- 戦国ちょっと悪い話28
561 :人間七七四年[sage]:2011/10/29(土) 03:01:51.19 ID:qvYSHBKG - 白鳥十郎小咄
出羽谷地(やち)領主・白鳥十郎長久は 「しらとり・じゅうろう・ながひさ」と世間では呼ばれている しかし江戸後期や明治期の講談では「城取十郎(しろとり・じゅうろう)」と書かれているものも散見される。 白鳥→しらとり・しろとり→城取の当て字かも知れないが 白井(しろい・しらい)といった名字の読み同様、誤解を招くちょっと悪い小咄
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562 :人間七七四年[sage]:2011/10/29(土) 08:32:04.30 ID:qvYSHBKG - 堀喜吽、聞き分けのないお殿様を諌めようとする
長谷堂合戦で西軍敗戦の報を聞いた最上義光(55才)は、 家臣・堀喜吽が「せめて幕下の兵が駆けつけるまで追撃を自重してください」と制止するのを 「大将が先頭を征かずして、そんな臆病な事で味方の士気がどうして上がるのか!俺がいかなきゃ話にならんだろ」と反論し、 先頭に立って上杉勢に追いすがった。 喜吽は「いかに近習の人々、大将を止め奉れ。剛臆の程をば只今御覧候へ (殿自重しろ、誰か殿を止めろ!とりあえず俺が最上の兵を代表して臆病者じゃないのを証明してやる)」と義光の前に馬を進めようとした。 しかし、敵の一斉射撃に襲われ、堀喜吽は弾丸に胸を貫かれ、そのまま帰らぬ身となった。 ・・・諫死だよね?
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565 :人間七七四年[sage]:2011/10/29(土) 11:24:51.51 ID:qvYSHBKG - http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-2969.html
喜吽「前に出るなど鉄砲の的になる様なものです」 義光「わかった!もうちょっとだけなら平気だよ」 喜吽「と、との!」 義光「わかった、わかった!」 喜吽「最上の兵が勇猛なところは私が証明しま(ダーン!」 義光「!(兜に被弾」
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566 :人間七七四年[sage]:2011/10/29(土) 11:46:20.83 ID:qvYSHBKG - 長谷堂の追激戦は
朝の卯の刻(午前六時)から申の刻(午後四時)まで十時間、 一里半(六キロ)の間で、計二十八回の戦闘が行われたと云う。
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