- 戦国ちょっといい話42 [転載禁止]©2ch.net
6 :人間七七四年[]:2015/05/11(月) 19:23:16.44 ID:C/newK1P - こっちか
『今川家の赤薬』と言えば、世の中では急病に用いた場合効能の在る薬だと言われている。 この薬はそもそも、足利将軍光源院(足利義輝)の馬が患った時、乞食斎の僧が三条河原で この馬を見て「たやすく治せる病なのに」と言っているのを、義輝が聞いて治療を望んだ所、 乞食が薬を用いると、たちまち患いは癒えた。 この時、義輝は一宮随巴という弓の師に言って、その薬法を学ばせ書き留めさせた。 そののち義輝が。永禄の変で斃れると、一宮随巴は駿河に下った。 駿河において、今川氏真は薬法などを面白がる人であったので、一宮は氏真にこれを教え、 そうして今川家の薬として世に広まったのである。 (明良洪範)
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