後、大手製造業の信用不安に飛び火する可能性もあるだろう。この結果、リーマンショック当時同様、金融システム不安が再燃することが懸念される。

 第四に、言うまでもなく、新型コロナウイルス感染症の拡大にいつ歯止めがかかるかについては、生命科学の領域に属する話なので、正確に予測することが困難である。

 結論として、新型コロナショックは、リーマンショックと比べて、質的にはるかに悪性の不況であり、日本経済に戦後最悪の打撃を与える可能性があるだろう。


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