- 戦国ちょっといい話42 [転載禁止]©2ch.net
16 :人間七七四年[sage]:2015/05/15(金) 01:46:54.12 ID:BTdMBp9q - 住職は随分早く鳴いたものだ、と思いながらも約束のことを思い、早速家康たちを起した。
家康たちは厚く住職にお礼を行って大急ぎで闇の中を出発した。 ところが家康たちが去って間もなく、武田の一隊が家康討伐のために寺を包囲したが、 家康一行は一瞬の差で危機を脱することができたと伝えられている。 後天下を統一した家康は、満光寺の鶏によって危うく命を救われたことを思い 寺領三石を与えて恩に報いたという。 その後、慶安二年(一六四九)三代将軍家光から寺領二十石が与えられた。 「山の吉田の満光寺さまの、とりになりたやにはとりに」 と今でも民謡として唄いつがれている。 以上、昨日ドライブで立ち寄った青龍山満光寺の立て札から書き起こしました。
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