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名無しより愛をこめて
ニアミス ◇i1BeVxv./w 代理
仮面ライダー剣Part156【ジレンマに叫ぶ声は】
スーパー戦隊 バトルロワイアル Part2
歴代ライダー主人公が兄弟だったら6

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歴代ライダー主人公が兄弟だったら6
651 :名無しより愛をこめて[sage]:2008/06/20(金) 01:17:31 ID:j7Dekomu0
>>648
最後の真司と連の会話に笑ったw
読破したのは、総司と真司だけか?
スーパー戦隊 バトルロワイアル Part2
191 :名無しより愛をこめて[sage]:2008/06/20(金) 02:18:33 ID:j7Dekomu0


スーパー戦隊 バトルロワイアル Part2
192 :名無しより愛をこめて[sage]:2008/06/20(金) 02:23:06 ID:j7Dekomu0
しかし、明石は港町へと繋がる道ではなく、G3エリアへの道を進み始めた。
「待ってくれ、どこへいくつもりだ」
 当然、制止の声を掛けるヒカル。
「気になることがある。塔から見た時、向こうに祠のようなものが見えた。
 迷宮にはセオリーがあると言ったが、祠のある場所は知っている奴は行きやすく、知らない奴は行きにくいそんな場所にあった。
 妙な場所にあるとは思わないか?」
 平時なら耳を傾けてもいいが、ヒカルにとって、今はどうでもいい内容だった。
 出口を前にしていることが余計にヒカルの心をかき乱す。
「明石、優先すべきことは探索より仲間の捜索だ。そんなこと今は放っておいて一刻も早く進むべきだ。違うかい?」
「……なら少し待っていてくれ。すぐに確認してくる」
 そう言うと今度はヒカルが止める間もなく、明石は駆け出した。
 ヒカルは溜息を吐き、すぐに帰るといった明石の言葉を信じ、待つしかなかった。
 一応、今の今までヒカルは待っていた。しかし、それももう限界だ。
「どうする、待つか?」
 裕作の問いかけにヒカルは否定の言葉を口にする。
「……いや、行こう。明石はひとりでもなんとかする男だ。ここにはメッセージを残しておけばいい」
 グリップフォンにマジチケットを挟むと、ヒカルは呪文を唱えた。魔力を込められ、輝きを放つマジチケット。
 明石が来れば、メッセージを伝える仕掛けだ。
 ヒカルはその場にマジチケットを残すと、裕作らと共に歩き出した。一刻も早く、麗と深雪に会いたい。その一心だった。
 だが、ヒカルは気づいていない。彼らが去った10分後、マジチケットは光を失うと、弾けて消えた。
 能力制限。それは魔法使いたる彼には重く圧し掛かっていた。



