- 花組スレ Part122 [無断転載禁止]©2ch.net
741 :名無しさん@花束いっぱい。[]:2016/03/28(月) 20:26:56.86 ID:aWqW/aV/ - 金色の砂漠ーうえくみ脚本完成まで待てないので自分でなんと化する妄想脚本ー
これより始めます。 他スレでスレチと言われたので映します。
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742 :名無しさん@花束いっぱい。[]:2016/03/28(月) 20:28:47.80 ID:aWqW/aV/ - 王女と幼いころから共に育った奴隷のぎい。冬でも夏の花がほしいと言われれば雪道を探しに行かなくてはならなかったぎい。そんな辛い日々ながら、いつしかぎいは王女を愛するようになった。それは王女がぎいと同じく、母の愛に飢えているということを知ったためであった
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743 :名無しさん@花束いっぱい。[]:2016/03/28(月) 20:29:28.61 ID:aWqW/aV/ - そして王女は、この国の誰よりも美しかった。
王女もぎいに惹かれていくが、王女の矜持がそのことを許さなかった。 自分の想いをごまかすように、ますますぎいに辛くあたる王女。いつしか二人は年ごろに。ぎいは凛々しい若者に、そして王女は天下の美女として世にその名をとどろかせた。「ぎいは男ではない。奴隷だ」大人の女になってからも、王女はぎいに着替えや湯あみの世話をさせた
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744 :名無しさん@花束いっぱい。[]:2016/03/28(月) 20:31:09.93 ID:aWqW/aV/ - 湯上りには王女のなまめかしい足や背中に香油を塗ることを命じられるぎい。
それはぎいにとって、だんだんと苦しい役目になっていく。 耐えきれなくなり、ぎいは王女に自分ではなく別の女奴隷に命じてほしいと懇願する。 「これ以上、私は王女の肌に触れながら自分の邪心を抑える自信がありません・・・!」 その言葉に動揺しつつ、そのことを隠そうとする王女 「邪心だと。奴隷にくせに厚かましい!」 奴隷であっても誇り高いぎいは、その言葉に抑えに抑えた理性が決壊した
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745 :名無しさん@花束いっぱい。[]:2016/03/28(月) 20:31:39.05 ID:aWqW/aV/ - 「王女よ、奴隷であっても私は男だ。あなたに焦がれる男なのだ」
そして強引に王女を自分のものにするぎい・・・・ もちろんそれは許されることではなかった。 ぎいは捉えられ、鎖につながら、むち打ちの拷問を受ける。 命じたのは王女と結婚をたくらむ王の従兄。 むち打ち執行人にムチ打たせるだけでは飽き足らず、 自らもぎいにムチ打つ。従兄の美しいが残酷な笑顔。 むちうち執行人はぎいを慕っていたぎいの弟分だった。 他の人にさせるならせめて自分がと従兄から鞭をうばう執行人。 ぎいを苦しめることに喜びを感じるようになった従兄は、 くさりに繋がれ苦痛に顔をゆがめるぎいにささやく。 「なぜ、お前は奴隷になったか知っているか。 お前の母親がお前を売ったからだよ。
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746 :名無しさん@花束いっぱい。[]:2016/03/28(月) 20:32:31.91 ID:aWqW/aV/ - お前は母に捨てられたのだ」自分は母に捨てられた。
その忌まわしい過去に苦しむぎい。 しかしそのことで王女の苦しみも思い出した。 世継ぎの兄ばかりをかわいがり、王女を邪険にしていた王妃。 そのことで毎晩泣いていた王女。 自分は王女を慰めるために冬に夏の花でも必死に探しにいったのだ。 「王女はこんなに苦しい孤独さを抱えていたのか」と奴隷になった経緯を知ったことで 王女の苦しみを知ることができたぎいは、そのことを喜ぶ。 一方そのころ王女は王の従兄と結婚。結婚して主人となった従兄は、 王女の傲慢さが許せない。
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747 :名無しさん@花束いっぱい。[]:2016/03/28(月) 20:34:57.38 ID:aWqW/aV/ - いつしか手を上げるようになる従兄。
夫を愛せない王女はぎいの元を訪れる。 ぎいは拷問を許され、元の奴隷として働いていた。 王女はぎいを呼び、再び湯あみの世話をしてほしいと頼む。 王女の体を見て、ぎいは言葉を失う。 王女の美しい肌に折檻の痕があったのだ。 思わず抱きすくめるぎい。王女はもう抵抗しなかった。 「ぎいよ、私をどこか遠くへ連れて行ってくれ。 母からも夫からもいらない者と言われた私なのだから、 もはやいなくなっても誰も探しはしない」 「王女様、でも私があなたがほしい。あなただけが。誰もいらない というなら好都合。私のものになってください」逃げ出す二人。 弟分のむち打ち執行人に助けられ、二人は砂漠を逃げ出す。 夕日に照らされた砂漠が金色に輝く。その光の中で愛を交わす二人。
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748 :名無しさん@花束いっぱい。[]:2016/03/28(月) 20:36:30.55 ID:aWqW/aV/ - しかし王女の夫の追手に打たれるぎい。
王女は亡骸をぎいの母に届ける。 「奴隷に売った息子の亡骸などどうでもいいであろうが、 母であれば一度は息子の姿を見たいであろう」泣き崩れる母。 母は貧しく、息子に食べさせることができなかった。 自分の元にいて飢え死にさせるくらいならと奴隷に売ったことを話す母。 母は母なりの愛情があったことを知る王女。 自らも、本当は母に愛されていたのかもしれないと思いなおす王女。 王女はぎいを手厚く弔う。そして夫とは別れ、穢れを清める儀式を経て神殿にこもって 一生を生きることを選ぶ王女。神殿に入る王女。ふと金色の砂漠での束の間の幸福な 時間を思い出す。舞台は黄昏に染まる。花婿の衣装を着たぎいが現れる。回想のデュエット fin
