トップページ > 戦国時代 > 2015年10月09日 > sZtCnp/b

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人間七七四年
歴史作家の作った通説・俗説 [転載禁止]©2ch.net
関ヶ原合戦の真実 [転載禁止]©2ch.net
戦国ちょっといい話42 [転載禁止]©2ch.net

書き込みレス一覧

歴史作家の作った通説・俗説 [転載禁止]©2ch.net
418 :人間七七四年[sage]:2015/10/09(金) 08:29:33.99 ID:sZtCnp/b
>>416
むかし産経新聞の記事で「逆説の日本史によると〜」ってのがあるのを見た時には流石に引いたわ
関ヶ原合戦の真実 [転載禁止]©2ch.net
458 :人間七七四年[sage]:2015/10/09(金) 09:26:35.97 ID:sZtCnp/b
関ヶ原で西軍は結局一度も攻勢に出られなかったから、最初から押されまくって耐え切れず崩壊しただけの戦いだったのは確かなのだろう。
戦国ちょっといい話42 [転載禁止]©2ch.net
800 :人間七七四年[sage]:2015/10/09(金) 18:51:44.43 ID:sZtCnp/b
ある時、黒田如水が作事奉行に、「木くずや用に立たない木の切れ端を、念を入れて取り集め、
風呂屋に渡すように」と申し付けた。ところが

「木くずは、大工が回収したもの以外は長屋の者が皆盗みましたので、少しもありません。」

これを聞いた如水は怒った
「木くずを盗んだ者たちを捕り搦めよ!首を斬るべし!!」
そう厳しく申し付けた。

これを聞いた作事奉行は思った。「如水様は慈悲深く物事に柔らかであるから、このような法度も
徹底しないのだ。これは法度の徹底のために、かえって幸いのことである。」

そう思い注意して作事場を監視し、その夜には早くも木くずを盗んでいるものを見つけ搦め捕らえてみると、
それは草履取りだった。その者の主人は彼が捕らえられたことを迷惑に思い、人を頼んで色々と
詫び言したが、奉行は「固く申し付けられた事であり、許すことは出来ない!」と申し付けた。

奉行は盗人を捕らえたことを手柄立てに如水に申し上げた。如水は内心「たわけたやり方だ」と
思ったが、「よくやった。後で首を斬ろう。」と申し付けた。
奉行は斬首が今日か明日かと思っていたが、4,5日延びた。
如水としては「きっと詫び言が出るだろうから、その時、いかにも厳しく恐れるように言った上で
許すのだ。」と思い、詫び言があるのが遅いと待っていた。

そんな時、留守居の者が作事奉行を同行して罷り出た。作事奉行は聞いた
「木くず盗人は、今夜首を斬るべきでしょうか?長々と縛りおいていると、日夜
その番に人も入ります。」

この言葉に如水は激怒した
「大たわけめ!物をよく聞け!その木くずを盗んだものの首を斬り、盗んだ木くずに、
彼の着物を着せて使ってみ?それが人間の役をすることはない!
人を殺すというのが、どれほど重大なことか解っているのか!?それをおまえは何とも思っていないようだ。
彼を急ぎ赦せ!」

そう申し付けたため。奉行はかえって叱られ、面目もなく盗人の縄を解いた。

「厳しく仰せ付けられたから、見つけ次第に縛ると宣言し、盗人たちに『本来首を斬るべき罪なのだ。
今後構えて盗んではならない。大変なことに成ってしまうぞ。』としたたかに脅し、盗まれぬように
することこそ奉行をする者のやり方なのに、どうして黙って盗ませ、捕らえて、急ぎ首を斬れなどと
申してくるとは。全くもって、主の為にならぬ覚悟である!
己の役をさえ勤め、良きように仕事をすれば、人の迷惑も、主の為も構わぬと考えているのだ。」

如水はそう思ったのであろう、その作事が終わると、この奉行には重ねて役を申し付けること無く、
遠ざけた。このことは、如水が後日語ったものである。

(古郷物語)


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