- 【ランキング】令和元年司法試験8【作成】
22 :氏名黙秘[]:2019/06/27(木) 16:48:22.28 ID:WANuNkB9 - >>21
民訴法 
少なくとも設問2がそれなりに書けている(例後述)もしくは設問2が疎かな場合でも設問1ないし3がある程度正解筋 
刑法 
設問1で欺く行為否定(実行の着手なし、未遂すら成立しない)→窃盗罪の成立、または詐欺罪の成立が説得的。 設問2で学説の対立が1つは書けている(誘導に従い事案処理していることが前提)
 設問3で、具体的事実の錯誤・正当防衛・緊急避難・誤想防衛のうち少なくとも2つが刑法の理論体系に従って書かれている。 
刑訴法 設問1で、本件基準・別件基準・新しい別件基準・実態喪失説について、一応対立をさせつつ、問題文の表を使えている。 逮捕勾留等の要件について具体的事実を拾い検討している。 設問2、可否を端的に処理し、公判前整理手続や権限濫用(防御権への不利益)について検討を加えている。 民訴、設問2のある程度処理している一例 ・自白の定義や第2テーゼから「事実」について主要事実限定説。 ・先行訴訟・後行訴訟における要件事実を明示し、主要事実にあたるかの認定(先行訴訟との関係では主要事実にあたらないが、後行訴訟との関係では主要事実にあたることの指摘) ・訴えの変更の持つ意義についての言及(訴訟資料・事実の共通性) ・後行訴訟との関係で自白が成立し得る問題意識と自説 ・撤回禁止効の根拠と範囲(禁反言・主要事実) ・本件では撤回禁止効を認める根拠が妥当しないのではないかの検討 但し、訴えの変更の持つ意義については、書いている人が他の項目に比べて少ない。
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