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236 :人間七七四年[sage]:2016/10/12(水) 11:04:47.29 ID:KK0uFwxp - 7歳の女城主誕生
立花山城督・戸次道雪には後を継がすべき男子がいないのが老齢の本人のみならず大友家の 悩みの種になっていた。そこで大友宗麟は道雪の猶子・鎮連の子で実の大甥に当たる男子(統連か?)を道雪の養子として 立花山城督を継がせその男子が成長するまで道雪と鎮連に後見させてはどうかと道雪と鎮連に諮った しかし道雪はこれを断り次女(長女は夭折)のギン千代に立花城の城督・城領・諸道具の一切を譲った 姫が家督を継ぐのは異例だがこれは然るべき婿養子を迎えるという算段が道雪にあったから出来たこと 道雪には誰を迎えるかの算段がすでにあった。それが宝満山城主・高橋鎮種の長男・千熊丸だった 道雪は弥七郎が幼少のころから目を掛け(スパルタ教育を施し)ていた 一例:ある時二人が食事をしていた時、千熊丸が骨を取りつつ鮎を食しているのを見て道雪は怒り 「武士の子にあるまじき軟弱者!武将たるもの魚は骨ごと食べるべし」 と𠮟りつけたとされる 参照:涙をこらえつつ少年宗茂は URL:http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-7089.html このように厳しい指導を幼少時から道雪から受けていた千熊丸改め高橋統虎は 道雪の婿養子になりのちに「西国無双」と称されるまでの武将に成長する 一方、ギン千代以前の立花山城督になってたかもしれない戸次統連は父が島津への内通を疑われ 義統に誅殺された後に戸次氏の家督を継ぎ名を統常と改め父の汚名を注ぐために島津氏と戦うことを決意する 最後は戸次川の戦いに豊臣勢として参加して長曾我部信親や十河存保らと共に戦死した ギン千代が立花家を継いだ話を少年期宗茂や戸次統常の話と織り交ぜてアップしてみた
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