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23 :人間七七四年[sage]:2015/11/23(月) 13:43:48.12 ID:qBMlgIUG - 「武士の恩返しとつくつくぼうし」
天正九年(1581年)のこと、播磨赤松氏の軍師の律師光影が、二人の家来を連れて、竹田城主(太田垣朝延氏)のところへ、城を明け渡すようにとのりこんできました。怒った朝延は、三人を大路山の滝谷が原で切りすててしまいました。 数年後、村民は三人の霊を慰めるため、三体の石地蔵をつくり、手厚く祭りました。すると、あくる春からこの地蔵堂の付近だけ、つくつくぼうし(つくし)が生えるようになり、村民を驚かせました。 これを、三人の武士の恩返しと考え、のちに、毎年春の日の一日を村民たちは、つくし取りに楽しむようになりました。 (パンフレット「意外。おもろい。竹田城跡から見おろすまちのお話」 竹田むかし話)
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