- 【秀吉の闇】関白秀次切腹事件について その3 [無断転載禁止]©2ch.net
786 :人間七七四年[sage]:2018/10/05(金) 22:20:02.62 ID:Kb+t2XQc - 秀次の武力を用いた謀反の内容については直接的に示す史料はない
もともと謀反の噂と言っても武力で秀吉を倒すという類ではなく、秀吉没後の政権移譲の話 だから当然と言えば当然 「大かうさまくんきのうち」の中に粟野秀用らが秀次に関白職の移譲についての進言をして いたという記述があり、女官の日記においても秀次の謀反の噂について触れており、秀吉の 耳にもこれが入ったので、一連の詰問となった 秀次がどういう反応を示したかは触れられていないが、粟野らの進言に対して否定的な対応 をしなかったのか、申し開きができずに高野山に自ら行くか、秀吉に行かされる事になる 本当に謀反の罪であれば斬罪が適当なところ、事実として高野山行きになる、または自ら 出奔する事を認めるだけで穏便な処理と言える そして秀次が切腹するまでの間、秀次一族や秀次関連の居館には手は付けられていない しかし切腹後は一族への過激なまでの処刑や聚楽第や八幡山城の徹底的な破却を行っている これは秀次切腹という行為に激昂した証。 激昂するには切腹という行為が想定外だったことを示唆しており、これは切腹命令などな かったということ 一方で秀次存命中に粟野秀用らは処刑されており、この事は元々の怒りは家臣らに向けられ ていた事がわかる
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