- 〜処女崇拝者は人として劣っているpart4〜
995 :Miss名無しさん[sage]:2013/03/01(金) 09:23:59.98 ID:6tLLOYlC - 江戸時代までの日本人の結婚と貞操感は
・支配階級である武家 建前は1対1婚。(※ただし権力者は側室を持つのも一般的) 女性の貞操は重要視。貞操を失えば自害せよと教えられるくらいの厳しさ。 男性の貞操は緩いが、女遊びはプロの女性とすべきとされ、一般婦女子を 手篭めにするようなことは恥とされた。 なお、女性の貞操を重視する代わりに、男性の妻子への保護責任も大きく 問われる。一家を背負えない男はダメな男。 ・富裕層の商人、工人 武家階級への憧れもあり、上記に準じたような価値観であったが、女性の 貞操感、男性の責任感というものが緩くなる。 ・その他大勢 性に奔放で男女とも貞操に関する意識は低かったが、男性の妻子への保 護責任も、今の結婚制度のようには追求されない。自活して生きてゆける 女も多数であったらしい。なお、個人の意思で一途な1対1を実現するカッ プルもちゃんといた。 明治以降、武家文化と西洋文化の融合と、一般人への教育レベルの向上で あらたな貞操観念が形成される。当初は女性のみに強く貞操を求めるもので あったが、大正〜昭和前期には、男性側の貞操観念も高めるべしという風潮 になり、童貞と処女による結婚、一途な夫婦愛、妻子を責任を持って守る夫と 良妻賢母の妻、男は国や社会に仕え、女は夫に仕え、子供達は親を尊敬しろ、 みたいなスタイルが美徳とされた。キリスト教的な純潔思想と、武士道・騎士道 精神のミックス文化という感じだろうか。
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