 ヒカルと分かれた明石はG3エリアにある祠への道をひた走っていた。
 ヒカルの考えはもっともだった。一刻も早く戻るため、明石は速度を上げる。
 いや、それは理由の2割。8割は別の理由だ。
 ひとつ気づいたことがある。
 少なくともこの遺跡は実際に存在しているものなのだろう。
 素人がこの殺し合いのために適当にでっち上げたものではない。卓越した知識を備えた何者かが何らかの意図を持って設計したものだ。
 その意図に気づいた時、明石は走らずにはいられなかった。
スーパー戦隊 バトルロワイアル Part2
193 :ニアミス ◇i1BeVxv./w 代理[sage]:2008/06/20(金) 02:23:48 ID:j7Dekomu0
 全ては明石の胸に宿る熱き冒険魂のため。
「この中だな」
 全力で走った甲斐もあり、程なくして明石は祠の前へと佇んでいた。
 祠にはその重要性を示すかのように、豪華な装飾と観音開きの扉が設けられている。
「さて、鬼が出るか、蛇が出るか」
 アクセルラーを使い、トラップがないことを一通り確認した後、明石は扉に手を掛けた。
 宝を確認するこの瞬間。カァーっと熱くなる瞬間だ。
 開かれる扉。その奥には黒いアンモナイトの化石のようなものが置かれていた。
 実際に眼にしたことはなかったが、存在が確認されているプレシャスは明石の頭脳に刻まれている。
 明石はそれが何か、瞬時に判断した。
「暗黒の鎧か。ハザードレベルは……予想以上だな」
 暗黒の鎧、ダイノアースからもたらされた禁断のアイテム。装着したら最後、永遠に戦い続ける凶戦士になってしまう呪われた鎧だ。
 明石はアクセルラーのカバーを回し、サーチモードからコマンドモードへと変形させる。
「ボウケンジャー!スタートアップ!!」
 アクセルラーのタービンを回転させることで、パラレルエンジンの力を宿したアクセルスーツを身にまとい、瞬時にボウケンレッドへと変身する明石。
 本来ならプレシャスの回収がボウケンジャーたる自分の使命。だが、暗黒の鎧は相当に危険なプレシャス。
 それにここにあるということはロンが殺し合いを促進させる目的で置いたものだろう。 
「これはここで破壊する!アクセルテクター!!!」
 ボウケンレッドの叫びに応じ、瞬く間に装着される銀色の鎧。
「デュアルクラッシャー!」
 続けて、左腕を掲げるとその手にはデュアルクラッシャー・ミキサーヘッドが握られる。
 ボウケンレッドは抱え込むようにデュアルクラッシャーを構え、暗黒の鎧を狙った。
「ミキサーヘッド!」
 引き金を引くと同時に勢いよく回りだす三つの銃身。後は対象を固める特殊光弾が放たれるのを待つだけだ。
 だが、ボウケンレッドにとって、想定外のことが起こった。
スーパー戦隊 バトルロワイアル Part2
194 :ニアミス ◇i1BeVxv./w 代理[sage]:2008/06/20(金) 02:26:03 ID:j7Dekomu0
 アクセルテクターを装着しているというのに、勢いよく回転する銃身の反動が抑えられない。
「くっ、これは……」
 やがて、発射される特殊光弾。その反作用にボウケンレッドは弾き飛ばされ、遺跡の壁に叩きつけられる。
「どういうことだ、これは」
 幸運なことに発射された光弾は暗黒の鎧に命中したが、これではデュアルクラッシャーをドリルヘッドにしての使用は行えないだろう。
「アクセルテクター解除!」
 ボウケンレッドはアクセルテクターを解除し、胸部に納められた物を確認する。この症状、考えられる原因はひとつしかない。
「やはり」
 本来なら火竜の鱗が収納されているはずの胸部には、ご丁寧にも『残念』という文字が書かれた紙が入っていた。
「事前に抜いておいたというわけか。やるな、ロン」
 火竜の鱗がないアクセルテクターは、それなりに頑丈な鎧でしかない。デュアルクラッシャーの反動を抑えるには火竜の鱗が必須なのだ。
 恐らくそのことを知り、自分への嫌がらせのつもりで鱗を抜いたのだろう。
 だが、考えてみれば、今の時点で気づいたのは幸運といえるかも知れない。
(これは俺が持っておくとするか。少なくとも俺と同じミスをすることは防げるはずだ)
 ディパックにアクセルテクターを入れ、ボウケンレッドは改めて暗黒の鎧に向かって構える。
 デュアルクラッシャーに頼らなくても、破壊だけなら充分に可能。
「ボウケンボー!」
 頭部のライトによって、形作られる赤きマジックハンド。更に内部から刃から飛び出し、瞬時にボウケンジャベリンへとそのフォルムを変える。
 ボウケンレッドは、ボウケンジャベリンを天高く振り上げると、力強く振り回し始めた。
「うぉぉぉぉっ!!!」
 たちまち立ち昇る真っ赤な炎。そして、その炎はボウケンジャベリンの刃へとその力を宿した。
「ジャベリンクラッシュ!」
 叫びと共に袈裟懸けに振り下ろされた一撃は置かれた祠ごと、暗黒の鎧を切り裂く。
 刹那、暗黒の鎧は爆発に包まれ、この世界から消滅した。
スーパー戦隊 バトルロワイアル Part2
195 :ニアミス ◇i1BeVxv./w 代理[sage]:2008/06/20(金) 02:27:30 ID:j7Dekomu0
「ミッション完了だな」
 満足気に煙を上げる祠を見遣ると、ボウケンレッドは徐に踵を返し、元来た道を走り始めた。
 ヒカルの元へと帰るためだ。
 スーツによって強化された肉体は、変身する前とは雲泥の差のスピードをボウケンレッドに与える。
 5分と経たない内にボウケンレッドは遺跡の出口へと辿り着いていた。
 しかし、辺りを見渡すが、ヒカルはどこにも見当たらない。
「先に行ったのか。せっかちな奴だ」
 自分のことを棚に上げ、ぼやくボウケンレッド。
「書置きのひとつでもしておいて欲しかったが……追うとするか」
 ボウケンレッドは変身したまま、南へと進んでいった。
 その道の先に誰もいないと知らぬまま。
仮面ライダー剣Part156【ジレンマに叫ぶ声は】
817 :名無しより愛をこめて[sage]:2008/06/20(金) 02:55:59 ID:j7Dekomu0
ラウズカードデザインで、ジョーカーとアルビノジョーカー版のトランプが発売されたら、
間違いなく購入するんだけどな
本放送が終わって数年経ってから嵌ったので、カードを集めるのは些か大変……


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