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749 :名無しさん@花束いっぱい。[]:2016/03/28(月) 20:37:59.07 ID:aWqW/aV/ - ×映します
○移します
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756 :名無しさん@花束いっぱい。[]:2016/03/28(月) 21:06:13.36 ID:aWqW/aV/ - 妄想脚本テーマ
誰もが誰かを愛している ただ、愛している けれども、人間の愚かな心は 時として愛する思いを押し殺し自ら拒む 愛していると言えない思いは、いつしか憎しみに変わる・・・
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763 :名無しさん@花束いっぱい。[]:2016/03/28(月) 22:06:29.14 ID:aWqW/aV/ - 砂漠ダンサーズはいませんが、
金色の砂漠に「黄昏時の群舞」が現れます。 主役二人を中心にあかね色のターバンを巻いた 黄昏時の群舞が幻想的に舞います。
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764 :名無しさん@花束いっぱい。[]:2016/03/28(月) 22:24:03.03 ID:aWqW/aV/ - ぎい みりお
王女 かの 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 王(王女を不憫に思うが王妃に逆らえない)組長 王妃(乳母にばかりなついていた王女をうとみ息子だけをかわいがる)じゅりあ 王の従兄(王女と結婚をたくらむ)きき 刑執行人(ぎいを慕う弟分)かれい 王の追手の大将(二人を追う。かつてはぎいを可愛がっていたが主人の従兄に さからえず、泣く泣くぎいを打つ) ちなつ 女官長(実は王妃の手先)ゆき 乳母(幼い王女を愛した唯一の人物)副組長 法院長(王の従兄の友人。ぎいの恋を知り従兄に暴露する。女奴隷を 気に入り無視やり愛人にする)あきら 女奴隷(ぎいを密かに愛する清らかな娘。ぎいを想いながら自死)みれい 神官長(男女の情を知る王女を清め、迎える)桜咲 ぎいの母 たそ ぎいの妹、弟(ぎいを売った金で幸せに育つ)うらら、帆純 黄昏時の群舞S マイティ ぎい(少年時代) ゆうなみ 王女(少女時代)おとくり
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767 :名無しさん@花束いっぱい。[]:2016/03/28(月) 22:40:28.99 ID:aWqW/aV/ - 訂正です
ぎい みりお 王女 かの 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 王(王女を不憫に思うが王妃に逆らえない)組長 王妃(乳母にばかりなついていた王女をうとみ息子だけをかわいがる)じゅりあ 王の従兄(王女と結婚をたくらむ)きき 刑執行人(ぎいを慕う弟分)かれい 王の追手の大将(二人を追う。かつてはぎいを可愛がっていたが主人の従兄に さからえず、泣く泣くぎいを打つ) ちなつ 女官長(実は王妃の手先)ゆき 乳母(幼い王女を愛した唯一の人物)芽吹 法院長(王の従兄の友人。ぎいの恋を知り従兄に暴露する。女奴隷を 気に入り無視やり愛人にする)あきら 女奴隷(ぎいを密かに愛する清らかな娘。ぎいを想いながら自死)みれい 神官長(男女の情を知る王女を清め、迎える)桜咲 ぎいの母 たそ ぎいの妹、弟(ぎいを売った金で幸せに育つ)うらら、帆純 黄昏時の群舞S マイティ ぎい(少年時代) ゆうなみ 王女(少女時代)おとくり
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769 :名無しさん@花束いっぱい。[]:2016/03/28(月) 22:47:15.21 ID:aWqW/aV/ - ポスターのひとこと
「愛している」ただひとこと、そう云えたら
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770 :名無しさん@花束いっぱい。[]:2016/03/28(月) 22:57:15.04 ID:aWqW/aV/ - 追加
看守長の妻(鎖につながれたぎいを解放するよう夫に依頼。その かわりとしてぎいに夜の相手をさせる)いぶ
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771 :名無しさん@花束いっぱい。[]:2016/03/28(月) 22:58:02.16 ID:aWqW/aV/ - 追加
看守長 びっく
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776 :名無しさん@花束いっぱい。[]:2016/03/28(月) 23:49:51.33 ID:aWqW/aV/ - あらすじ追加
王女と結婚した王の従兄 毎晩のように愛し合うも、 そっけない王女の態度が気にかかる。 「もしや、王女もあの奴隷を・・・?」 夫の言葉にぎくりとする王女。 「まさか、なぜ私があんな奴隷などを!」 「では、あの奴隷をもう少し牢につないでおこうと思うが。 王女がやめろと言うなら放してやっても良い」 「あの奴隷は私に無礼を働いたのよ。ずっと閉じ込めおいて かまわらないわ」 心と裏腹なことを言うしかない王女。 愛撫のさなかに夫はささやく。あの奴隷は今日も鞭打たれていたよ。 あの美しい顔がすっかり血まみれだ・・・ その言葉のせいかはたまた愛撫に耐えかねたか、 顔を枕にうずめる王女。夫は王女の本心に気づき、嫉妬の炎を燃やす。 寝室の盆がまわり、鞭の音が遠く響く。ぎいのうめき声。王女のうめき声。 暗転。
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